日本を支える工業系製造業。工場の作業場では、人びとが汗をかき、油まみれになりながらモノ作りに励んでいる。世界に誇る高精度・高品質な製品は、そんな泥臭い現場から生まれてくる。
熊本県荒尾市に工場を構える社員20名の金属加工メーカー、株式会社不二宮製作所(ふじみやせいさくしょ)もそのひとつだ。汚れるのが当たり前のハードな環境。また、溶接など危険を伴う作業もある。誰もが敬遠するようなタフな仕事に思えるが、黙々と作業をこなす男たちには、モノづくりを愛する職人としてのプライドが満ちている。そんな同社を取材し、彼らの作業服の実情に迫った。
熊本県荒尾市に工場を構える社員20名の金属加工メーカー、株式会社不二宮製作所(ふじみやせいさくしょ)もそのひとつだ。汚れるのが当たり前のハードな環境。また、溶接など危険を伴う作業もある。誰もが敬遠するようなタフな仕事に思えるが、黙々と作業をこなす男たちには、モノづくりを愛する職人としてのプライドが満ちている。そんな同社を取材し、彼らの作業服の実情に迫った。
不二宮製作所
適度にクタ感が出て動きやすく、肌ざわり・着心地も良さそうな綿100%のブルゾン。
マシニングセンターを操作する木下さん。デニムエプロンをよく見ると、お腹のあたりは、切削油や油砥石でかなりひどく汚れている。
■愛用して約10年!モノづくり一筋の金属加工メーカーが選ぶ定番作業服
不二宮製作所は、コンクリート製品を作るための型枠を製作する『製缶』、高精度な金属加工を行う『精密機械加工』、そして製品設計も手がける『営業・事務』の3部門から成る。同社の強みは、各部門の連携による短納期・高精度な製品づくり。通常なら複数社で行う作業が1社で賄えるため、スピーディーに製品化でき、その分、コストダウンにもつながっている。
そんな不二宮製作所のユニフォームは、綿100%の長袖ブルゾンまたは長袖シャツと、お揃いのツータックパンツ。導入されて約10年、コットンツイル素材のしっかりとした作業服からは、いかにもモノづくり一筋の企業らしい実直さが伝わってくる。
ちなみに、作業服は入社時に2着支給される。以降は、会社から半額補助を受けて各自で購入するそうだ。買い替えるタイミングは“汚れた”“破れた”“燃えた”などだというから、現場作業はかなりハード。耐久性のある自重堂の定番ウェア(41600シリーズ)が選ばれたのもうなずける。
■新しいものは営業服に、クタクタになったら現場服に
「馴染みの得意先へは、作業服のまま。車の中でネクタイをサッと締めて伺います。もちろん、スーツを着ることもありますよ」と話すのは、営業・CAD設計担当の松岡さん。現在着ている作業服については「悪くない」と控えめな答えだったが、ある程度着込んで適度にこなれたブルゾンは、身体に馴染んで動きやすく、肌ざわりもとても良さそうに見える。
営業という仕事柄、見た目の印象も大切。これについては、「綿100%は着心地はいいが、シワになりやすい。シワが嫌な人は似た色で好きな素材のものを買っています」とのこと。松岡さんご自身は、生地がクタクタになるまで営業服として着用し、その後は現場服として、工場に入るときに着るそうだ。「シャツを着て工場に行くと、火の粉がシャツとズボンの隙間に入って、後で燃えてくることがあるんですよ(笑)」。松岡さんがブルゾンを着るのは、安全のためでもあるようだ。
■【精密機械加工】御用達!汚れを防ぐデニムエプロン
アイボリーという色は、とかく汚れが目立つ。不二宮製作所の精密機械加工部門では、この“汚れる”という問題を濃紺のデニムエプロンを利用することでカバーしているようだ。
“どこが一番汚れるのか?”“汚れの原因は何か?”この質問に、マシニングセンターのオペレーター・木下さんが答えてくれた。「汚れの主な原因は切削油(せっさくゆ)と油砥石(あぶらといし)。特に汚れるのは、お腹のあたりですね」。
この日、木下さんが行っていたのは、10センチ角ほどの金属の塊を削って窪みをつける加工。図面どおりの仕上がりになるようデータ入力し、金属塊をマシニングセンター内にセットするのだが、この時に腹部が機械に触れて切削油などの汚れがつく。また、削った金属塊の表面を整える作業でも、柔らかい粘土のような油砥石が手にベッタリとつき、頻繁に手が触れるお腹あたりは、どうしてもひどく汚れてしまうようだ。胸から腹、太ももまでカバーしてくれるデニムエプロンは、汚れる現場からウェアを守る同社の必須アイテムだ。
■火を扱い、ダイナミックな動きが求められるタフな現場【製缶部門】
バチバチバチッ!広い工場内の一角で、時折、激しく火の粉が飛び散る。ここで作業しているのは、製缶部門の社員さんたち。橋桁などに使うコンクリート製品を作るための型枠を製作している。
残念ながらお話を伺うことはできなかったが、金属の切断や溶接も頻繁に行われるので、作業服の痛みは相当激しそう。様子を見ていると、数メートルにも及ぶ大きな製作物によじ登ったり、中に入ったりしながら作業を続けている。彼らが現在の作業服を選んだ理由がよくわかる。動きやすくて着心地がよく、火にも強い。すべての条件を満たすウェアが絶対に必要なのだ。
不二宮製作所のように、そんなワークウェアをお探しなら、以下のアイテムをチェックしてみてほしい。いずれも、同じようにハードな仕事をしている全国のお客さまに人気の商品ばかりを集めてみた。まいど屋イチオシのラインナップだ。
株式会社 不二宮製作所
