どんな業界・業種にも時勢による流行り廃りというものがある。日本が高度経済成長の道をひた走っていた1965年、熊本県内には100社ほどのコンクリートブロック製造工場があった。それから約半世紀、現在も営業を続けているのは、わずか10社に過ぎない。有限会社三ツ川ブロック工業(創業1965年)は、そんな数少ない企業の1つである。
同社が今日まで生き残ってきた秘訣はどこにあるのか?その中でユニフォームが果たす役割はどう変わってきているのか?専務取締役の佃嘉幸(つくだ・よしゆき)さんにお話を伺った。
同社が今日まで生き残ってきた秘訣はどこにあるのか?その中でユニフォームが果たす役割はどう変わってきているのか?専務取締役の佃嘉幸(つくだ・よしゆき)さんにお話を伺った。
三ツ川ブロック
専務取締役の佃嘉幸さん
笑顔で話す佃専務。作業服の下にハイネックのセーターを着込んでいる。
■総勢6名で製造から施工まで。小回りの利くブロックメーカー
三ツ川ブロック工業は、コンクリートブロックの製造・販売・施工をメインに、地域の建設ニーズに応えてきた。ブロックは建築現場の必需品。手堅い商売にも思えるが、業界内の生存競争は激しいという。住宅着工数の減少、建築基準の規制強化などの環境変化。加えてホームセンターなどでの安売り販売。かつて隆盛を誇った業界も、当時から存続している会社はほんのわずかだ。そのあたりの事情を、佃専務はこう説明する。「商品がコモディティー化してしまった以上、商品以外に付加価値を付けていかないと、営業的に厳しくなった。我々のように、現場のニーズに合わせたきめ細やかな対応をするなど、サービス面の充実が欠かせません。手広く事業展開していた会社は消えていきましたよ。世代交代も進みましたね」。
同社は社長・専務合わせて総勢6名。小さな会社だからこそ小回りが利き、顧客への対応も機敏に行える。「単に品物を提供するだけでなく、お客さまと気持ちの通い合った仕事をすることがモットー」と話す佃専務。ご自身も営業から配送、工場での製造作業、事務や設計などのデスクワークと、一人で何役もこなすことで、一つひとつ目配りの行き届いた顧客サービスを実践している。
■バリッと着こなすユニフォームは、色とデザインでチョイス
色とデザインが気に入って購入したというユニフォームは、ジーベックの長袖シャツとズボン。私物というベルトも同色系できちんとカラーコーディネートされている。以前着ていたユニフォームは、いかにもブロック工場の作業服という緑がかったグレーの地味なもの。それに比べて現在のユニフォームは青みがかったチャコールグレーで、印象が格段に明るくなった。てきぱきと仕事を進めるプロフェッショナルなイメージも気に入っているようだ。
生地はポリエステル65%・綿35%のバーバリー素材。シャツは春夏でも着用できるタイプで、ズボンに比べて生地が薄くなっている。だが、いくら全シーズンOKとはいえ、さすがに真冬は寒い。この点について佃専務は「真冬のウエアとしては失敗しましたね。春になるまでもう少しのガマンです(笑)」と、中に何枚も着込んだり、ジャンパーを着るなどして防寒対策をしている。
■好調の外構工事。打ち合わせの機会も増え、作業服から営業服へ
現在、同社の事業の内訳は、コンクリートブロック事業が8割、その他の部門が2割。最近は、外構(エクステリア)工事の仕事が増え、嬉しい兆しとなっている。「主に個人宅ですが、住宅メーカーからの受注が年々増え、本腰を入れて取り組んでいきたいですね」。専務自らが設計し、職人を使って施工している。
今や、佃専務にとってのユニフォームとは、取引先企業の信用を得、施主である一般家庭のご主人や奥さまの信頼を得るための営業服でもある。デザインと色で選んだ現在のユニフォームは、そんな佃専務の思いが込められている。
