【セロリー】1センチのせめぎ合いが創りだす美シルエットimage_maidoya3
最近の四季は、ちょっと変だと思いませんか?今までだったら例えばこう。3月から5月くらいまでは暖かい春の気候で、6月の衣替えから8月いっぱいまでが夏。9月から徐々に爽やかな秋の空気に包まれて、12月から本格的な冬を迎える。それが日本の四季の定番型だったはず。だけど最近の気候といえば、4月から初夏の陽気が続いたり、長い夏が終わったと思ったら、とたんに木枯らしのような北風が吹きだしたり。快適な春と秋がどんどん短くなって、夏と冬の2つのシーズンが1年の大半を占めるようになってきたみたい。そのうえ、節電やエコの意識が高まって、今日みたいに寒い日だって、エアコンの温度設定は今までよりだいぶ低め。以前みたいに社内はポッカポカ、というわけにはいかなくなってる。こんなオフィス環境で、これから私達、どんなウェアを着たらいいのかしら。
  そんな女性達の悩みに応えてくれるのが、セロリーの新作オフィスウェアです。最近の四季の移り変わりや環境の変化にしっかり対応して、どんなシーズンでも快適にすごせる斬新なアイデアが盛り込まれたアイテムたち。鮮度抜群のセロリー新作コレクションについて、東京支店の渡辺博孝リーダーにじっくりお話を伺ってきました。
 