〒864-0025 熊本県荒尾市高浜字前1825-50
TEL:0968(68)1318
FAX:0968(68)5811
HP: http://fujimiya-s.jp
不二宮製作所は、コンクリート製品を作るための型枠を製作する『製缶』、高精度な金属加工を行う『精密機械加工』、そして製品設計も手がける『営業・事務』の3部門から成る。同社の強みは、各部門の連携による短納期・高精度な製品づくり。通常なら複数社で行う作業が1社で賄えるため、スピーディーに製品化でき、その分、コストダウンにもつながっている。
そんな不二宮製作所のユニフォームは、綿100%の長袖ブルゾンまたは長袖シャツと、お揃いのツータックパンツ。導入されて約10年、コットンツイル素材のしっかりとした作業服からは、いかにもモノづくり一筋の企業らしい実直さが伝わってくる。
ちなみに、作業服は入社時に2着支給される。以降は、会社から半額補助を受けて各自で購入するそうだ。買い替えるタイミングは“汚れた”“破れた”“燃えた”などだというから、現場作業はかなりハード。耐久性のある自重堂の定番ウェア(41600シリーズ)が選ばれたのもうなずける。
■新しいものは営業服に、クタクタになったら現場服に
「馴染みの得意先へは、作業服のまま。車の中でネクタイをサッと締めて伺います。もちろん、スーツを着ることもありますよ」と話すのは、営業・CAD設計担当の松岡さん。現在着ている作業服については「悪くない」と控えめな答えだったが、ある程度着込んで適度にこなれたブルゾンは、身体に馴染んで動きやすく、肌ざわりもとても良さそうに見える。
営業という仕事柄、見た目の印象も大切。これについては、「綿100%は着心地はいいが、シワになりやすい。シワが嫌な人は似た色で好きな素材のものを買っています」とのこと。松岡さんご自身は、生地がクタクタになるまで営業服として着用し、その後は現場服として、工場に入るときに着るそうだ。「シャツを着て工場に行くと、火の粉がシャツとズボンの隙間に入って、後で燃えてくることがあるんですよ(笑)」。松岡さんがブルゾンを着るのは、安全のためでもあるようだ。
■【精密機械加工】御用達!汚れを防ぐデニムエプロン
アイボリーという色は、とかく汚れが目立つ。不二宮製作所の精密機械加工部門では、この“汚れる”という問題を濃紺のデニムエプロンを利用することでカバーしているようだ。
“どこが一番汚れるのか?”“汚れの原因は何か?”この質問に、マシニングセンターのオペレーター・木下さんが答えてくれた。「汚れの主な原因は切削油(せっさくゆ)と油砥石(あぶらといし)。特に汚れるのは、お腹のあたりですね」。
この日、木下さんが行っていたのは、10センチ角ほどの金属の塊を削って窪みをつける加工。図面どおりの仕上がりになるようデータ入力し、金属塊をマシニングセンター内にセットするのだが、この時に腹部が機械に触れて切削油などの汚れがつく。また、削った金属塊の表面を整える作業でも、柔らかい粘土のような油砥石が手にベッタリとつき、頻繁に手が触れるお腹あたりは、どうしてもひどく汚れてしまうようだ。胸から腹、太ももまでカバーしてくれるデニムエプロンは、汚れる現場からウェアを守る同社の必須アイテムだ。
■火を扱い、ダイナミックな動きが求められるタフな現場【製缶部門】
バチバチバチッ!広い工場内の一角で、時折、激しく火の粉が飛び散る。ここで作業しているのは、製缶部門の社員さんたち。橋桁などに使うコンクリート製品を作るための型枠を製作している。
残念ながらお話を伺うことはできなかったが、金属の切断や溶接も頻繁に行われるので、作業服の痛みは相当激しそう。様子を見ていると、数メートルにも及ぶ大きな製作物によじ登ったり、中に入ったりしながら作業を続けている。彼らが現在の作業服を選んだ理由がよくわかる。動きやすくて着心地がよく、火にも強い。すべての条件を満たすウェアが絶対に必要なのだ。
不二宮製作所のように、そんなワークウェアをお探しなら、以下のアイテムをチェックしてみてほしい。いずれも、同じようにハードな仕事をしている全国のお客さまに人気の商品ばかりを集めてみた。まいど屋イチオシのラインナップだ。
株式会社 不二宮製作所
〒864-0025 熊本県荒尾市高浜字前1825-50
TEL:0968(68)1318
FAX:0968(68)5811
HP: http://fujimiya-s.jp
溶接や金属カッターで飛び散る火の粉。ハードな作業ににも負けないウェアが絶対に必要だ。
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自重堂 41600シリーズ 不二宮製作所採用!ナチュラルコットン100%のソフトな肌当たりが心地よいワークウェア。ボリューム感のあるツイル素材だから、火や油を使うタフな現場にもオススメの一着。ブルゾンは運動性能を高める背中の「アクションプリーツ」仕様。 |
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ホシ服装 655シリーズ ハードワークにも最適な綿100%ツイル素材を採用したワークウェア。ソフトウォッシュ加工による自然な風合いと肌触りのよさもマル。洗練された都会的デザインで人気のIDESブランド商品。 |
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