見た目がどうのこうのって、軟弱なコトを言っていようじゃ、仕事はできねぇ。そんな考えをお持ちの方がいたとしたら、このレポートは読まない方がいい。仕事はバリバリこなす。それは当然。その上でプロとしての自分の佇まいにも気を配りたい。そう思うなら、きっとこのインタビューは参考になるはずだ。テーマは「イタリアオヤジに見習う今ドキのモテウェア」。デザインにうるさいワーキングウェア通たちの間で、いま最も注目を集めている「アンドレ・スケッティー」。このブランドを擁するコーコスの最新コレクションについての話題が中心だ。
アンドレ・スケッティーが革新的なのは、デザイン性と着心地、そして使い勝手を高いレベルで両立させている点。あるときはポケットなどのパーツパーツを小さく作って洗練されたイメージを演出する。またあるときは、ワーキングの常識を打ち破る上下別色でのコーディネートを提案し、ワークユニフォームの概念を覆す。そうして生まれてくる美しいシルエットの裏に、仕事着として筋の通った実力を隠し持つ。例えば隠しポケットを使った収納力。例えば腕のツッパリを解消し、作業性を向上させたムーンフォーク。デザインを損なわないように、あくまで控えめに仕込まれた数々の工夫。完成度の高さは袖を通したとたんにハッキリと伝わってくる。
それでもやっぱり軟弱だと思われるだろうか。洗練を極めようとするとき、その本質も骨太になる。頭の固いひとにはそう言い返してやるがいい。本物の華には実力が伴う。インタビューでそう語る、コーコス東京営業所 平井正大所長の話を聞かせてやってほしい。
アンドレ・スケッティーが革新的なのは、デザイン性と着心地、そして使い勝手を高いレベルで両立させている点。あるときはポケットなどのパーツパーツを小さく作って洗練されたイメージを演出する。またあるときは、ワーキングの常識を打ち破る上下別色でのコーディネートを提案し、ワークユニフォームの概念を覆す。そうして生まれてくる美しいシルエットの裏に、仕事着として筋の通った実力を隠し持つ。例えば隠しポケットを使った収納力。例えば腕のツッパリを解消し、作業性を向上させたムーンフォーク。デザインを損なわないように、あくまで控えめに仕込まれた数々の工夫。完成度の高さは袖を通したとたんにハッキリと伝わってくる。
それでもやっぱり軟弱だと思われるだろうか。洗練を極めようとするとき、その本質も骨太になる。頭の固いひとにはそう言い返してやるがいい。本物の華には実力が伴う。インタビューでそう語る、コーコス東京営業所 平井正大所長の話を聞かせてやってほしい。
コーコス信岡
取材に応じてくれた、コーコス東京営業所 平井所長
タイトなライダース風のデザイン A-2220
「ショップの店員さんと話していて、時々悲しくなることがあるんです。お店の中に、作業服が乱雑に積み上げられている。袋を開けてみないと、どんなデザインかもはっきり分からない。それで店員さんに陳列の提案をしてみると、作業服はどれも似たりよったりだからって言う。値段が安ければ、とりあえずお客さんは買ってくれるんだって。作業服を販売するひと自身が、作業服にあまり期待していない。これはちょっとマズいなと。そんな危機感が会社にありました」。アンドレ・スケッティーのシリーズの特徴を尋ねてみると、平井さんは、まず、このシリーズを立ち上げた理由からさかのぼって説明を始めた。「確かにこれまで、作業服はお世辞にもファッション性があるとは言えなかった。我々メーカーの責任もあるんです。それなら、販売店のひと達が喜んでお店に飾りたくなるようなものを作ろうじゃないか。そう考えて開発が始まりました」。
では、ファッション性を高めることが今後のトレンドになるということですか。デザインや高級感、そういった要素が大事になってくるということなんでしょうか。そう問い直すと、平井さんは少し違うと首を振る。「確かに、今までにないスタイリッシュなウェアを作っていくんだという意気込みはあります。でも、ただカッコよくしただけじゃ、カジュアル衣料と変わらなくなっちゃいますよね。我々が作っているのはあくまで作業服。仕事に役立つというのが大前提です。洗練されているけれども、ただのカジュアルもどきになっちゃいけない。アンドレ・スケッティーのシリーズが従来品よりもさらにスペックを高めているのはそんな思いからです。ワークウェアとしての誇りは失っちゃいけない」。
ファッション性と機能性を融合させ、従来とは異質の価値観を私たちに突き付けてきたアンドレ・スケッティーのコレクション。その中でも平井さんが特にオススメだという3シリーズについて、これから紹介していこう。
