仮にあなたがレストランのオーナーシェフだったとする。あなたが今着ているコックコート、腰に巻いている前掛け、それからホールスタッフのユニフォームなどは、吟味に吟味を重ね、あれこれ思い悩んでからようやく購入したはずだ。少なくとも自分の仕事に誇りを持ち、より良いお店にするために努力を惜しまず頑張っているひとならば、自分を含めたスタッフ全員のモチベーションを高め、さらにお店の雰囲気まで左右するこうしたウェア類の選定には、自分の子供に名前を付けるのと同じくらい、真剣な注意を払ったはずだ。
もちろん、そうした上辺の、見せかけだけの装飾などは本質を外れた些事に過ぎず、本来、料理店は皿に盛られた料理の出来栄えだけで勝負するべきだと考える硬派な店もあるだろう。立派な心がけだが、では、あなたに聞く。自分の身体にしっかり馴染んだ機能的なウェアが、料理の出来栄えに少しも影響を及ぼさないと言えるだろうか。また、お店のコンセプトにぴったり合ったホールスタッフのユニフォームが、お客さまに与える印象に全く影響しないと自信を持って言い切れるだろうか。来る日も来る日も、あなたはそれを一日中着ているのだ。そして晴れの気分を求めてやってきたお客さまの多くは、舌先の味覚だけでなく、五感を使って特別な時間を味わっているものなのだ。そう、あなたが取るに足らないことだと軽蔑するこれらすべてのことが、実はあなたが追い求めている最高の味わいに直接、そして思った以上に大きく作用している。あなたはそれを知るべきである。料理の門外漢であるまいど屋がプロであるあなたにそんなアドヴァイスをするのは自分でも僭越すぎるとわかっているのだが、それでも言わせてほしい。ユニフォームのプロであるまいど屋の話に、ほんの少しだけでいいから耳を傾けてみてほしい。まいど屋がそう願うのは、あなたが料理に注ぐ情熱に深く共感し、敬意を払っているからこそである。そしてあなたがこれからも心おきなく料理の道を追求し続け、あなたのお店を愛するファンがもっと増えてくれることを願うからである。
料理のクオリティー以外の部分で、お店の価値を高めてくれるウェアが確かにある。はっきりと計測できるような効果がすぐに現れるわけではないが、まるで蟻塚がゆっくりと、しかし確実に成長していくようにじわじわと効いてくる。そんなポテンシャルを秘めたウェアが数多くラインナップしているサンペックスイストのフードサービスユニフォーム。同社商品部のデザイナー、米谷(こめたに)さんに話を伺おう。
もちろん、そうした上辺の、見せかけだけの装飾などは本質を外れた些事に過ぎず、本来、料理店は皿に盛られた料理の出来栄えだけで勝負するべきだと考える硬派な店もあるだろう。立派な心がけだが、では、あなたに聞く。自分の身体にしっかり馴染んだ機能的なウェアが、料理の出来栄えに少しも影響を及ぼさないと言えるだろうか。また、お店のコンセプトにぴったり合ったホールスタッフのユニフォームが、お客さまに与える印象に全く影響しないと自信を持って言い切れるだろうか。来る日も来る日も、あなたはそれを一日中着ているのだ。そして晴れの気分を求めてやってきたお客さまの多くは、舌先の味覚だけでなく、五感を使って特別な時間を味わっているものなのだ。そう、あなたが取るに足らないことだと軽蔑するこれらすべてのことが、実はあなたが追い求めている最高の味わいに直接、そして思った以上に大きく作用している。あなたはそれを知るべきである。料理の門外漢であるまいど屋がプロであるあなたにそんなアドヴァイスをするのは自分でも僭越すぎるとわかっているのだが、それでも言わせてほしい。ユニフォームのプロであるまいど屋の話に、ほんの少しだけでいいから耳を傾けてみてほしい。まいど屋がそう願うのは、あなたが料理に注ぐ情熱に深く共感し、敬意を払っているからこそである。そしてあなたがこれからも心おきなく料理の道を追求し続け、あなたのお店を愛するファンがもっと増えてくれることを願うからである。
料理のクオリティー以外の部分で、お店の価値を高めてくれるウェアが確かにある。はっきりと計測できるような効果がすぐに現れるわけではないが、まるで蟻塚がゆっくりと、しかし確実に成長していくようにじわじわと効いてくる。そんなポテンシャルを秘めたウェアが数多くラインナップしているサンペックスイストのフードサービスユニフォーム。同社商品部のデザイナー、米谷(こめたに)さんに話を伺おう。
