去年の暮れ、月刊まいど屋の編集部宛に一本の電話がかかってきた。まいど屋さんですよね。日本にある作業着ならほとんど全て取り扱ってるって噂の。ホームページを拝見しました。すごいですねえ。これだけよく集めたもんです。改めて眺めてみるとやっぱり壮観です。でも、失礼ですが、まだ一つ足りない気がします。どんな作業着でも必ずあるはずのまいど屋さんに、ウチの商品がないのはどうしてなんでしょう。
電話の主はアタックベースだった。今回の取材でお話を聞いたユニフォーム営業部兼企画開発部の松田部長である。申し訳ありません。存じていました。別に避けているワケじゃないんですが、アタックさんって、関連会社さんを通じて通販のホームページもあるし、小売りのお店もあるし。ある意味、ウチのライバルなんじゃないかと。そうもごもご言って適当に話を切り上げようとしたが、心のどこかに何かが引っ掛かって、いつものビジネスライクな態度をとることができなかった。何か予感のようなものがあったのかもしれない。そりゃ、取り扱いたいのは山々ですが、アタックさんの商品を探しているお客さまなら、アタックさんのホームページを見た方がいいんじゃないかと。まいど屋の出る幕じゃない。そうですよね。電話の双方に少しだけ沈黙があった。そしてしばらく間を置いて、そりゃ違いますと彼が言った。何でも買えるお店なら、何でも買えなきゃいけません。お客さまが真剣に求めている商品なら、たとえそれがライバル会社のものであっても、取り扱わなきゃいけません。ウチの商品にはまいど屋さんのコレクションに加えるだけの価値があるとお約束します。一度会って話をしませんか。漠然とした予感めいたものの正体を、松田部長はハッキリと教えてくれた。そうだ、まいど屋にはどんな作業着だって置いていなくちゃいけないんだ。迷いを振り切り、それから話はとんとん拍子に進んでいった。取材を終えてこのレポートを書きながら、あのときの予感は正しかったのだと今改めて思う。そして以下の本文でアタックベースの実力の一端を紹介することで、読者の皆さんにもそう思っていただけると信じている。
電話の主はアタックベースだった。今回の取材でお話を聞いたユニフォーム営業部兼企画開発部の松田部長である。申し訳ありません。存じていました。別に避けているワケじゃないんですが、アタックさんって、関連会社さんを通じて通販のホームページもあるし、小売りのお店もあるし。ある意味、ウチのライバルなんじゃないかと。そうもごもご言って適当に話を切り上げようとしたが、心のどこかに何かが引っ掛かって、いつものビジネスライクな態度をとることができなかった。何か予感のようなものがあったのかもしれない。そりゃ、取り扱いたいのは山々ですが、アタックさんの商品を探しているお客さまなら、アタックさんのホームページを見た方がいいんじゃないかと。まいど屋の出る幕じゃない。そうですよね。電話の双方に少しだけ沈黙があった。そしてしばらく間を置いて、そりゃ違いますと彼が言った。何でも買えるお店なら、何でも買えなきゃいけません。お客さまが真剣に求めている商品なら、たとえそれがライバル会社のものであっても、取り扱わなきゃいけません。ウチの商品にはまいど屋さんのコレクションに加えるだけの価値があるとお約束します。一度会って話をしませんか。漠然とした予感めいたものの正体を、松田部長はハッキリと教えてくれた。そうだ、まいど屋にはどんな作業着だって置いていなくちゃいけないんだ。迷いを振り切り、それから話はとんとん拍子に進んでいった。取材を終えてこのレポートを書きながら、あのときの予感は正しかったのだと今改めて思う。そして以下の本文でアタックベースの実力の一端を紹介することで、読者の皆さんにもそう思っていただけると信じている。
アタックベース
カジュアルテイストのイケメンウェア『6003-4シリーズ』
トリコロール使いが新鮮な『8003-4』シリーズ
「あのときは、飛び込み営業で大変失礼しました。当社には個人向けだけではなく、会社のユニフォーム用として力のある商品がたくさんあるのですが、これまで十分にアピールしきれていませんでした。それで、これからはもっと積極的に推していこうと・・・。で、それならやっぱりまいど屋さんだったんです」。そう話すのは、ユニフォーム営業部兼企画開発部の松田部長。アタックベースの商品は小売り店向けの短サイクル商品というイメージが強過ぎて、息の長いベーシックな商品に注目が集まることが少なかった。そこで、今一度そういった商品にスポットライトをあて、PRしていこうという目論見らしい。
「自社店舗があり、ホームセンターさんや小売店さんにも商品を出しているので、商品作りは必然的に店で売れるモノになります。また、店という限られた販売スペースの中では、新しく入ってきた商品の数だけ既存商品がはじき出されます。一度はじき出されたら最後、再び入ることは難しいので、そのまま廃番ゆき。ただ、そんな中でもロングセラーと呼んでいい商品がいくつもあるんです。トレンドに左右されない、しっかりとした本質を備えたものです。それらは皆、厳しい競争にさらされても支持され続けている、真に実力ある商品だと思っています」。