まず初めは、ヨーロピアンスタイルをコンセプトに企画し、よりカジュアルテイストを強く打ちだした、A-2220シリーズだ。襟はスタンドカラー。胴回り、腕回りが細めで、全体的にタイトでカジュアルな仕上がり。だがもちろん、注目すべきはデザインだけではない。「何度も繰り返しますが、作業着として完成されていなければ意味がない。作業性がよくなければ、一度使ってくれた人だって、すぐに飽きてしまうに違いないんです。このモデルはシャープな見た目にするために、ポケットは小さめにしましたが、ダブル仕立てになっていて、野帳が入る深さも確保しています」。
さらに特徴的なのは、カラーバリエーションに“黒”が加わったこと。「時代の流れと共に、エンドユーザーも世代交代を迎えています。若い社長さんが増え、今までのようなブルーやグリーンはイヤだ、という人も多くなってきた。世代交代と共に、ユニフォームを一新する、そんなときに、このブラックを選ぶ人がたくさんいる」。数がまとまると威圧感を感じさせるブラック色は、ユニフォームとしては今まで敬遠されがちだった。しかし、このA-2220シリーズの黒は、そのライダース風のデザイン性も相まって、スタイリッシュな雰囲気の中に、逆に落ち着きと品のよささえ感じさせる。「これくらいとんがった方が、かえって洗練されて見えるんですよ。実際、ユーザーの皆さんからはかなり好評をいただいています」。
A-2220シリーズでは少しカジュアル感が強すぎると感じる向きには、AS-1720シリーズがオススメだ。デザインをややベーシックに近づけており、保守的な傾向が強い職場でも違和感なく入っていけるはず。「基本的なデザインはオーソドックスですが、ライン使いなどを工夫してシャープな印象を持たせました。A-2220シリーズ同様、ベーシックな中にも最新の機能を取り入れてあり、作業服としての完成度が非常に高いと思います」。
素材は、ポリエステル90%綿、10%。肌に当たる裏面に綿が使われる二重織りになっているので、着心地も良く、生地は厚めでしっかりしている。平井さんが言うように、前見頃に入れた斜めの切り返しで、見た目もスマート。オーソドックスとはいいながらも、ファイヤー柄の背当てなど、ポイントポイントで最先端の流行りをちりばめているのが心憎い。これ見よがしではない、大人の洗練を感じさせる仕上がりだ。
そして最後は、「コーコス一番の自信作」だというA-1150シリーズ。このシリーズが出色なのは、作業服のスペックとして特に要望の高い5つの機能をすべて網羅していること。5つの機能とは、JIS T8118をクリアした「帯電防止規格対応」、汚れがつきにくく、落ちやすい「防汚加工」、首回りにこもりがちな体臭を軽減する「デオドラントネーム」、夜間の視認性を高め、安全性を向上させるの「再帰反射テープ」、そして環境意識の高い企業のユニフォームには必須の「エコマーク認定」だ。
一つ一つを見れば、他の作業服でもよく見られる機能ばかり。しかし、と平井さんは言う。「これら5つの機能をすべて備えた作業服って、たぶん他にはないんじゃないでしょうか。お客さまも、決して価格だけで決めたくはないんです。そんなとき、同じ価格でもこれだけの機能が付いていれば、満足感が断然違う。文字通りのファイブスターって呼んでいいと思います」。
取材の最後に、今後の商品展開について尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきた。「アンドレ・スケッティーシリーズが加わったことで、間違いなくわれわれのコレクションに厚みが出ました。従来の作業着に飽き足りなかったユーザーにアプローチできるようになってきた。使ってくれたお客さまからの評価も非常に高く、リピーターが増えている。もうアンドレはウチの主力ブランドといってもいいでしょう。今後も順次拡大していきますので、どうか期待してください」。
では、ファッション性を高めることが今後のトレンドになるということですか。デザインや高級感、そういった要素が大事になってくるということなんでしょうか。そう問い直すと、平井さんは少し違うと首を振る。「確かに、今までにないスタイリッシュなウェアを作っていくんだという意気込みはあります。でも、ただカッコよくしただけじゃ、カジュアル衣料と変わらなくなっちゃいますよね。我々が作っているのはあくまで作業服。仕事に役立つというのが大前提です。洗練されているけれども、ただのカジュアルもどきになっちゃいけない。アンドレ・スケッティーのシリーズが従来品よりもさらにスペックを高めているのはそんな思いからです。ワークウェアとしての誇りは失っちゃいけない」。
ファッション性と機能性を融合させ、従来とは異質の価値観を私たちに突き付けてきたアンドレ・スケッティーのコレクション。その中でも平井さんが特にオススメだという3シリーズについて、これから紹介していこう。