サンペックス
明るく気さくな雰囲気のサンペックスの皆さん
バンダナ帽を説明するデザイナーの米谷さん
「和食がユネスコの世界遺産に登録され、2020年には東京オリンピックが開催されることから、特にここ2~3年は、和のジャンルに力を入れて新商品を作っています。おかげさまで順調な伸びを見せていますよ」。米谷さんはそう言って、同社の和装ユニフォームに対する意気込みを話し始めた。彼女によると、和のユニフォームは、着物、作務衣、調理白衣の3種類に大きく分けられる。そして、もちろんそれらは、和食を提供する店の雰囲気に合うようにデザインされている。だが、2016年の新商品は従来のものとは一線を画し、かなり異色で斬新だという。「今年の和の新作は、洋風のお店に向けた和の提案でもあるんです。洋のカタチに和の味付けをするので、コーディネート次第で和洋どちらにも合います。最近は和食、洋食に関係なく、内装を和モダンにしているお店が多いので、そういった所にも幅広く提案できるようにしたんです」。
新商品は男女兼用のショップコートと関連小物。ショップコートはスタンドカラー(JT-6801~6803)と、レギュラー衿(JT-6804~6806)の2タイプ。カラーはブラック、ブラウン、エンジの3色で、袖裏や衿裏にチラ見せ配色を効かせている。「そのまま着るとモダンな洋のイメージですが、バンダナ帽やタイをプラスして和テイストに、ハンチングをかぶって和モダンにと、小物によって雰囲気が変わります。下はスラックスのほか、作務衣パンツを合わせてもOKですよ」。
生地は吸汗速乾でイージーケアなポリエステル100%のエステルスラブ。一方、小物類の前掛、バンダナ帽、タイなどは、手触りもしっかりした綿混素材。後者は十文字柄をあしらった和風デザインでありながら、カフェやライフスタイルショップにもよく似合いそうなモダンな雰囲気を持っている。
さて、せっかくなので、ここで和の人気商品、作務衣にも触れておこう。作務衣は、合わせの上着とパンツを組み合わせたもので、ルーツは禅宗の僧侶たちの作業着。動きやすくて機能的だから、飲食店のユニフォームとしてもぴったりのスタイルだ。「接客向けの作務衣(JT-6750~6754)と、作務衣パンツ(JB-6755~6759)がオススメです。男女兼用でカラーは5色。上下をブラックやネイビーで揃えると職人風ですが、上と下で色を変えたり、前掛やバンダナ帽などと組み合わせたりすることで印象がガラリと変わってきます。素材は遊び心のあるポリエステル100%のヘリンボーン。コーディネート次第で、狙い通りの雰囲気づくりができるところが楽しいんですよね」。
お店をもう少し華やいだ雰囲気にしたいのであれば、同シリーズの茶衣着を合わせてみるのも面白そうだ。「このシリーズでは、接客のバリエーションを考えて、様々な関連アイテムを用意しているんです。例えば、女性の方は茶衣着スカートを合わせて着物風に見せても素敵です。茶衣着スカートは後ろゴム入りでフィット感がよく、動きやすくなっていますよ」。
見た目のよさばかりではなく、実用性を高めるために、様々な工夫も凝らされているという。上着には内ポケット、合わせ部分には外から見えない場所にペン差しが付いている。また、パンツにも一風変わったアイデアをプラスし、使い勝手を格段に高めているようだ。「畳シーンで膝をついてサービスしやすいように、パンツの膝にアクションプリーツを入れています。二重構造なので膝の擦り切れを防ぐのにも効果的ですし、膝に負担がかからないように低反発の膝パッド(別売)を入れることもできます」。作務衣パンツは裾の仕様にも要注目。本来、裾は紐で絞るようにするのが普通だが、これはゴム仕様なのでスポッとはいて、スポッと脱げて、脱ぎ着がカンタン。外側に飾りの紐リボンが付いて、見映えもいい。
それでは次。洋の分野でも使い勝手のいい新商品がしっかり登場しているので紹介しよう。アイテムは、白ベースにカラーパイピングを効かせたショップコート(ET-6822~6825)である。「洋食店やカフェなどの飲食もそうですが、どちらかというとデパ地下や駅ビルなどのデリカ(食品売り場)で導入いただけるアイテムですね。シンプルなデザインなので、帽子やエプロンをコーディネートしていろいろなアレンジができます」。
