【コーコス】イマジネーションを刺激する爽やかウェアimage_maidoya3
ビルメン用の作業服というと、機能性や耐久性を重視した実用一点張りのイメージを持つひとも多い。でも、ちょっと待って!
  工場や建築現場の作業服と違い、ビルメンのスタッフは商業施設やオフィスビルのように、多くの人々の目に触れる場所で活動する。つまり、見た目が結構大事。むさくるしいよりは、軽快で明るい印象の方がいい。特に商業施設では清掃スタッフもその場の重要な「キャスト」だと考えるクライアントが多いから、ウェア選びは気が抜けない。
  動きやすいのは当たり前!その上で、好感度アップの爽やかデザインが必須条件。コーコスのビルメンシリーズにはそんな願いをかなえる商品がズラリとラインナップ。今回の取材では営業一部次長の浜辺氏にご登場いただき、オススメ商品の特徴と魅力について、たっぷりとお話を伺った。

コーコス
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スポーティーで爽やかな印象と作業性をベストマッチさせた人気のビルメンウェア。
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商品特徴を丁寧に説明してくれる浜部さん。
「以前は、地味な色合いのスモックが清掃用作業服の定番でした。それが今、シャツやエプロン・チノパンに移行してきています。ユーザーの方が人に見られることを意識するようになってきましたから、どんどんスタイリッシュになってきているんですよ」。インタビューの開口一番、こう強調した浜辺さん。ズラリと並ぶ最新モデルの展示品を前にすると、その話にはかなり説得力がある。淡いパステル調のカラーを多用し、爽やかさを前面に押し立てた商品。カジュアルな雰囲気を最大限に引き出し、軽快感を印象付けるユニフォーム。どれも好感度が高まるように計算された、「いまどき」のデザインを採用している。「実用的かつ機能的でありさえすればいい、という考え方はもう過去のものになっています。ビルメン用のウェアならそれは当たり前の話。そういった仕事服としての基本スペックに、プラスアルファとしての『見栄え』をいかにハメ込んでいけるか。今、一番問われているのは、商品が使われるシーンを想像できるイマジネーション力。現場で働く人がより魅力的に見えるようなウェアをイメージする力。そしてそのイメージを具体的な商品の形として提案できるデザインのセンスなんです」。
  明確に、わかりやすく商品企画の考え方を語る浜辺さん。だが、そういった考えの下、実際に商品をリリースするまでには、かなりの試行錯誤と、膨大な時間がかかるという。「ワークシーンをイメージし、それぞれのシーンに合ったウェアのアイデアを出した後、試作品を作ります。作ったサンプル商品を今度は現場で実際に着用してもらい、モニタリングするんです。商品の開発は、実は試作品を作った後の商品の『磨き上げ』が大事ですし、時間もかかるんです。この段階で企画がボツになったり、デザインを大幅に手直しすることも珍しくありません。納得いくまで何度も繰り返して、やっと完成品がリリースできるんです」。
 
 
 
  ユーザーの声に耳を傾け、次々とヒット商品を生み出しながら、コーコスは次の一手も模索中のようだ。「帽子やウエストバッグなどを展開していくと面白いと思います。施設のカラーコンセプト等を崩さない範囲で、そこで働くスタッフが必要としているものも徐々に増やしていきたい。要は痒いところにも手が届くラインナップを揃えたいんです。また、リスクを恐れず、さくさん生産して在庫の水準も強化したいと思います。ビルメン用のウェアでは、個人よりも会社単位でのご注文が圧倒的に多い。まとまった数量のオーダーがあっても対応できること。これこそが、ビルメン用作業服に求められることですから」。
  さまざまなシーンを想定しながらトレンドを組み合わせ、いかにお客さまのイマジネーションを刺激する商品を提案できるか。また、その供給をスムースに行うことができるか。複眼的な視点から商品開発に取り組むコーコス。彼らが提案するビルメンウェアは、これからのワークシーンをいっそうスタイリッシュに変えてくれることだろう。
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ビルメン以外にも、さまざまな作業服を手がけるコーコス。幅広いラインナップが魅力的。
 

    

A3361シリーズ

“ファンジオーネ(機能)”の名を持つ先進のワークウェア。ファスナーなどの突起物が表面に出ないキズ付け防止仕様がウリ。鮮やかなカラーリングとスマートなフォルムでグッドデザイン賞も受賞。


A821シリーズ

独特のシャリ感で清涼感抜群のトロピカル素材を採用。通気性良好、着心地快適のシリーズ。上着はアクションプリーツを採用するなど、動きやすさもマル。