まず初めは、ヨーロピアンスタイルをコンセプトに企画し、よりカジュアルテイストを強く打ちだした、A-2220シリーズだ。襟はスタンドカラー。胴回り、腕回りが細めで、全体的にタイトでカジュアルな仕上がり。だがもちろん、注目すべきはデザインだけではない。「何度も繰り返しますが、作業着として完成されていなければ意味がない。作業性がよくなければ、一度使ってくれた人だって、すぐに飽きてしまうに違いないんです。このモデルはシャープな見た目にするために、ポケットは小さめにしましたが、ダブル仕立てになっていて、野帳が入る深さも確保しています」。
さらに特徴的なのは、カラーバリエーションに“黒”が加わったこと。「時代の流れと共に、エンドユーザーも世代交代を迎えています。若い社長さんが増え、今までのようなブルーやグリーンはイヤだ、という人も多くなってきた。世代交代と共に、ユニフォームを一新する、そんなときに、このブラックを選ぶ人がたくさんいる」。数がまとまると威圧感を感じさせるブラック色は、ユニフォームとしては今まで敬遠されがちだった。しかし、このA-2220シリーズの黒は、そのライダース風のデザイン性も相まって、スタイリッシュな雰囲気の中に、逆に落ち着きと品のよささえ感じさせる。「これくらいとんがった方が、かえって洗練されて見えるんですよ。実際、ユーザーの皆さんからはかなり好評をいただいています」。
A-2220シリーズでは少しカジュアル感が強すぎると感じる向きには、AS-1720シリーズがオススメだ。デザインをややベーシックに近づけており、保守的な傾向が強い職場でも違和感なく入っていけるはず。「基本的なデザインはオーソドックスですが、ライン使いなどを工夫してシャープな印象を持たせました。A-2220シリーズ同様、ベーシックな中にも最新の機能を取り入れてあり、作業服としての完成度が非常に高いと思います」。
素材は、ポリエステル90%綿、10%。肌に当たる裏面に綿が使われる二重織りになっているので、着心地も良く、生地は厚めでしっかりしている。平井さんが言うように、前見頃に入れた斜めの切り返しで、見た目もスマート。オーソドックスとはいいながらも、ファイヤー柄の背当てなど、ポイントポイントで最先端の流行りをちりばめているのが心憎い。これ見よがしではない、大人の洗練を感じさせる仕上がりだ。
そして最後は、「コーコス一番の自信作」だというA-1150シリーズ。このシリーズが出色なのは、作業服のスペックとして特に要望の高い5つの機能をすべて網羅していること。5つの機能とは、JIS T8118をクリアした「帯電防止規格対応」、汚れがつきにくく、落ちやすい「防汚加工」、首回りにこもりがちな体臭を軽減する「デオドラントネーム」、夜間の視認性を高め、安全性を向上させるの「再帰反射テープ」、そして環境意識の高い企業のユニフォームには必須の「エコマーク認定」だ。
一つ一つを見れば、他の作業服でもよく見られる機能ばかり。しかし、と平井さんは言う。「これら5つの機能をすべて備えた作業服って、たぶん他にはないんじゃないでしょうか。お客さまも、決して価格だけで決めたくはないんです。そんなとき、同じ価格でもこれだけの機能が付いていれば、満足感が断然違う。文字通りのファイブスターって呼んでいいと思います」。
取材の最後に、今後の商品展開について尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきた。「アンドレ・スケッティーシリーズが加わったことで、間違いなくわれわれのコレクションに厚みが出ました。従来の作業着に飽き足りなかったユーザーにアプローチできるようになってきた。使ってくれたお客さまからの評価も非常に高く、リピーターが増えている。もうアンドレはウチの主力ブランドといってもいいでしょう。今後も順次拡大していきますので、どうか期待してください」。
胸のV字の切り替えしがシャープな長袖シャツ
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スマートなフォルムと快適性が大評判!洗練を極めたアンドレ・スケッティー・フォース、AS-1720シリーズ 前身ごろにV字の切り替えしを施し、シンプルな中にもシャープさが際立つ一着。一見、小さめに見える胸ポケットはダブル仕様でたっぷり収納、野帳も入る深さを確保。ファイヤー柄の背裏で、見えないところにもオシャレ心を忘れない。 |
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今どきワーキングギアのスタンダードはタフでクールで、ハイスペック!ファイブスター級の機能性でワーカーを熱くサポートするA-1150シリーズ エコマーク認定、防汚加工、帯電防止規格対応、デオドラントネーム、再帰反射素材。 これらの機能が全て搭載された、「アンドレ スケッティ ファイブスター」は、これからのワーキングスタイルの主流となる兆し。 |
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