仕立ては、ヒヨクタイプのファスナー開きで、見た目スッキリ、脱ぎ着がカンタン。ボタンの落下による異物混入も防ぐ。衿元にはテーピースナッパー(ベース布付きのスナップボタン)を使っているので、洗濯などで糸がほつれてスナップが取れることもない。また、生地には制電性があるので静電気によるホコリ吸着もなく、安心して衛生的に着用できる。左胸にパッチポケット、左袖にペン差しポケットが付いて、袖口はコックコートと同様に折り返しを伸ばせば鍋つかみにもなる。要するに、洒落たデザイン性を追求しながら、実用性にも一切妥協のない実力派だということだ。「最近は、洋食店でもベーカリーでもバックヤードとホールを分けない店が増えていますよね。そういったお店できちんと見えるユニフォームをと。これは接客する白ユニフォームなんです」。
それでは、最後に今回のまとめ。サンペックスの新商品は、和洋どちらのショップコートも組み合わせの自由度が高く、コーディネートの幅が広いのが特徴。しかも、小物の形、色、柄が豊富に揃っていて、組み合わせ方でその店らしさが表現できるようになっている。つまり、それはあなたのお店が、あなたの料理のコンセプトに沿った雰囲気で、あなたが思い描いた通りにお客さまをもてなせるようになるということだ。そしてあなたは店のイメージに対する食べログ的なお客さまの評価を恐れることもなくなり、初心に戻って料理に専念できるようになるということだ。まいど屋はこうした好循環が起こることで、あなたのお店のファンが今後ますます増えていくことを確信している。
今回のレポートは、紙面の都合上、ホール系のウェアばかりにスポットを当てたが、最初に話した通り、サンペックスイストにはもちろんあなたが気持ちよく料理に打ち込むための白衣もたくさんある。以下では、本文で紹介した商品の詳しい解説に加え、そうしたあなたのためのウェアも併せて載せておこう。理想のお店を作ろうとしているあなたと、あなたのスタッフに敬意を表して。
新商品は男女兼用のショップコートと関連小物。ショップコートはスタンドカラー(JT-6801~6803)と、レギュラー衿(JT-6804~6806)の2タイプ。カラーはブラック、ブラウン、エンジの3色で、袖裏や衿裏にチラ見せ配色を効かせている。「そのまま着るとモダンな洋のイメージですが、バンダナ帽やタイをプラスして和テイストに、ハンチングをかぶって和モダンにと、小物によって雰囲気が変わります。下はスラックスのほか、作務衣パンツを合わせてもOKですよ」。
生地は吸汗速乾でイージーケアなポリエステル100%のエステルスラブ。一方、小物類の前掛、バンダナ帽、タイなどは、手触りもしっかりした綿混素材。後者は十文字柄をあしらった和風デザインでありながら、カフェやライフスタイルショップにもよく似合いそうなモダンな雰囲気を持っている。
さて、せっかくなので、ここで和の人気商品、作務衣にも触れておこう。作務衣は、合わせの上着とパンツを組み合わせたもので、ルーツは禅宗の僧侶たちの作業着。動きやすくて機能的だから、飲食店のユニフォームとしてもぴったりのスタイルだ。「接客向けの作務衣(JT-6750~6754)と、作務衣パンツ(JB-6755~6759)がオススメです。男女兼用でカラーは5色。上下をブラックやネイビーで揃えると職人風ですが、上と下で色を変えたり、前掛やバンダナ帽などと組み合わせたりすることで印象がガラリと変わってきます。素材は遊び心のあるポリエステル100%のヘリンボーン。コーディネート次第で、狙い通りの雰囲気づくりができるところが楽しいんですよね」。
お店をもう少し華やいだ雰囲気にしたいのであれば、同シリーズの茶衣着を合わせてみるのも面白そうだ。「このシリーズでは、接客のバリエーションを考えて、様々な関連アイテムを用意しているんです。例えば、女性の方は茶衣着スカートを合わせて着物風に見せても素敵です。茶衣着スカートは後ろゴム入りでフィット感がよく、動きやすくなっていますよ」。
