まいど通信
まいど!まいど通信編集長の田中です。先日、ついにしちゃいました。超常体験。休日出勤した後、帰宅する途中、尻の具合がいつもと違う。触ってみると、あっ、ポケットに財布がない!慌てて会社に戻って、さんざん探したら、出てきた。ゴミ箱の中から。休日だから、もちろん会社には自分しかいないのに、一体どうして?そして今日。腕時計がなくなっていることに気づいて、どうしたんだろうと思ってあちこち探したら、あった。会社の車の座席の下に。車の中で腕時計を外すことなんてないのに。。財布と時計。自分の潜在意識を深読みすれば、お金と時間。いつも予算を気にしながら時間に追われる毎日だから、二つを無意識に遠ざけようとしたのかも。それにしても全く記憶がないってどういうこと?怖い。。
今月のテーマは医療白衣
まいど的メディカルウェア概論。なんだか小難しいタイトルをつけちゃいました。医療白衣系の特集をするときはいつもヘンに構えてしまう悪いクセ。白衣を買うひと達って、きっとアタマのいいお医者さんばかりだろうから、バカにされないように思いっきり背伸びをしとかなきゃ。そう気負い込んで、辞書を引き引き、一番難しそうな漢字を選びます。でも、意気込みが空回りすると後で必ず苦しくなる。編集長のアタマのレベルは中学時代から全く進歩がないから、ドクター相手だと正直言ってしんどいです。やっぱり、いつものように、まいど屋がオススメする、チョーイケてる白衣特集!なんて軽いノリが一番しっくりくるのかなぁ。サブタイトルは、コーヒーでも飲みながら、冷やかし半分に覗いてみてね!ってのはどうだろう。うーん、ちょっと胡散臭い感じがして趣味じゃない。男なら初心に帰って、ここは正面切っての挑戦状。この特集を読んで見やがれ!とびきりの医療白衣が欲しけりゃ、今すぐクリックして買いやがれ!こりゃ、かつてないほど戦闘的なタイトル。オトコの中のオトコ。誰からも一目置かれる威圧感。
何だか気分がよくなってきた。アップしたら間違いなくヒーロー。特集中の3月は天下無敵。社内でも肩で風を切って歩く一ヶ月。でも、あまり調子に乗ると編集部員に怒られるかも。やっぱりやめとこ。
2月14日
年に一度の人民裁判。自分のブサイク度と徳のなさを否応なく実感させられる試練の日。まいど屋社内にもたくさんの女子がいて、普段、それなりにコミュニケーションもうまくいってるから、そりゃ、なんとなく期待しちゃう。連続無収穫記録も今年こそ途切れるんじゃないかと、大それた野望を胸に一日過ごす。昼休みが過ぎ、夕方になって、今か、今かとドキドキしながら待ち構えていると、結構、口の中が乾きます。で、辛抱しきれずに、それとなく周りに聞こえるように独り言を言う。何だかお腹が空いたなぁ。甘いものでもないかなぁ。。。シーンとして反応なし。最後は絶望して露骨に言っちゃう。今日は2月14日だよなぁ。チョコ食べたいなぁ。。。誰も顔を上げず、仕事続行。クールに平静を装っていても、内心はダメージが大きいです。そうか、ココにはギリもないんだ。いつものチームワークのよさは上辺だけだったんだ。孤独死してやる。。。
虚礼廃止で効率よく、なんてのが世の中の流れみたいですけど、やっぱり日本の贈り物文化は大事です。その点、まいど屋のお客さまはよくわかっている。お買い物した商品を誰かにプレゼントするために、ラッピングサービスを依頼するひとがけっこうたくさんいらっしゃいます。型どおりに振る舞うひとは美しいです。日本の伝統美を理解する贈り物女子の皆さま、ラッピングは無料ですから、是非、まいど屋サポートセンターにお申し付けを。そのとき、もし女性スタッフが対応したら、プレゼントがいかに大切か、ついでに説教してやって下さいね。
作業服の日
この原稿を書き始めるまで、すっかり忘れてました。そう言えば、今月29日は作業服の日。この記念日の由来についてはもう何度も書いているので今回は省きます(気になるひとは去年3月号のまいど通信をご覧くださいね)。日本記念日協会にも正式登録された神聖なこの日を祝おうと、全国の作業服ファンに呼びかけ続けてはや5年。まいど屋でもそれなりの覚悟を持って啓蒙活動に取り組んできたつもりだったのに、今年は何たる大失態。肝心の記念イベントの準備を全くしていなかった!
