無重力パンツって面白そうな作業ズボンがあるぞ。初めて藤和の存在に気付いたのは、ある業界紙を読んでいた時だった。重力を感じないほど軽量なウェア。全国のまいどファンの皆さんとのお付き合いの中で、現場の苦労を知り尽くしているからピンときた。ワークウェアを着て一日中作業していれば、ほんの少しの重量の差が疲労感に大きな違いを生む。それが無重力だなんて、もし本当だとしたら、いったいどれほど多くのお客さまに喜んでいただけるか。
すぐに商品を取り寄せ、驚いた。ウワサは本当だった。まるで空気をまとったような着用感。それでいて、質感はしっかりある。ワークウェアとしての耐久性だって、少しも犠牲になっていない。一度試せば、きっと他のウェアに脱出できなくなる。無重力というネーミングとは裏腹の、強力なグラビティー。こんな作業着があったんだ!そして編集部をさらに感激させたのが、同梱されていた同社の商品カタログ。無重力シリーズだけじゃない。粒のそろったコレクションの数々に目を奪われた。これはまいど屋のラインナップに加えるべきだ。一日も早く。一刻も早く。
正式に取り扱いを決め、つい先日、販売を開始した藤和のコレクション。余談だが、まいど屋としては異例の速さで画面の編集作業を完了し、今回の取材に間に合わせた。全てはまいど屋が味わった感激を読者の皆さんにも体験してもらうために。以下のレポートで、そんな我々の想いが少しでも伝わればと思う。
すぐに商品を取り寄せ、驚いた。ウワサは本当だった。まるで空気をまとったような着用感。それでいて、質感はしっかりある。ワークウェアとしての耐久性だって、少しも犠牲になっていない。一度試せば、きっと他のウェアに脱出できなくなる。無重力というネーミングとは裏腹の、強力なグラビティー。こんな作業着があったんだ!そして編集部をさらに感激させたのが、同梱されていた同社の商品カタログ。無重力シリーズだけじゃない。粒のそろったコレクションの数々に目を奪われた。これはまいど屋のラインナップに加えるべきだ。一日も早く。一刻も早く。
正式に取り扱いを決め、つい先日、販売を開始した藤和のコレクション。余談だが、まいど屋としては異例の速さで画面の編集作業を完了し、今回の取材に間に合わせた。全てはまいど屋が味わった感激を読者の皆さんにも体験してもらうために。以下のレポートで、そんな我々の想いが少しでも伝わればと思う。
藤和
軽量&ストレッチの『無重力パンツ』シリーズ
ストレッチ性抜群の無重力ゾーン『スーパーライトストレッチ』
「大手メーカーと同じ土俵で戦っても、スケールメリットの点でまず勝算はない。それよりも、違う土俵で勝負したほうがいい。必要なのは、絶対的な差別化です。いろんな意味でリスクは大きくなりますが・・・」。そう話すのは、(株)藤和の藤原洋明(ふじわらひろあき)専務。藤和の展示室を見渡すと、専務のこの言葉がストンと身体の中に入ってくる。『無重力パンツ』しかり、『+3レイヤーズ』しかり。それらの勇気ある切り口から、藤和の攻めの姿勢がガンガン伝わってくる。藤原専務が展示品の中から数種類のパンツをテーブルに持ってきて説明を始める。「こちらが、無重力シリーズです。2011年に『無重力パンツ』を発表して3年目。パンツのバリエも増え、新たにトップスも加わったので、すべてまとめて『無重力ゾーン』と表現しています」。
初代無重力パンツ『ウルトラライトストレッチ』は、1)とにかく軽い、2)ストレッチ性があって動きやすい。見た目はフツーのパンツなのに、持ってみると、笑っちゃうほど軽い。その意外すぎる軽量感に、まいどや編集部で初めて手にした時の感動がよみがえる。「ポリエステル100%の中厚手で、重量は約310g(メンズLサイズ)。当社の一般的なパンツと比べて40%も軽く仕上げています。それから、このストレッチ性。ストレッチ素材というと、ポリウレタンを入れるのが一般的ですが、こちらはポリエステル100%でこんなに伸縮性がある。ウエスト部分も生地が伸びる方向で裁断しているので、非常に動きやすくて着心地がいいんです」。
無重力パンツは進化を続ける。翌2012年にはハードワークにも耐える『ストレッチタフ』が登場した。「2年目は強さ、丈夫さにこだわりました。ストレッチ性は初代より若干劣りますが、十分に動きやすい。重量も初代より30g増えただけ。着用感はほとんど変わりません」。
