まいど通信


        

まいど!まいど通信編集長の田中です。今、8月31日。もうあと数時間で9月1日。ヤバいです。エグいです。胃が痛いです。この時間に原稿が上がっていないって、どういうこと?夜中のオフィスで、最後の最後に夏休みの宿題を大慌てで始めた子供みたいに焦ってます。
焦ると何も書けなくなる。相変わらず暑くて大変ですね。。。で、後が続かない。残念ながら、全国のまいどファンのみなさんを気遣う余裕も全くなし。今月号はいつもと違う雰囲気で、とりあえず、スタート。

三か月予報
気を取り直して。まいど、ばかばかしいお話を。。。。あ、違う。そうそう、まいどファンの皆さんに、残暑お見舞いのごあいさつ。えー、新聞によりますと、10月いっぱいまで暑い日が続きそう、とのことです。違う、なんだか、人ごとみたいだなぁ。もっと気遣いを。暑さもあと2カ月も続きそうなので、くれぐれもお体に気をつけて。。。。取って付けたようなそっけないコメント。だめだ、こりゃ、では、次。

気が早いですが、秋冬作業服について
ここまで、10分で書き上げました。我ながら、スゴい。猛烈なスピード。キーボードから煙が出そう。リフレッシュのため、とりあえず、タバコを1本、頭スッキリ。ちょっとインチキっぽく行数を稼いだところで、では、本題。
さて、現在、まいど屋ではあと1カ月後に迫った秋冬新商品のリリース準備で、連日連夜、大忙し。新しいカタログだけで30冊もあるから、大変な作業です。全てのページを丹念に読み込んで、データを打ち込み、画面にアップするには、膨大な時間がかかるんです。それで、ついつい、月刊まいど屋の原稿が遅れてしまい。。。あ、話が横道にそれました。
お客さまにとって大事な話なので、単刀直入にお知らせします。どのメーカーも、なかなか力の入った新商品を出していますが、各社の担当者から詳しく話を聞いてみると、今シーズンは大きな問題を抱えていることもわかってきたんです。一言で言うと、生産状況。ほとんどの商品は海外で縫製しているのですが、人件費の高沸など、諸事情で、各社とも生産能力の維持に四苦八苦している模様です。
お客さまにご迷惑がかからないよう、まいど屋もできる限りの調達手配をしていますが、商品によっては早い時期に欠品してしまうものも出てきそうです。お使いになる商品が決まっている場合は、くれぐれもお早めにお申し付けくださいますよう、お願いしておこうかな、と。よし、在庫がなくなりそうなことはお伝えしたぞ。調子が出てきた。次。

今月のテーマはビルメン作業服
「ビルメン」ってご存知ですか?「メン」は「ひと」のことではなく、「メンテナンス」の意。ビルの清掃業などでよく採用されている、カラフルな作業服です。カラーリングが鮮やかな、ツートンタイプが代表的です。ただ、普通の作業服との境界線はかなりあいまいで、まいど屋サイトでも、「ビルメン」に分類している作業服はまいど屋の独断で選んでいます。厳密な定義がないので、お客さまによっては、「これもビルメンじゃない?」とか、「これはちょっと違うなぁ」という商品もあるかもしれません。その辺は、温かい目でお許しくださいね。
で、今回の特集では、まいど屋がこれぞ「ビルメン」と確信した3社の商品をピックアップ。製造業などと違い、ビルや商業施設内の作業では一般のお客さまと接する機会も多いから、やっぱりイメージが大事です。見た目がキレイで、動きやすさや機能性を兼ね備えた人気商品ばかりを集めてみました。業界関係の方、要チェックです!

妖怪大国、日本
西郷隆盛と同い年? 200歳越えの超高齢者?そんな怪談じみた超高齢者が続々「発見」され、さすが長寿大国日本だなぁ、と世界中の羨望を集めているとの新聞報道。そんな「ありえへん」ことがなぜ起きるのか、について。
戸籍データが電子化されて以来、条件づけをしてデータを呼び出すことは非常に簡単になっています。100歳以上の人。明治維新前に生まれた人。その気になれば検索してチェックしてみることは、そんなに難しくなかったはず。今まで発見できなかったのは、そうしたチェックをしてみる発想が全くなかったから。
データが蓄積されていくと、その途中で必ず、未処理のまま残ってしまうものや、入力ミスでデータ自体がおかしいものなど、必ず出てくるんです。まいど屋では、こうした「ありえへん」データや「ちょっとおかしいぞ」というデータを見つけ出し、日々の業務の中で再確認することにしています。
例えばご注文のダブりチェック。お客さまからご注文を頂いた後、もう一度同じお客さまからご注文がくる場合があります。まいど屋のデータシステムは、そこを見逃しません。まだ発送されていないご注文があるうちに別のご注文をいただいた場合は、スタッフがお客さまに連絡をとり、確認しています。ご注文後に何らかの理由でご入金がなく、長い間発送ができないでいるご注文についても全て把握しています。そのようなご注文の場合も、定期的にお客さまにご連絡をし、ご注文の意思を確認するよう努めています。こうしたチェックで、お客さまにご迷惑がかかることを未然に防いでいるんです。ご注文後、まいど屋サポートセンターからそんなお電話がかかってきた場合、どうか面倒がらずにご協力くださいね。

或る焼き肉屋伝
とうとう12時を回って、おなかがすいてきました。空腹で目が回りそうなところで、最後はある焼き肉屋の話。
東京の月島に、素晴らしいサービスをする焼肉店があります。まず、スタッフの元気がいい。接客は完全な体育会系。10人はいるスタッフ全員が絶叫するように受け答えをしますが、引いてしまうお客さんがいないんです。みんな笑顔で、愛想がいいから。皿の説明も的確です。焼き方まで教えてくれて、超親切。そしてウマい。
サービスもスゴいです。食事中、チャンスをうかがってはおしぼりを換える。冷えたおしぼりが皿数より多く、次々に出てきます。お皿をお下げします、はい、おしぼりをどうぞ。ビールのお代りですね、ハイ、おしぼりをどうぞ。二時間程度で何十本もくれる。最初はびっくりして遠慮しますが、店を出るころは、感動して言葉もない。
唐突にこんな話を書いたのは、まいど屋が目指しているサービスの原風景がこの焼き肉屋にあるから。スタッフに知識があって、元気で、親切で、サービスが良くて。
忙しい毎日が続いて初心を忘れそうになったとき、この店に来ます。お客様へのサービスをスタッフ自身が楽しんでいるか。彼らに接して、自分自身に問いかけます。基本を思い出して、次の日、またサポートセンターの業務が始まります。まいど屋にとって、そんな大事な店です。