【クロダルマ】手強い社長も改宗するミラクルケアimage_maidoya3
今年の夏はマジ暑い。仕事中はもちろん、昼休みに弁当食ってるときだって汗がダラダラ流れてくる。諸悪の根源は今使ってる会社の作業着。重くてモサッとしていて、通気性が悪い。汗で生地がカラダにベットリ張り付いて、キモチ悪いったらありゃしない。ヒドイときには現場に到着する前に背中に汗ジミの世界地図が浮き上がる。今朝は情熱の南米大陸。昼過ぎにはきっと伝説のムー大陸。デザインもつまんないし、いいことなんて一つもない。あ、そういやひとつあった。価格が安いから社長の財布にはチョー快適。現場をギセイにして涼しい顔をしているあの人を、何とか改心させる方法はないのかなぁ。
  社員みんなで集まって、密談を重ねてひらめいた。俺達にはまいど屋があるじゃないか!クロダルマの作業着はすっごくいいらしいよ。チマタで聞いたそんなウワサを思い出し、事務所のパソコンでまいどにアクセス。トップページの「カタログ立ち読み」をパラパラめくる。ミラクルケアだとか、ウェアーマジック、エアーセンサーに氷着シリーズ。なんだか涼しげで着心地のよさそうなアイテムが並んでる。こんなワークウェアなら、社員のモチベーションだって今とは全然違うはず。いい仕事をして、お客さんにも喜ばれて、会社の業績も上がってくる。ケチな経費削減より、よっぽど社長の手取りが増える。明日の朝、まいど屋のこの特集を印刷して、社長の机に置いておこう。目先の利益にこだわるな。いいものはどんどん取り入れよ。費用対効果を最大にせよ。社長がいつも朝礼で言ってる、お気に入りのフレーズを添えて。
 

クロダルマ
image_maidoya4
見た目もカッコいい、ミラクルケアの新商品『25592』
image_maidoya5
新商品『255921』は、背と脇のWメッシュで爽快!
「実は、自分、試作品や競合品をテストするために、実家の畑仕事を手伝っているんです」。そう話すのは、企画課の杉原剛志(すぎはらたけし)課長。営業から企画に移って5年。アイデアを形にしていく商品開発にすっかり魅せられ、今ではプライベートタイムでも親孝行と実益を兼ねて仕事を楽しんでいる。
  「実際に畑で着て動いてみると、ウェアの良し悪しがよ~くわかる。これまで“涼しい”とか“形態安定”とかいわれるものをいろいろ着てみたけれど、ミラクルケアをしのぐ商品に出会ったことはまだないですね」。ミラクルケアとは、VP(Vapor Phase)という形状記憶加工のこと。型崩れしにくい、シワになりにくいなどイージーケア面の機能だけでなく、汗を吸う、乾きが早いなどの特長も併せもつ。クロダルマでは、かれこれ10年以上も前からこのミラクルケア製品を送り出し、長きにわたってワーカーたちの支持を集めてきた。
  その実力のほどは、こう。「脱水をかけずに、びしょびしょのままハンガーにかけて干すと、水の重みで伸ばされながら乾くので、アイロンをかけたようにピンとキレイに仕上がるんです。それに、少しぐらいシワがあっても、着れば人体の蒸気によって自然に伸びてしまいます」。
  さて、ここで商品紹介といきたいところだが、形状記憶加工について、もう少しお付き合いいただきたい。何しろ、ここがクロダルマのこだわりであり、商品のいのちともいえる点なのだから。「形態安定の一般的な加工方法として、生地を樹脂の中に浸して、繊維の隙間を樹脂で埋める方法があります。これは安価にできる反面、洗濯を重ねると樹脂が落ちる、ムレ感がある、などのデメリットがあります。対して、ミラクルケアの形状記憶加工は、薬品で蒸し上げるという方法。製品の形に仕上げたものをハンガーにかけて加工ルームに入れると、ナノサイズの粒子が生地に入り込んで繊維と繊維の間にブリッジを架けるんです。このブリッジでしっかりと繊維が固定されるので、型崩れしないし、洗濯を繰り返しても半永久的に落ちない。しかも、繊維の隙間もガッチリとキープされるので吸汗速乾性も飛躍的に向上するんです」。
  お分かりいただけただろうか。要は、前者は生地にベタッと糊を塗って固めるようなもので、後者は繊維と繊維の隙間を残しつつウェアの形をしっかり保つということ。そして、この違いが涼しさや着心地の差となって現れてくる。「当社では夏物も冬物もこの加工をやっていますが、その良さがいちばん分かるのは夏。洗いっぱなしでもシワになりにくい。汗を吸ったらすぐに拡散して放出するから、乾きも早いしベタつかない。他の商品との差が歴然としているので、一度試してもらえば、文字通り肌で実感していただけると思います。実際のところ、経費節減で安価なものに切り替えたら、やっぱりミラクルケアの方が良かった、と、戻ってこられるお客さまも多いんですよ」。
  クロダルマには、そんなミラクルケアの製品が多数ある。中でも「今年のイチ押し!」という新商品『255921』シリーズは、杉原さん入魂の一作。素材はソフトタッチが気持ちいいポリエステル60%、綿40.%のポプリン。ジャンパーとシャツ(半袖・長袖)には、両脇と背中左右の計4ヵ所にメッシュ。さらにジャンパーには背当メッシュ、シャツでは首まわりに吸汗速乾のニットを配し、爽やかな着心地を追求している。また、こだわりのパンツは美脚シルエット。「膝の位置を高くして、膝元からストンと落とす形。脚が長く見えるようにね。まあ、あまり細身に作ると動きにくいので、ゆったりさせていますが・・・」。このほか、ミラクルケア製品には、ふっくらとした風合いで制電性も備えた『22531』シリーズ、服自体が温度・湿度を快適にコントロールする『2547』シリーズなど、特徴を持ったウェアが目白押しだ。
  ミラクルケア以外なら、メッシュを多用するなどして通気性を高めたエアーセンサーのシリーズ(型番:255411、255881、255821など)や、快適性とデザイン性を両立させたウェアーマジックシリーズ(型番:255461など)の人気が高い。また、その名の通り、「キンキンに冷えた保冷剤で体をダイレクトに冷やしちゃおう!」という大胆発想で開発した氷着(ひょうちゃく)シリーズ(型番:255701など)は、猛暑の季節にはぜひ試してみたい注目商品だろう。いずれもひとクセもふたクセもあるツワモノ揃いなので、以下のスペックをよく見て機能の詳細を確認してみよう。きっとあなたの会社の社長も考えを改めるような、作業の能率アップに役立つウェアが見つかるハズだ。
 
image_maidoya6
保冷剤で体を冷やす『氷着』シリーズ
 

    

こちらもアイロンいらずの形態安定性が大評判!ソフトな風合いもチョー贅沢な255231シリーズ

ソフトでふっくらとした風合いをシワや型崩れを防ぐ形状記憶加工で美しくキープ。吸汗速乾でクールな着心地に加え、背中にはメッシュも入って涼しさUP!素材は綿50%、ポリエステル50%のバーバリー。


この涼しさ、感涙もの!夏場を快適に過ごすための工夫を満載した2547シリーズ

ノーアイロンがうれしいミラクルケアの定番商品。涼しさの秘密は、温度や湿度を自然にコントロールしてくれる高次複重層糸。素材は綿65%、ポリエステル35%のシーティング。涼しげなカラー5色の中からジャストな一着を。