【ロングセラー・モデル2530素材の魅力】寅壱の逆襲、社長独占インタビューimage_maidoya3
超超ロングといったフォルム、ピンクやエメラルドグリーンといったカラーバリエーション展開で、業界のイノベーターとなった寅壱は1959年創業。屈強かつ機能性に優れる、独自の定番素材「2530」シリーズは寅壱の代名詞ともいえる。長い歴史があり、その品質は数ある鳶ブランドの中でも群を抜く。廉価商品が巾を利かせるようになった昨今、「2530ブランド」にプレミアムの価値を認めるコアファンをいかに増やすか。寅壱の生き残りをかけたブランド戦略が現在進行中だ。

ロングセラー・モデル2530素材の魅力
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これがウワサの金ドットボタン。腰周りをド派手に演出(7160超超ロング胴付きD)。
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熟練したスタッフが丁寧に仕上げを行う。
「2530とは、東レと当社が組んで開発したポリエステル90%、綿10%の交織ツイル素材を指します。極力ほこりを通さないように、カーボンを練り込むことで制電高価も高めてあります。世に出て30年くらいでしょうか。もちろん進化してきています。トビの方で、10年以上も同じパンツをはき続けてくれた方もいるんです。冥利に尽きます。カラー展開については先代が、女性ファッションを見て着想。毎年、新色を出し、現在までに50色はリリースしたと思います。これからも着てくれるが誇りに感じるような、寅壱を身につけることで職人として名が上がるような存在であり続けたいですね」(代表取締役社長・村上泰仁さん)。
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出荷直前のアイロンがけ。 細かいこだわりも寅壱ならでは。
 

    

【2530シリーズ】

ほこりが付きにくく、発色性に優れる。保温性も高く、しなやかな肌触りを備える。寅壱が誇るベーシック素材、それが「2530」だ。


【7160シリーズ】

裏と表で色が反転する昼夜織を採用。表面は光沢間があり、ボーダーに見えるコントラストが粋。もちろん着心地はソフト。多彩なアイテムもラインナップした。男っぷりを上げるなら、一着は手に入れたいアイテムといえるだろう。