セロリー
image_maidoya4
気温の変化に合わせて、様々な着こなしができるオーバーブラウス
image_maidoya5
布をはぎ合わせたパネルカットで立ち座りの姿が美しい!
「おっしゃる通り、このところのオフィス内の環境は大きく変わってきていると思います。例えば夏場は、猛暑に加え、節電指向でエアコンの設定温度も高め。従来のブラウス+ベストでは暑すぎますよね。そこで最近、夏場のオフィスウェアとして、半袖のオーバーブラウスが注目を集めるようになりました。特に震災以降は節電の意識が高まり、一昨年あたりは売り切れ状態が続きました」。
  サラリと1枚着るだけでキチンと感が出せるオーバーブラウスは、従来のベスト+ブラウスの夏スタイルに代わって、関西地区を中心に広がりを見せています。そんな背景もあって、オーバーブラウスといえば半袖というイメージを持っている人が多いかもしれません。その概念を覆し、秋冬~春先も快適に過ごせる長袖タイプのオーバーブラウスを作ろうと、今季セロリーが開発したのが、『ブルーミングチェック』シリーズです。「暑さの残る秋口には、これ1枚でOK。ノーカラーで首元の締め付けもなく、風通しもよくて、見た目も爽やか。ウエスト部分に切り替えしが入っていて軽くシェイプされているので、着るだけで絵になる女性らしいラインが出ます。ウエストの切り替えしから下の部分と袖口は、適度なフリル感があり、フェミニンでシックな印象です」。
  少し肌寒くなってきたら上にカーディガンをプラス。ゆったり目のシルエットなので、もっと寒くなる冬場には、ハイネックのニットインナーなどを組み合わせれば、気温の変化にも自在に対応ができます。素材はポリエステル60%、ウール40%。快適に身体にフィットするしなやかな素材感で、肌触りも優秀。着る人にとってウレシイ、これらのポイントを次々と紹介しながらも、「これは自論なんですが」と、渡辺さんは次のように続けます。「オフィスウェアを着る人の中には、事務職の人たちだけではなく、接客や受付をする、つまり人から見られる立場の人もいるわけですよね。例えば夏場、会社の受付にオーバーブラウスを着ている方たちが並んでいるとします。エコ対策でエアコンの温度はちょっと高め。その中で、こういう、涼し気だけれどキチンと感のあるウェアを着た女性社員の方が並んでいるだけで、『あ、この会社は節電やエコに力に取り組んでいるんだな』ということが、無意識のうちに伝わります。ユニフォームって、着る人のためだけじゃなく、2次的、3次的には、会社の姿勢をアピールできるものでもあると思うんです」。だから、商品開発には、1年以上をかけてじっくりと取り組んでいる、といいます。「企画はもちろん、生地のデザインもオリジナル。サンプルを何度も作成して納得のいくものを作っています」。
  オーバーブラウスのよさはわかるけど、でもやっぱり従来の「ジャケット+ボトムス」のスタイルを続けたい、という人には、新たに開発した『プルフィーネ』と『スクエアドット』の2シリーズがイチ押しです。「素材感のあるブラック地に、ピンストライプを施したのが『プルフィーネ』のシリーズです。ブラックというシンプルな色でありながら、凹凸感で高級感を出したこの生地は、夜洗えば、翌朝には乾いているというイージーケア素材。しかも抗菌・消臭・防汚機能のTioTio加工を施しているので、部屋干ししてもにおわないですし、たばこや食べ物のニオイなどが付く心配もありません」。
  『プルフィーネ』のベストには、肩のあたりから腰ポケットに向かって、光沢感のある素材をつかったパイピングが施されています。ちょうどウエストのあたりで内側にゆるやかに湾曲するラインは、デザイン上のアクセントになると同時に、体型をスッキリ見せる視覚的な効果も期待できます。
  一方、『プルフィーネ』と同じ素材を使って、柄をドットにしたのが『スクエアドット』シリーズ。どちらかというとスッキリ、スタイリッシュなデザインの『プルフィーネ』に対して、こちらはジャケットのラペルにも女性らしい丸みをもたせ、柔らかい印象。ラペルの縁から裾全体にぐるりと施されたパイピングが、全体を引き締めるアクセントになっています。「オフィスウェアは、幅広い年齢層の方が着ますし、デザインの好みも様々。あまり個性を出し過ぎると、落としどころがなくなってきてしまうんです。『プルフィーネ』と『スクエアドット』に関しては、お客さまの需要にしっかりと応えられるベーシックなものを作ろう、ということで開発した新シリーズ。どんな方にも、上品に好印象に着こなしていただけるものとして、これから間違いなく当社の主力商品になっていくでしょう」。
  従来からの定番であるブラウスとベストの組み合わせなら、「着る人のシルエットをいかにキレイに表現するか」を追求し、立ち姿も座った姿も美しく見せてくれる『美映e(みばえ)』シリーズのベストがオススメです。このシリーズの特徴は、「美しい立ち姿を演出するカッティング」、「座ったときにもシワになりにくくお腹周りもカバーしてくれるフロント裾(チェアスリット)」、「肩周りを華奢に見せるショルダーライン」が、3大特徴。「チェアスリットと呼んでいるフロント裾の部分は、パネルカットになっています。着席時には裾が広がるので、シワにならず、きれいなシルエットをキープしてくれるんです。肩の部分も、肩線の縫い目を背中側にずらし、なおかつ立体裁断にすることで肩への負荷が軽くなりました。肩周りのラインが細く見えるという効果もあります。ここまでくると、1、2センチのせめぎ合いっていう感じですが、そこが大事なんですよね(笑)」。『美映e』シリーズは、素材と柄を変えて、3パターン。落ち着いたモノトーンカラーとベーシックな柄で、どんな職種にも対応可能です。二重ポケットやアジャスターベルトなど、美しい着こなしのための内部仕様も、もちろん充実しています。
  ユニフォームを美しく着こなす姿が、そのまま会社のイメージや、エコや節電への意識まで表わす時代。ユニフォームには、そんな予期せぬ影響力があるからこそ、「ユーザーの意見をしっかりと聞いて『着る人』の思いを形にしながら、『見る人』の立場にも立って提案していく、という我々の姿勢も伝えていきたい」と渡辺さんはインタビューを締めくくりました。
  オシャレで着心地が良いだけでなく、上品で、会社の品格さえ上げてくれるセロリーのオフィスウェアシリーズ。ユニフォームとしての快適性を求めつつ、オフィスの印象をワンランクアップしたいとお考えの方は、下記の商品紹介、必見です!
 
image_maidoya6
渡辺リーダー(左)。女性社員のベストはサーモクールツイードシリーズ
 

    

ストライプと無地の2つの表情で凛と装う!品ある仕立てに嬉しい機能をプラスしたプルフィーネシリーズ

夜洗えば朝乾く、イージーケア素材に、部屋干しでもニオわない抗菌防臭のTioTio 加工付き。ジャケット・ベストに、4タイプのスカートとパンツからボトムを選んでコーディネートすれば、ブラック系素材でも多彩な着こなしを楽しめちゃう!ベストの前面に走るパイピングがスタイリッシュ!


上品キレイにのびやかに!リュクスな印象のスクエアドットシリーズ

イージーケア素材と、TioTio加工で、いつでも清潔。ダブルポケット、カーブベルト、らくらくカンなどの機能も備えた、大人かわいいユニフォームといえばコレ。誰にでも似合う、柄・色・スタイルで、これからのセロリーの定番になりそう!