【シンメン】賛否両論?禁断のメーカーが遂に登場!image_maidoya3
安い。時流を読むに敏。瞬発力のある商品企画で、行動が早い。三段鳶など、人気ブランドもある。条件は揃っているハズだが、まいど屋ではなかなか本腰を入れて販売できない竏停・-理由は絶望的な欠品率の高さ。カタログに掲載されている商品が、カタログが刷り上がる頃には既に売り切れている、なんてこともザラにある。それだけ人気があり魅力的ということだが、同時にキケンでもある。
 お客様からご注文頂いた商品をご用意できない、リピートのご注文が入ったときに、前と同じ商品がない。お客様へのご迷惑を避けるため、極めて例外的な対応策として、まいど屋では、シンメン商品に限り、比較的安心して継続販売できるものだけをホームページに掲載している。掲載している商品は、全体の1割ほどでしかない。
 実は今回のインタビューも、直前まで迷いに迷った。特集すべきか、避けるべきか。
 しかし現実に、たくさんのお客様からご注文をいただいている以上、やはり逃げるワケにはいかないのではないか?多くのお客様の声なき声に背中を押され、初めてシンメン本社を訪れ、お話を伺った。

シンメン
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ウェアから小物まで、たくさんのアイテムが掲載されたカタログ
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秋冬商品を、1つ1つ丁寧に説明していただきました
とにかく顧客本位でマーケット重視。あらゆるコダワリを捨て、ユーザーの求める商品作りに徹する。それが、同社へインタビューをした際の率直な感想である。多数の商品ラインナップを誇るのも、ユーザー一人ひとりの声に真摯に耳を傾けるからこそ。仕入れ担当の佐藤さんは言う。「当社では、営業マンが他社の商品も含めて売れ筋を細かく把握し、商品開発しています。それ以外にも、販売店のアドバイスを商品に反映させてつくることも多い。いろんな声を受けて商品を手がけますので、新商品も自然と多くなってしまうんです。今年からは、新商品だけを掲載したカタログの作成も開始しました」。
  確かに、多数の商品ラインナップを誇るのは魅力ではある。しかし、小ロットの生産を手掛けることでコスト的に負担はないのだろうか。「同じ生地でも形が違うといった商品展開をすることにより、アイテム数は増やしながらもコスト的な負担は抑えています。例えば、ある一定量の生地をすべて上着に使用しても、上着・パンツ・帽子・手袋に分けて使用しても、生地の原価は同じですよね。私たちは一つの生地からできるだけ多くの種類のアイテムを作っています。また、同じ型でも様々な生地を使って別の商品を展開する。そうやって、アイテムの種類を増やして選ぶ楽しさを提供する反面、1アイテムの数は少なくなってしまうんです」。欠品率の高さは、より細かなニーズに応えようとするために避けられない代償であるようだ。
  常に「今」求められる服づくりを念頭に置いている同社。今年の秋冬は、どのような商品ラインナップが揃うのだろうか。「今年は、生地の使用がよりカジュアル寄りになっています。特におすすめなのが、シレ加工を施した生地を用いたベスト。ベストはブルゾンと違い、作業中にも袖が邪魔にならない。防寒性と動きやすさを兼ね備えたところが魅力です。もちろん例年同様に、多数のアイテムも展開します。こうした取り組みで、ユーザーはもちろん、他店と差別化を図りたい小売店の要望にも応えることができる。ある意味、使命なんですよ」。
  これからも、細かなニーズにまで精一杯に応えようとする彼らの服づくりに注目していきたい。そんな魅力が、シンメンには溢れている。
 
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幅広い商品展開の理由を熱心に語る佐藤さん
 

    

8011シリーズ

タフな耐久性に綿の優しい肌触りをプラスした、裏綿素材のワークウェア。着る度に体に馴染んでいく、快適な着心地が人気のシリーズ。


810シリーズ

バイオウォッシュ加工を施した、カジュアル感覚あふれるワークウェア。洗い加工で、着用する度に風合いが増す、デニムタッチなシリーズ。