【青木産業】日の丸にプライドを!安全靴の伝道師image_maidoya3
安全靴とは何か?この問いにもっとも的確に答えられるのは、アオキをおいて他にない。なにしろ、日本の安全靴の創始者がアオキなのだから。終戦後の何もない時代から、「安全靴」というジャンルを正にゼロから開拓してきたスピリットは、本物だけを追求する哲学として、現在のアオキにも脈々と引き継がれている。「安全靴とは名ばかりの粗悪な靴が、市場にはびこっている」とアオキは言う。同社がプライドを持って作り上げてきた本物の「安全靴」とは何なのか。今回のインタビューで解き明かしてみたいと思う。

青木産業
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工場長でもある取締役の渡部欽也さん
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甲とソールの縫製作業
現在でもメイド・イン・ジャパンを貫き、安全靴のパイオニアとしても知られる青木は、販社である「青木産業」(本社/東京)、製造会社「青木安全靴製造」(本社/山形)で構成されている。今回は昭和42年、山形県西村山郡河北町に設立された製造会社を訪ねた。
  1万7,721㎡という広大な敷地面積に建つ工場を見せていただく。ストックされた原料が形成され、熟練職人たちの手で縫製されていく様子は圧巻である。完成品の1つ1つは、これまたベテランが検品している。ディテールへの手のかけ方など、勤続30年、40年の職人ならではの技術が生かされている。
   「安価で見栄えのいい安全スニーカーは売れていますよ。ユーザー受けのするような安全スニーカーをなぜ作らないのですか?」と少々意地の悪い質問をぶつけてみた。工場長であり取締役の渡部欽也さんは、「国内産であることと定義するJIS規格に基づいて製造していますからね。それに安かろう悪かろうでは結局、消費者のためになりません」という。続けて技術開発部の伊藤卓さんは、「だからこそ警察や消防、海上保安庁といったプロフェッショナルのためのシューズなども作り上げることができるのです」。利益至上主義に走らない、かたくななまでの職人魂は、ヨーロッパの老舗ブランドと同様、ある種の潔さを感じさせる。
   これまでに数千アイテムを開発・製造してきたが、現在でもコンピュータ品番による総商品数は2,500に及び、実際の流通数は400縲鰀500種類とバラエティに富むという。まいど屋では同社のカタログに掲載されている定番商品だけをご紹介しているが、根底に流れるスピリットは全て同じ。どの商品を試しても、アオキの真摯な思いは伝わってくるハズだ。
 
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1足ずつバリを取るといった繊細な手作業。
 

    

【GTシリーズ】

静電効果に、2層の歩行安定性ソールを備える。また、 環境にやさしい素材でできており焼却処理が可能。

  • image_maidoya短靴
    ■型番:GT-100
    ■定価:\14,400
    ■販売価格:\7,530
  • image_maidoya短靴
    ■型番:GT-120
    ■定価:\15,200
    ■販売価格:\8,060
  • image_maidoya長編マジック式
    ■型番:GT-310
    ■定価:\22,600
    ■販売価格:\11,860

【ZRシリーズ】

通気メッシュをアッパー素材とする抜群の通気性を備え る。静電気帯電防止性能を持つ発泡ポリウレタン2層底。

  • image_maidoya短靴
    ■型番:ZR-12
    ■定価:\15,900
    ■販売価格:\8,520
  • image_maidoya中編
    ■型番:ZR-21
    ■定価:\18,000
    ■販売価格:\9,660