そして3年目。今期は無重力ウインターとして『中綿キルティングパンツ』と『防風ストレッチパンツ』がデビューしている。なお、無重力パンツシリーズは、レディースも充実。1年目はスラックス、2年目には他社ではあまり見られないカーゴパンツも出し、働く女性たちのニーズに応えている。
さて、せっかくなので、ここで無重力シリーズのトップスも紹介しておこう。今春デビューした『スーパーライトストレッチ ロングスリーブジャケット』(型番:846616)は、Lサイズで約210gという、超軽量&超ストレッチのオールシーズンアイテム。これを防寒仕様にしたのが『防風ストレッチ ライトウォームジャケット』(型番:846626)だ。「防寒ながらも伸縮性があって快適なのは、雨風は通さず、ウェア内のムレは放出するストレッチラミネート素材だから。そして背裏上部にフリースを使うことで、表地のストレッチ性を殺すことなく、背や肩の自由な動きを可能にしています」。しなやかな素材、スポーティーなサイドの配色と、着心地もファッション性もGOOD!社名やロゴなどのプリントが入れやくなっているのもウレシイ。
ところで無重力と並んで、藤和が今期、絶対の自信を持っているシリーズがもう一つある。それが新しい重ね着を提案する『+3レイヤーズ』だ。展示室中央には、シリーズ商品をまとったマネキンが、それぞれにコーディネートをキメて立ち並んでいる。「『+3レイヤーズ』では、インナー、ミドル、アウターの組み合わせで、季節や環境に応じた着方の提案をしています。ミドルは発汗量や運動量などに応じて保温性が選べる中間着。アウターの下に一枚重ねて暖かく着られますし、そのままアウターとして着ることもできます」。
では、多彩な商品群のなかから、いくつか紹介してもらおう。まずは、中間着として提案している『ラミネート ロングスリーブジップシャツ』(型番:84235)から。「インナーの上にトレーナーを重ねているような人が、着ぶくれしないでカッコよく着こなすための中間着です。前身と肩は完全防風のストレッチラミネート。裏は汗を素早く吸って拡散するブロックニット。その他の部分は、ストレッチ性のあるマイクロフリース。保温力、透湿性、動きやすさをギュッと集約しているので、快適に着ていただけます」。
同じく中間着としてデビューした『マイクロリップ ロングスリーブジャケット』(型番:84226)は、軽やかな着心地と暖かさがウリ。ミドルとして提案したが、アウターとしての人気も意外と高いという。「メイン素材は、軽量極薄のマイクロリップで、超軽量の中綿入り。脇とヒジ部分に伸縮性のあるマイクロフリースを使用しています。半袖タイプ(型番:842561)は、長袖よりも腕の可動範囲が広く、肩がある分、ベストよりも断然暖かいですよ」。
このほか、視認性の高い蛍光色の防風ウォームジャケットや、ワンランク上のプロ仕様アンダーなど、どれも明確なコンセプトを持ったウェアばかり。やっぱり藤和をまいど屋のコレクションに加えたのは間違いじゃなかった。もっと早く気付いたらよかったです。一通り商品説明が終わったころ、そう謝意を伝えると、藤原専務はこう言ってインタビューを締めくくってくれた。「メーカーからの発信も、お客さまに共感いただけなければ、ひとりよがりで終わってしまいます。ワークウェアってカッコいいね!と言われるまでにならないと・・・。私はこの業界に入って12年になりますが、当初は選ぶ楽しさがありませんでした。人によって、見方によって、ワークにもなり、カジュアルにもなるウェア。そんな、いろいろな捉え方ができるアイテムを出して、ワークウェアの可能性を探っていきたいと思います」。
初代無重力パンツ『ウルトラライトストレッチ』は、1)とにかく軽い、2)ストレッチ性があって動きやすい。見た目はフツーのパンツなのに、持ってみると、笑っちゃうほど軽い。その意外すぎる軽量感に、まいどや編集部で初めて手にした時の感動がよみがえる。「ポリエステル100%の中厚手で、重量は約310g(メンズLサイズ)。当社の一般的なパンツと比べて40%も軽く仕上げています。それから、このストレッチ性。ストレッチ素材というと、ポリウレタンを入れるのが一般的ですが、こちらはポリエステル100%でこんなに伸縮性がある。ウエスト部分も生地が伸びる方向で裁断しているので、非常に動きやすくて着心地がいいんです」。