作業服は単に作業をするためだけの服ではない。時に会社の顔として立派な営業服にもなる。佃専務のように現場でも活躍しながら、顧客と接する機会も多い仕事なら、以下の商品をチェックしてみよう。作業時には100%のパフォーマンスを引き出す機能性。客先での好感度をアップするデザイン性。どちらも両立させる商品がきっと見つかるハズだ。
有限会社 三ツ川ブロック工業
〒865-0009 熊本県玉名市三ツ川1513
TEL:0968(74)9401
FAX:0968(74)9171
三ツ川ブロック工業は、コンクリートブロックの製造・販売・施工をメインに、地域の建設ニーズに応えてきた。ブロックは建築現場の必需品。手堅い商売にも思えるが、業界内の生存競争は激しいという。住宅着工数の減少、建築基準の規制強化などの環境変化。加えてホームセンターなどでの安売り販売。かつて隆盛を誇った業界も、当時から存続している会社はほんのわずかだ。そのあたりの事情を、佃専務はこう説明する。「商品がコモディティー化してしまった以上、商品以外に付加価値を付けていかないと、営業的に厳しくなった。我々のように、現場のニーズに合わせたきめ細やかな対応をするなど、サービス面の充実が欠かせません。手広く事業展開していた会社は消えていきましたよ。世代交代も進みましたね」。
同社は社長・専務合わせて総勢6名。小さな会社だからこそ小回りが利き、顧客への対応も機敏に行える。「単に品物を提供するだけでなく、お客さまと気持ちの通い合った仕事をすることがモットー」と話す佃専務。ご自身も営業から配送、工場での製造作業、事務や設計などのデスクワークと、一人で何役もこなすことで、一つひとつ目配りの行き届いた顧客サービスを実践している。
■バリッと着こなすユニフォームは、色とデザインでチョイス
色とデザインが気に入って購入したというユニフォームは、ジーベックの長袖シャツとズボン。私物というベルトも同色系できちんとカラーコーディネートされている。以前着ていたユニフォームは、いかにもブロック工場の作業服という緑がかったグレーの地味なもの。それに比べて現在のユニフォームは青みがかったチャコールグレーで、印象が格段に明るくなった。てきぱきと仕事を進めるプロフェッショナルなイメージも気に入っているようだ。
生地はポリエステル65%・綿35%のバーバリー素材。シャツは春夏でも着用できるタイプで、ズボンに比べて生地が薄くなっている。だが、いくら全シーズンOKとはいえ、さすがに真冬は寒い。この点について佃専務は「真冬のウエアとしては失敗しましたね。春になるまでもう少しのガマンです(笑)」と、中に何枚も着込んだり、ジャンパーを着るなどして防寒対策をしている。
■好調の外構工事。打ち合わせの機会も増え、作業服から営業服へ
現在、同社の事業の内訳は、コンクリートブロック事業が8割、その他の部門が2割。最近は、外構(エクステリア)工事の仕事が増え、嬉しい兆しとなっている。「主に個人宅ですが、住宅メーカーからの受注が年々増え、本腰を入れて取り組んでいきたいですね」。専務自らが設計し、職人を使って施工している。
今や、佃専務にとってのユニフォームとは、取引先企業の信用を得、施主である一般家庭のご主人や奥さまの信頼を得るための営業服でもある。デザインと色で選んだ現在のユニフォームは、そんな佃専務の思いが込められている。
作業服は単に作業をするためだけの服ではない。時に会社の顔として立派な営業服にもなる。佃専務のように現場でも活躍しながら、顧客と接する機会も多い仕事なら、以下の商品をチェックしてみよう。作業時には100%のパフォーマンスを引き出す機能性。客先での好感度をアップするデザイン性。どちらも両立させる商品がきっと見つかるハズだ。
有限会社 三ツ川ブロック工業
〒865-0009 熊本県玉名市三ツ川1513
TEL:0968(74)9401
FAX:0968(74)9171
個人宅外構工事のイメージパース。設計は佃専務ご自身が手がける。
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