なるほど、なるほど。確かにそうでしょう。お客さまに選ばれた商品たち。さぞかしツワモノ揃いでしょう。キラッと光るものがあるのでしょう。・・・で、それって、どんなの?何が、どういいの?この際だから教えてくださいよ。せっかく、こうしてお付き合いが始まったのだから。アタックベースを全く知らない月刊まいど屋読者のため、挨拶代わりのキツイ質問をぶつけると、松田部長は頭を掻きながら説明を始める。まずは発売5年目、綿100%素材のこなれた感と胸のダブルファスナーポケットがカッコいい『6003-4』シリーズから。「他と違うスタイルをしたい方にオススメです。西日本では発売当初から好評をいただき、関東でも2年ぐらい前からジワジワと人気が出てきました。このデザイン、発売当初は“やりすぎ”とか“カジュアルすぎる”と言われましたが、2年目からはそんな声も一切なくなりました。見た目のインパクト以上に、中身が伴っていることが理解されたんだと思います。店売り商品の寿命は平均して3年ぐらいですが、これは5年目でもまだまだ伸び続けていますから」。
お次の商品は『513-4』シリーズ。“安いんだから、こんなもんだろう”の常識を覆し、低価格かつ充実仕様でアタックベースNo.1の販売量を誇る。「価格訴求の商品でありながらスタイリッシュで見た目がいい。同じ価格なら、こっちを買おう!と思えるシリーズです。ブルゾンには背メッシュ、ノーフォークメッシュ、肘プリーツが入って、カーゴパンツのポケットにはケータイ入れも。もう10年以上になるロングセラーで、年数が経ってもお客さまが離れない。多くの会社で制服として採用してもらっています」。
そして、もうひとつ注目したいのが、さりげなく配した赤、白、青のトリコロールカラーが新鮮な『8003-4』シリーズ。発売2年目ながらもコスパの良さでロングセラーが期待されている。「デザインはベーシックですが、トリコロールをアイキャッチに“あっ!”と思わせて手に取っていただく作戦です(笑)。ブルゾンは背にノーフォークメッシュ、脇と袖もメッシュ入り。ニオイ対策として脇とパンツの股に消臭テープを使用し、暑い季節も爽やかに着ていただけます」。素材は綿60%、ポリエステル40%。洒落たデザインにこれだけの機能が付いても価格は控えめ。カラーは人気のグレー、オリーブなど全4色。うち、ネイビーは関東のニーズに応えて今季から加わった。
品質と機能性に優れた商品をお探しのひとには、この他、半袖やカーゴも揃ったフルラインナップのシリーズも紹介しておきたい。15年選手のロングセラー『1105-4』、『223-4』は、どちらも国産生地を使ったド定番として根強い人気。また、『8303-4』シリーズは吸汗速乾と防汚機能をドッキングさせたSSD加工がウリ。「5~6年前だったかな、SSD加工の『8303-4』は業界初でインパクトがありました。ラー油を汗に見立てて生地に付け、ピンセットでつまんで真水の中で軽く振る。すると、ラー油が浮いてくるんです。そんなデモンストレーションで防汚性をガンガンアピールしました。一般的な油脂なら浮いてきますよ。ただし、重油はダメですけど」。
さて、最後は少し毛色を変えて、ワークの枠を超えたカッコいい系『703-4』シリーズで締めくくることにしよう。「HUMMERブランドで大々的に打ち出している新商品で、HUMMERの夏物はこれが初めて。アイテムはブルゾンとカーゴ。生地は細かなヘリンボーン。遠目では縦ストライプに見えるのでシャープな印象です。細身のシルエットですが、3D立体裁断なので非常にラクに動けます。真夏はカーゴにコンプレッションを組み合わせてね。西日本に多い着こなしですが、コンプレッション1枚の方がダンゼン涼しい」。
まだまだ語るに尽きない商品が多々あるが、今回はこのへんで。アタックベースの実力ある商品をもっと知りたい方は、以下に詳しく紹介しておくので、よ~くご覧ください。
「自社店舗があり、ホームセンターさんや小売店さんにも商品を出しているので、商品作りは必然的に店で売れるモノになります。また、店という限られた販売スペースの中では、新しく入ってきた商品の数だけ既存商品がはじき出されます。一度はじき出されたら最後、再び入ることは難しいので、そのまま廃番ゆき。ただ、そんな中でもロングセラーと呼んでいい商品がいくつもあるんです。トレンドに左右されない、しっかりとした本質を備えたものです。それらは皆、厳しい競争にさらされても支持され続けている、真に実力ある商品だと思っています」。