見た目のよさばかりではなく、実用性を高めるために、様々な工夫も凝らされているという。上着には内ポケット、合わせ部分には外から見えない場所にペン差しが付いている。また、パンツにも一風変わったアイデアをプラスし、使い勝手を格段に高めているようだ。「畳シーンで膝をついてサービスしやすいように、パンツの膝にアクションプリーツを入れています。二重構造なので膝の擦り切れを防ぐのにも効果的ですし、膝に負担がかからないように低反発の膝パッド(別売)を入れることもできます」。作務衣パンツは裾の仕様にも要注目。本来、裾は紐で絞るようにするのが普通だが、これはゴム仕様なのでスポッとはいて、スポッと脱げて、脱ぎ着がカンタン。外側に飾りの紐リボンが付いて、見映えもいい。
それでは次。洋の分野でも使い勝手のいい新商品がしっかり登場しているので紹介しよう。アイテムは、白ベースにカラーパイピングを効かせたショップコート(ET-6822~6825)である。「洋食店やカフェなどの飲食もそうですが、どちらかというとデパ地下や駅ビルなどのデリカ(食品売り場)で導入いただけるアイテムですね。シンプルなデザインなので、帽子やエプロンをコーディネートしていろいろなアレンジができます」。
仕立ては、ヒヨクタイプのファスナー開きで、見た目スッキリ、脱ぎ着がカンタン。ボタンの落下による異物混入も防ぐ。衿元にはテーピースナッパー(ベース布付きのスナップボタン)を使っているので、洗濯などで糸がほつれてスナップが取れることもない。また、生地には制電性があるので静電気によるホコリ吸着もなく、安心して衛生的に着用できる。左胸にパッチポケット、左袖にペン差しポケットが付いて、袖口はコックコートと同様に折り返しを伸ばせば鍋つかみにもなる。要するに、洒落たデザイン性を追求しながら、実用性にも一切妥協のない実力派だということだ。「最近は、洋食店でもベーカリーでもバックヤードとホールを分けない店が増えていますよね。そういったお店できちんと見えるユニフォームをと。これは接客する白ユニフォームなんです」。
それでは、最後に今回のまとめ。サンペックスの新商品は、和洋どちらのショップコートも組み合わせの自由度が高く、コーディネートの幅が広いのが特徴。しかも、小物の形、色、柄が豊富に揃っていて、組み合わせ方でその店らしさが表現できるようになっている。つまり、それはあなたのお店が、あなたの料理のコンセプトに沿った雰囲気で、あなたが思い描いた通りにお客さまをもてなせるようになるということだ。そしてあなたは店のイメージに対する食べログ的なお客さまの評価を恐れることもなくなり、初心に戻って料理に専念できるようになるということだ。まいど屋はこうした好循環が起こることで、あなたのお店のファンが今後ますます増えていくことを確信している。
今回のレポートは、紙面の都合上、ホール系のウェアばかりにスポットを当てたが、最初に話した通り、サンペックスイストにはもちろんあなたが気持ちよく料理に打ち込むための白衣もたくさんある。以下では、本文で紹介した商品の詳しい解説に加え、そうしたあなたのためのウェアも併せて載せておこう。理想のお店を作ろうとしているあなたと、あなたのスタッフに敬意を表して。
和の新商品と商品部の志村課長、米谷さん
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シンプルの裏に洗練あり!カフェに、オープンキッチンに、どんなシーンでもスタイルよくキマるモダンヨーロピアンスタイル シンプルデザインにカラーパイピングを効かせたコックコート。ファスナー開きで着脱カンタン。ボタンのない仕様で異物混入のリスクを軽減し、制電生地でホコリ吸着の心配もナシ。素材はポリエステル80%、綿20%の交織ポプリン。左胸パッチポケット、左袖ペン差しポケット付き。袖の折り返しは鍋つかみにもなる本格仕様。エプロンや帽子の組み合わせで様々なスタイルを演出可。 |
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和の魅力をピリカラにアレンジ!和柄アクセントの小物とのコーデも楽しいトゥルージャパニーズスタイル 和風の店はもちろん、カフェやライフスタイルストアなど様々なシーンにマッチ。配色がアクセントのタイループが付いたレギュラーカラーと、モダンな印象のスタンドカラーの2タイプ。渋い色味にマットな艶をブレンドした生地は、吸汗速乾で着心地のいい、ポリエステル100%のエステルスラブ。和テイストの小物は、ポリエステル80%、綿20%。 |
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