雪が降ろうが、風が吹こうが、朝は来る。外に出ると吐く息が真っ白に立ち昇る。寒いのは苦手だなあって泣きごとを言っても仕方がない。風邪引きそうでも誰も同情してくれない。イヤでも仕事が待っている。
凍てつくような真冬の現場に出かけるなら、それなりの準備をしておきたい。防寒着は当たり前。体にぴったりフィットして体温をキープするインナーウェア。首に巻くだけで体感温度が全く違うというネックウォーマー。ニットキャップにフェイスマスク。防寒靴で足回りのガードも忘れずに。工夫次第で現場仕事は何倍にも快適になる。
冷え症に悩むまいどファンを救いたい!どこかに救世主はいないかなぁ。あれこれ思案してたどり着いたのが今回ご紹介するおたふく手袋。凍えるワーカーの身体を温かく包むさまざまな防寒小物について、詳しくお話を伺ってきた。
凍てつくような真冬の現場に出かけるなら、それなりの準備をしておきたい。防寒着は当たり前。体にぴったりフィットして体温をキープするインナーウェア。首に巻くだけで体感温度が全く違うというネックウォーマー。ニットキャップにフェイスマスク。防寒靴で足回りのガードも忘れずに。工夫次第で現場仕事は何倍にも快適になる。
冷え症に悩むまいどファンを救いたい!どこかに救世主はいないかなぁ。あれこれ思案してたどり着いたのが今回ご紹介するおたふく手袋。凍えるワーカーの身体を温かく包むさまざまな防寒小物について、詳しくお話を伺ってきた。
おたふく
取材に応じてくれた商品企画・営業課長の徳永さん
パッケージやディスプレイにもこだわった『BTパワーストレッチ』シリーズ
「社名は『おたふく手袋』ですけど、冬の主力商品はインナーなんです」。そう話すのは商品企画・営業係長の徳永智彦さん。暖かさに定評のある『BTサーモ』シリーズ(型番:JW141ほか)と、スポーティーで動きやすい『BTパワーストレッチ』シリーズ(型番:JW170ほか)が売れに売れているそうだ。
「BTサーモのアンダーウェアは、ユニクロさんのヒートテックと同様の発熱商品。ですが、売り出したのは当社のほうが先。そこそこ売れていたところにユニクロさんが大々的に発売したものだから、その影響でイッキにブレイクしました(笑)」。
このBTサーモ、暖かさのヒミツは特殊レーヨンの発熱素材『テックサーモ』にある。これが身体から発散される水分(蒸気)に反応して素早く発熱し、2℃以上も温度が上昇するという。「たった2℃と思うでしょ。でも、お風呂で湯温が2℃違うと暖かさが全然違う。ユーザーさんからも、“薄いのに暖かくて驚いた”“○○○○の製品より暖かい”といった声をいただいています」。
商品化のきっかけは、営業先の作業服店でタイツを見かけたことだった。「当時、タイツといえばスキーやスノボの時ぐらい。不思議に思って、売れるんですか?と聞いてみたら、ぼちぼち売れるという。で、これをやってみようと」。
タイツとアンダーシャツでスタート。これが評判となり、ソックスやイヤーウォーマーなどの小物にもバリエーションを広げていく。ユーザーの強いリクエストに応えてウエストウォーマー(腹巻)も作った。「仕事だけでなくプライベートにも愛用している方が多いですね。いったん味を覚えてしまったお客さまが、今度は頭のてっぺんから足の先までトータルに揃えてくれるようになるんです」。
このシリーズ、同じ発熱素材でも組み合わせる素材や製法、厚さによって効果が異なるため、1アイテムずつ温度試験をしてパッケージにデータを載せている。ちなみに最も発熱効果が高いのはオールパイルのソックスで、4℃以上も上昇するそうだ。
抜群の暖かさがウリのBTサーモシリーズが評判となっている一方で、身体の芯まで冷える屋外作業ならともかく、ここまでの暖かさは必要ないという人もいる。また、インナーだってお洒落にカッコよく楽しみたいという人もいる。そんな人たちのニーズに応えたのが、おたふく手袋のもう一つの主力商品『BTパワーストレッチ』のタイツとシャツ。昨シーズンは予想を遥かに上回る売れ行きで、地域によっては9月中旬から品薄に。慌てて増産をかけたが追いつかず、11月中旬で欠品となった人気商品である。
「多機能なスポーツインナーからワークに必要な機能だけを残してコストを抑えています。薄地ですが遠赤外線加工と裏起毛で保温力もしっかりあるんですよ」と徳永さん。ユーザーからは“クオリティが高い”“肌ざわりがいい”と大好評で、野球やゴルフ、ジョギングといったスポーツで着用する人も多いという。
今シーズンは、従来のブラックに加え、新たにライトグリーンやピンクなどのビビッドカラーが新登場。「単体で見ると派手ですが、この上から半袖Tシャツを着ると、腕と首の部分がアクセントカラーになっていい感じです。ウチの社員も白いTシャツと組み合わせて着ています」。
