【□株式会社ガードナー】「ミクロを極めるとギョウザが売れる?」image_maidoya3
先般、世間の耳目を集めた餃子事件。多くの報道に接するうちに、食品製造現場ではどのようなレベルの衛生環境が求められているか知った人も多いのではないか。また、食品に限らず、ハイテク時代の製造現場では、さらに高レベルのクリーン環境が要求されることも多い。
 ガードナーが提供しているのは、まさにそのような要求を満たす商品。ナノテクを駆使しながら、さまざまな作業条件に対応したアイテムによって、生産効率アップに貢献している同社の姿勢をお伝えする。
 

□株式会社ガードナー
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飛来物や異物混入を防止、耐熱性の高い素材を使用
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作業する人の安全性・快適性にも配慮が行き届いています
医薬品や食品、更に精密機械製造現場で求められる「クリーン」「安全」「快適」な環境をお届けすること。それが、ガードナーの掲げる使命である。同社が手がけるクリーンスーツ『ADCLEAN-HGシリーズ』は、ハイレベルなクリーン環境を必要とする半導体分野での実績と、そのノウハウを生かして開発された商品群。異物混入対策をはじめとする品質管理基準はもちろんのこと、作業する人の安全性・快適性にも配慮が行き届いている。そのような高品質の商品を開発するまでには、多大な労力も費やされているだろう。ウェアの製造過程を探ってみると、厳密な評価試験が実施されているという背景が見えてきた。
  同社には、JIS-B-9920基準クラス2のクリーンルームが設けられ、そこで、ウェアの品質が徹底的に検証される。まずはタンブリング試験という、ウェアの発塵性をチェックする試験。クリーンルーム内の汚染原因のひとつとして、ウェアからの発塵がある。そのため、クリーンスーツには低発塵性が求められる。タンブラー内でウェアを摩擦させ、空気中の粒子を計測するというものだ。次に、摩擦帯電圧試験という電位の計測試験。ウェアに人工的に摩擦帯電を起こし、電位の減衰が測定される。そして、動作発塵試験。クリーンスーツを実際に着用し、さまざまな動作をおこなった後の空気中の粒子が計測される。最後に、オートクレープ耐久試験。これは、クリーンスーツや付属品等を高圧蒸気滅菌処理した後に、再び菌が付着する程度を評価する試験である。このような厳しい試験をクリアして生まれた商品群が、『ADCLEAN-HGシリーズ』なのだ。
  ウェアだけに限らず、医薬品や食品の製造現場に求められるクリーンアイテムを製造・販売している同社。その長年による実績は、昨今の食品問題に関して警笛を鳴らすとともに、いま本当に求められている安全性をただ一心に見つめ続けているかのように思えてくる。
 
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精密機械製造現場での使用基準をクリアする『ADCLEAN-HGシリーズ』
 

    

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オートクレーブ対応のクリーンスーツ。優れた耐久性で生地の劣化を低減させ、素材からの発塵を防ぎます。


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フロントファスナーの一体型で、トータルバランスに優れたスタンダードクリーンスーツシリーズ。