無重力パンツは進化を続ける。翌2012年にはハードワークにも耐える『ストレッチタフ』が登場した。「2年目は強さ、丈夫さにこだわりました。ストレッチ性は初代より若干劣りますが、十分に動きやすい。重量も初代より30g増えただけ。着用感はほとんど変わりません」。
そして3年目。今期は無重力ウインターとして『中綿キルティングパンツ』と『防風ストレッチパンツ』がデビューしている。なお、無重力パンツシリーズは、レディースも充実。1年目はスラックス、2年目には他社ではあまり見られないカーゴパンツも出し、働く女性たちのニーズに応えている。
さて、せっかくなので、ここで無重力シリーズのトップスも紹介しておこう。今春デビューした『スーパーライトストレッチ ロングスリーブジャケット』(型番:846616)は、Lサイズで約210gという、超軽量&超ストレッチのオールシーズンアイテム。これを防寒仕様にしたのが『防風ストレッチ ライトウォームジャケット』(型番:846626)だ。「防寒ながらも伸縮性があって快適なのは、雨風は通さず、ウェア内のムレは放出するストレッチラミネート素材だから。そして背裏上部にフリースを使うことで、表地のストレッチ性を殺すことなく、背や肩の自由な動きを可能にしています」。しなやかな素材、スポーティーなサイドの配色と、着心地もファッション性もGOOD!社名やロゴなどのプリントが入れやくなっているのもウレシイ。
ところで無重力と並んで、藤和が今期、絶対の自信を持っているシリーズがもう一つある。それが新しい重ね着を提案する『+3レイヤーズ』だ。展示室中央には、シリーズ商品をまとったマネキンが、それぞれにコーディネートをキメて立ち並んでいる。「『+3レイヤーズ』では、インナー、ミドル、アウターの組み合わせで、季節や環境に応じた着方の提案をしています。ミドルは発汗量や運動量などに応じて保温性が選べる中間着。アウターの下に一枚重ねて暖かく着られますし、そのままアウターとして着ることもできます」。
では、多彩な商品群のなかから、いくつか紹介してもらおう。まずは、中間着として提案している『ラミネート ロングスリーブジップシャツ』(型番:84235)から。「インナーの上にトレーナーを重ねているような人が、着ぶくれしないでカッコよく着こなすための中間着です。前身と肩は完全防風のストレッチラミネート。裏は汗を素早く吸って拡散するブロックニット。その他の部分は、ストレッチ性のあるマイクロフリース。保温力、透湿性、動きやすさをギュッと集約しているので、快適に着ていただけます」。
同じく中間着としてデビューした『マイクロリップ ロングスリーブジャケット』(型番:84226)は、軽やかな着心地と暖かさがウリ。ミドルとして提案したが、アウターとしての人気も意外と高いという。「メイン素材は、軽量極薄のマイクロリップで、超軽量の中綿入り。脇とヒジ部分に伸縮性のあるマイクロフリースを使用しています。半袖タイプ(型番:842561)は、長袖よりも腕の可動範囲が広く、肩がある分、ベストよりも断然暖かいですよ」。
このほか、視認性の高い蛍光色の防風ウォームジャケットや、ワンランク上のプロ仕様アンダーなど、どれも明確なコンセプトを持ったウェアばかり。やっぱり藤和をまいど屋のコレクションに加えたのは間違いじゃなかった。もっと早く気付いたらよかったです。一通り商品説明が終わったころ、そう謝意を伝えると、藤原専務はこう言ってインタビューを締めくくってくれた。「メーカーからの発信も、お客さまに共感いただけなければ、ひとりよがりで終わってしまいます。ワークウェアってカッコいいね!と言われるまでにならないと・・・。私はこの業界に入って12年になりますが、当初は選ぶ楽しさがありませんでした。人によって、見方によって、ワークにもなり、カジュアルにもなるウェア。そんな、いろいろな捉え方ができるアイテムを出して、ワークウェアの可能性を探っていきたいと思います」。
様々な着方を提案する『+3レイヤーズ』
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