イイワケがましくて恐縮ですが、半年前にはイロイロと企画を検討してたんです。例えば、最も作業着が似合う有名人を選んで表彰する「ベスト作業ギスト」。まいど屋プリゼンツのこのアワード、どこかのホテルで記者発表して大々的にやっちゃおう。肝心の芸能人はxxさんと△△さん。ついては見積り送っておいてね。では、よろしく。
ところが、その場ではいいですねぇって言ってた広告会社の営業さんから、それっきり音沙汰なしです。こっちも日々の忙しさにかまけてついつい連絡しそびれ、今年になってからは完全に頭の中から抜け落ちてました。今からじゃ、もう間に合わない。まいどファンの皆さんには、お詫びのしるしに今年も当日限定のシークレットセールを開催しちゃいます。トップページにはロシアに落っこちた隕石級の衝撃特価が並びますので、是非、御期待下さいね。
まいど屋超専門店化計画
今後のまいど屋のあるべき姿。普段は日々の業務をこなすのに精いっぱいでも、ときたま長期的な視野に立つことだって考えます。一年後、五年後、まいど屋はどんな形をしているんだろ。お客さまが増えて、スタッフの数もさらに増えて、それでも基本的に今と同じことをしているんだろうか。それとも、ちょっとずつでも進化が続いて、気が付いたら現在のまいど屋は、影も形もなくなっているんだろうか。お客さまにもっと喜んでいただけるような変化って、一体何なんだろ。
先日、ずっと探していた答えがあっさりと見つかりました。ネット通販に詳しいある専門家と雑談していたときのこと。そのひとの何気ない言葉が大きなヒントでした。曰く、多くのファンを惹きつけるサイトっていうのは、お客さまのイメージを明確に持って運営している。例えばファッションに気を使う30代のキャリアウーマン。ダブルインカムで収入も高いから、値段よりも質を重視する。そこまでお客さま像を絞り込むと、ショップのコンセプトが俄然、明確になってくる。誰でもウエルカムなページ作りをしたら、結局は誰にもメッセージが伝わらない。
そうか、そうだったんだ!顧みると、これまでのまいど屋ではお客さまの層が広すぎる。10代のフレッシュマンから定年間近のひとまで。男も女も、ときどきその中間の人までいらっしゃる。職種だって製造業からサービス業、OL、そして今回の特集で取り上げたドクターなどと何でもあり。唯一のくくりは仕事でユニフォームを必要としているひと。ただそれだけ。ヨクバリはいけない。もっと範囲を狭めなきゃ。
まいど屋超専門店化計画。まずは20代の女性に限る。あ、それだともったいないので、もう少しだけ大目に見て、35歳まででもいいです。で、もちろん美人に限る。本人がそう言ってるんじゃなく、周りから認められているひとだけにしたいです。既婚、未婚は問いません。男性については、キレイな女性を紹介してくれたひとだけ入店を許可します。でも用事がすんだらなるべく速やかに、できれば10分以内に退店してください。あ、そうだ、もしその人と別れてくれたら、一時間までお買い物を続けても構いません。お前のことは、あとはまいど屋が幸せにするからって言っといてくれたら幸いです。
コンセプトは明瞭。まいど屋で買い物できるのは美形の証し。選ばれし者。わたし、いつもまいどで買ってるんだぁ。え、ウソぉ、すごいね。自分もそうなれるように、がんばらなきゃ。そんな会話が日本中で交わされる。みんなが努力して、お客さまもどんどん増える。うん、いいかも。今後のまいど屋が目指す道。長期的展望に立った、あるべき姿。