月刊まいど屋 --特集-- 2016年3月号[セロリー]1ページ

「カーディガンでもTシャツでも、ニットは洗うと型崩れするイメージがありますよね。でも、セロリーのニットユニフォームはそうした問題をクリアしているから毎日洗っても大丈夫。夏は汗をかくので洗濯耐久性は大事なポイントです。そこを解決すれば、シワになりにくい、風を通すというニットの利点を最大限活用できるようになるんです」。そう話しながら小野さんが案内してくれたのは「風通るすぅ～っとニット」のコーナー。ウェアの横には素材の通気性を示す数値が記され、風をよく通して涼しく着られることをアピール。中でも最も数値が高い、つまり、よく風を通すのが、白と紺（黒）の織りラインが斜めに走ってストライプのように見えるカスケードニットです。「カスケードニットのオーバーブラウス（型番：S-50530、50531）は、細かい織り柄なので無地感覚で着られると好評をいただいています。前ファスナーの縦ラインとウエストマークの横ラインですっきりスタイル良く見え、ボタン留めのように横から下着が見える心配もなく、安心して着ていただけます」。
このカスケードニットと同デザインで、デニム調のクーリッシュニットを使ったオーバーブラウス（型番：S-50540、50541）も高通気度を誇るアイテムです。「デニム調といってもオフィスウェアなのでカジュアルっぽくはしていませんし、ツヤ感があってサラッとしていて爽やかです。ベストとAラインスカートが揃っていて上下でコーディネートすることもできます」。
なるほど、なるほど、ニットは使い方次第でこんなにも品よく装える素材なんですね。じゃ次にご紹介するのは、会場内でひときわ目立っていた、鮮やかなオレンジのオーバーブラウス（Ｓ-50550）。近くで見ると、織りでチェック柄が入っています。「夏物は色味が少なくなるので、あえてオレンジをぶつけました。プリズムニットという、上品な光沢感をもつジャガード編みのシャドーチェックで、透けないのに風が通ってエアリーな着心地です」。
光の当たり具合でチェックが見え隠れする生地は、紫外線が気になる季節にうれしいＵＶカット機能付き。気軽に洗濯機で洗えて、夜洗って朝には乾くイージーケア性も高ポイントです。カラーはオレンジのほかにネイビー、ブラックが揃っています。
続いては、「こういうウェアが似合うようになりたいんですけどね・・・」と小野さんがしみじみ語るパトリックコックスの新シリーズ。ワンランク上のキレカッコイイを提案するこのシリーズは、ネイビー地とグレー地で表現したプレキュールストライプの生地を使用しています。ニットではないものの、ストレッチ性があって着心地快適。縦ラインを意識したシルエットで、さりげないのに凛としてスタイリッシュです。「スカート丈は他のシリーズがＡラインで53cmなのに対し、55cmとちょっと長め。これも縦ラインを意識して、マニッシュでカッコイイ女性に見えるようにデザインしています」。
ジャケットは、ノーカラーとテーラードの2タイプ。ベストはシンプルながらも後ろペプラムで女性らしいシルエット。シャツカラーに前立てフリルを組み合わせたオーバーブラウスは、カチッとした中に女性らしい華やかさがあり、接客シーンにもおすすめです。
また、このシリーズでは全アイテムに光触媒のTioTioプレミアムを採用していて、抗菌、消臭、防汚、抗ウイルス効果があるのも嬉しいところです。「パトリックコックスは、もともと営業・サービス向けのウェアとしてデビューしたのですが、事務職を含めていろいろな職種に採用されています。おかげで〇〇だから□□向けと、イメージだけで決めつけてはいけないことがよくわかりました」。
このほか、大人かわいい小花ドットシリーズ（型番：S-50560ほか）もNEWアイテムで登場。「売れ筋です！」と小野さんが太鼓判を押すクールシャドーチェックやモノトーンシリーズもNEWアイテムが追加でラインナップされ、いっそう充実しています。
セロリーのサマーニット、パトリックコックスの新シリーズは以下にあらためて紹介しておきますので、ぜひぜひチェックして春夏シーズンを快適に乗り切るウェアを見つけてくださいね。