最後に、商品づくりのポリシーを聞いてみると、「仕事をする人のためのアイテムだから、できるだけコストを抑えて、できるだけ機能は高く」と徳永さん。それができるのも作業用手袋で薄利多売のシステムを確立しているからこそだろう。
凍てつく現場できっとあなたの味方になってくれるおたふくの防寒小物。以下に人気のシリーズをまとめてみた。暖かさにナットクし、高いコスパを実感したいひとは要チェック。今度の現場で活躍しそうなアイテムが必ず見つかるハズだ。
「BTサーモのアンダーウェアは、ユニクロさんのヒートテックと同様の発熱商品。ですが、売り出したのは当社のほうが先。そこそこ売れていたところにユニクロさんが大々的に発売したものだから、その影響でイッキにブレイクしました(笑)」。
このBTサーモ、暖かさのヒミツは特殊レーヨンの発熱素材『テックサーモ』にある。これが身体から発散される水分(蒸気)に反応して素早く発熱し、2℃以上も温度が上昇するという。「たった2℃と思うでしょ。でも、お風呂で湯温が2℃違うと暖かさが全然違う。ユーザーさんからも、“薄いのに暖かくて驚いた”“○○○○の製品より暖かい”といった声をいただいています」。
商品化のきっかけは、営業先の作業服店でタイツを見かけたことだった。「当時、タイツといえばスキーやスノボの時ぐらい。不思議に思って、売れるんですか?と聞いてみたら、ぼちぼち売れるという。で、これをやってみようと」。
タイツとアンダーシャツでスタート。これが評判となり、ソックスやイヤーウォーマーなどの小物にもバリエーションを広げていく。ユーザーの強いリクエストに応えてウエストウォーマー(腹巻)も作った。「仕事だけでなくプライベートにも愛用している方が多いですね。いったん味を覚えてしまったお客さまが、今度は頭のてっぺんから足の先までトータルに揃えてくれるようになるんです」。
このシリーズ、同じ発熱素材でも組み合わせる素材や製法、厚さによって効果が異なるため、1アイテムずつ温度試験をしてパッケージにデータを載せている。ちなみに最も発熱効果が高いのはオールパイルのソックスで、4℃以上も上昇するそうだ。
抜群の暖かさがウリのBTサーモシリーズが評判となっている一方で、身体の芯まで冷える屋外作業ならともかく、ここまでの暖かさは必要ないという人もいる。また、インナーだってお洒落にカッコよく楽しみたいという人もいる。そんな人たちのニーズに応えたのが、おたふく手袋のもう一つの主力商品『BTパワーストレッチ』のタイツとシャツ。昨シーズンは予想を遥かに上回る売れ行きで、地域によっては9月中旬から品薄に。慌てて増産をかけたが追いつかず、11月中旬で欠品となった人気商品である。
「多機能なスポーツインナーからワークに必要な機能だけを残してコストを抑えています。薄地ですが遠赤外線加工と裏起毛で保温力もしっかりあるんですよ」と徳永さん。ユーザーからは“クオリティが高い”“肌ざわりがいい”と大好評で、野球やゴルフ、ジョギングといったスポーツで着用する人も多いという。
今シーズンは、従来のブラックに加え、新たにライトグリーンやピンクなどのビビッドカラーが新登場。「単体で見ると派手ですが、この上から半袖Tシャツを着ると、腕と首の部分がアクセントカラーになっていい感じです。ウチの社員も白いTシャツと組み合わせて着ています」。
最後に、商品づくりのポリシーを聞いてみると、「仕事をする人のためのアイテムだから、できるだけコストを抑えて、できるだけ機能は高く」と徳永さん。それができるのも作業用手袋で薄利多売のシステムを確立しているからこそだろう。
凍てつく現場できっとあなたの味方になってくれるおたふくの防寒小物。以下に人気のシリーズをまとめてみた。暖かさにナットクし、高いコスパを実感したいひとは要チェック。今度の現場で活躍しそうなアイテムが必ず見つかるハズだ。
展示室にはニットキャップから長靴まで様々な防寒小物がズラリ
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◆Wの効果で保温力が格段にパワーアップ!パワーストレッチシリーズ スポーティーで動きやすいパワーストレッチは、遠赤外線加工と裏起毛で暖かさも肌触りもGOOD!今期デビューのビビッドカラーは、Tシャツと合わせて効かせ色として楽しむのもニクイ。 |
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◆発熱素材が身体を芯までヒートアップ!BTサーモアンダーウェアシリーズ 着るだけで2℃以上も温度が上がる、あったかインナー。発熱素材『テックサーモ』が、身体が発散する水分(蒸気)に反応して素早く発熱し、温度をキープ。凍てつくような寒い日はシャツ&タイツで完ペキ! |
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