なるほど、なるほど。確かにそうでしょう。お客さまに選ばれた商品たち。さぞかしツワモノ揃いでしょう。キラッと光るものがあるのでしょう。・・・で、それって、どんなの?何が、どういいの?この際だから教えてくださいよ。せっかく、こうしてお付き合いが始まったのだから。アタックベースを全く知らない月刊まいど屋読者のため、挨拶代わりのキツイ質問をぶつけると、松田部長は頭を掻きながら説明を始める。まずは発売5年目、綿100%素材のこなれた感と胸のダブルファスナーポケットがカッコいい『6003-4』シリーズから。「他と違うスタイルをしたい方にオススメです。西日本では発売当初から好評をいただき、関東でも2年ぐらい前からジワジワと人気が出てきました。このデザイン、発売当初は“やりすぎ”とか“カジュアルすぎる”と言われましたが、2年目からはそんな声も一切なくなりました。見た目のインパクト以上に、中身が伴っていることが理解されたんだと思います。店売り商品の寿命は平均して3年ぐらいですが、これは5年目でもまだまだ伸び続けていますから」。
お次の商品は『513-4』シリーズ。“安いんだから、こんなもんだろう”の常識を覆し、低価格かつ充実仕様でアタックベースNo.1の販売量を誇る。「価格訴求の商品でありながらスタイリッシュで見た目がいい。同じ価格なら、こっちを買おう!と思えるシリーズです。ブルゾンには背メッシュ、ノーフォークメッシュ、肘プリーツが入って、カーゴパンツのポケットにはケータイ入れも。もう10年以上になるロングセラーで、年数が経ってもお客さまが離れない。多くの会社で制服として採用してもらっています」。
そして、もうひとつ注目したいのが、さりげなく配した赤、白、青のトリコロールカラーが新鮮な『8003-4』シリーズ。発売2年目ながらもコスパの良さでロングセラーが期待されている。「デザインはベーシックですが、トリコロールをアイキャッチに“あっ!”と思わせて手に取っていただく作戦です(笑)。ブルゾンは背にノーフォークメッシュ、脇と袖もメッシュ入り。ニオイ対策として脇とパンツの股に消臭テープを使用し、暑い季節も爽やかに着ていただけます」。素材は綿60%、ポリエステル40%。洒落たデザインにこれだけの機能が付いても価格は控えめ。カラーは人気のグレー、オリーブなど全4色。うち、ネイビーは関東のニーズに応えて今季から加わった。
品質と機能性に優れた商品をお探しのひとには、この他、半袖やカーゴも揃ったフルラインナップのシリーズも紹介しておきたい。15年選手のロングセラー『1105-4』、『223-4』は、どちらも国産生地を使ったド定番として根強い人気。また、『8303-4』シリーズは吸汗速乾と防汚機能をドッキングさせたSSD加工がウリ。「5~6年前だったかな、SSD加工の『8303-4』は業界初でインパクトがありました。ラー油を汗に見立てて生地に付け、ピンセットでつまんで真水の中で軽く振る。すると、ラー油が浮いてくるんです。そんなデモンストレーションで防汚性をガンガンアピールしました。一般的な油脂なら浮いてきますよ。ただし、重油はダメですけど」。
さて、最後は少し毛色を変えて、ワークの枠を超えたカッコいい系『703-4』シリーズで締めくくることにしよう。「HUMMERブランドで大々的に打ち出している新商品で、HUMMERの夏物はこれが初めて。アイテムはブルゾンとカーゴ。生地は細かなヘリンボーン。遠目では縦ストライプに見えるのでシャープな印象です。細身のシルエットですが、3D立体裁断なので非常にラクに動けます。真夏はカーゴにコンプレッションを組み合わせてね。西日本に多い着こなしですが、コンプレッション1枚の方がダンゼン涼しい」。
まだまだ語るに尽きない商品が多々あるが、今回はこのへんで。アタックベースの実力ある商品をもっと知りたい方は、以下に詳しく紹介しておくので、よ~くご覧ください。
立体裁断のHUMMER『703-4』シリーズ
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ルックスよし!使い勝手よし!こなれた値段もさらによし!ハイクオリティーなウェアを低価格で探しているひとにオススメの8003-4シリーズ ベーシックデザインにトリコロールカラーが新鮮!素材は綿60%、ポリエステル40%。ブルゾンは背にノーフォークメッシュ、脇~袖メッシュで暑い夏も着心地さわやか。脇、股の消臭テープで気になるニオイの心配ナシ! |
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安くて丈夫でスタイリッシュ!当たり前のようにロングセラーを続ける513-4シリーズ リーズナブルな価格とカジュアルテイストで大ヒット!10年以上のロングセラーを誇る人気シリーズ。素材はポリエステル65%、綿35%。背中メッシュ、ノーフォークメッシュ、肘プリーツ入りのブルゾンをはじめ、作りの良さも人気のヒミツ。カラー4色。 |
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