【桑和】SOWAで、いーんじゃない?image_maidoya3
娘の影響でアイドルを見るようになって感じたこと。それは「ガチすぎると疲れる」だ。キレキレのダンス、メッセージ性の高い歌詞、真剣な活動姿勢……。こういうのは最初は息を呑むものの、だんだんキツくなってくる。ビール片手に気楽に見るものから、だんだん背筋を伸ばして「鑑賞」するものになってしまうのだ。じゃあ素人芸でいいのかと言えば、それも違う。つまり、高級羊羹は Too much. で、駄菓子は No thank you. ワークウェアも同じで、「ガチすぎず、アレすぎず」の路線を求めている人は多いのではないか。SOWAの商品をチェックしている人はきっとそんな、ちょうどいい塩梅を求めているに違いない。編集長(※44歳。KAWAII LAB. 箱推し)は、そう睨んでいる。

桑和
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ベルトに取り付けた「フリーファン」
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接触冷感の上下が好評
●「第三のファン」登場!
 
  「今回は春夏ウェアの取材ということですけど、こんなデバイスはどうです?」
 
  と、切り出すのは企画チームの村井さん。懐かしのコンデジのような装置を取り出し、バッテリーにつないでスイッチを押すと、風が吹き始めた。テーブル上のコピー用紙が踊り出すほどで、なかなかのパワー。女子高生が持っている扇風機型のファンとは違って、サーキュレータをミニチュア化したような商品だ。これは新作の『フリーファン(型番:12011)』で、ストラップで首から下げたりベルトに取り付けたりする熱中症対策アイテム。たしかに涼しくていいけれど、春夏ウェアと何の関係があるのだろう?
 
  「これをユニフォームに取り付けて、『簡易ファン付きウェア』にするのはどう? というのが今シーズンのSOWAの提案です。ウチもファン付きウェアをずっとやってますが、近年はデバイスも高価になったし、「連続8時間の大風量なんて要らない」という人もいます。そこで、このデバイスをいくつか買って、みんなでシェアするのがいいんじゃないか、と。ベルトに固定するためのクリップの反対側には、シャツを上げておくためのクリップが付いていて、ファンの吸気を妨げないようにする仕組みになっています。Tシャツやポロシャツでの軽作業なら、これをモバイルバッテリーで回すくらいでだいぶ涼しくなりますよ」
 
  なるほど、これなら専用ウェアもいらないし、デスクに戻ったときは卓上ファンにもなる。値段も手頃なので、オフィスにいくつか転がしておくとよさそうだ。ワーカーの空調服、女性のハンディ扇風機に続く、「第三のファン」と言えるだろう。
 
  「ファン付きウェアは今年も展開していますが、SOWAとしては、『△ボルトの大風量』的なパワー競争には、もう付き合わないことにしました。それより『継ぎ足し充電せずに10時間動く』とか『羽根が丸洗いできる』とかいった方が、納入向けでは評価されるんです。春夏ウェアを選ぶときは、このフリーファンもオプションとして加えるといいんじゃないでしょうか?」
 
  うまく話がつながったところで、ウェア紹介に移ろう。
 
  ●鉄板の接触冷感
 
  トップバッターは、「G.G.」のスポーティな接触冷感ウェア「0648-0」「0648-1」の両シリーズ。ともに、ブルゾンとカーゴにハーフパンツを加えた猛暑仕様の上下作業着となっている。両者は素材やシルエットはほぼ同じ。しかし、シリーズが異なるというのは、どういう意味があるのだろう。
 
  「シリーズを分けたのは、ターゲットの問題ですね。両者とも、カジュアルな見た目に高いストレッチ性のある接触冷感の生地、といったコンセプトは共通ですが、『0648-0』シリーズは、企業ユニフォーム向けで、『0648-1』シリーズは個人向け、という棲み分けになっています。既存の春夏作業着『0548』が好評なので、さらに暑さ対策をアップデートして生まれたアイテムです。部分メッシュの通気性とナイロン生地の接触冷感。この快適さを幅広いユーザーに味わってもらおうという趣旨ですね」
 
  オーソドックス感のある「0648-0」に対し、「0648-1」は、付属やプリントなどの遊び心が利いている。動きやすくて、涼しくて、耐久性もバッチリ。制服選びも個人購入も、「コレ買っとけば間違いない」と言い切れる夏の鉄板ウェアだ。
 
  ●夏はパンツから攻める
 
  続いて、「0648-1」のような制服系カジュアルを求めるユーザーに村井さんが勧めるのは「8378-07 ジョガーパンツ」。先ほどのスポーティーテイストに対し、ストリートに寄せた「G.G.」のワーキングパンツだ。ジョガーなのにワイドという点がいかにもイマドキである。
 
  「さっきが涼感なら、こちらは軽量感に特化したパンツです。ポリエステルのリップストップ生地は耐久性が高いのに、着心地はドライで軽やか。ワイドシルエットに加えてストレッチ仕様で動きやすさもバツグンです。大きめのバックポケットに、左右のカーゴポケットはファスナーとフラップの2タイプで、さらにペン差しまで付いています。夏はトップスの収納力が不足しがちですけど、このパンツなら心配無用ですよ」
 
  シンプルなカジュアルパンツに見えて、ポケットやベルトループなどの仕様は、ガチガチのワーキング。ポケットにモノを入れるのが難しいファン付きウェアの下としても活用できそう。まさに「迷ったらコレにしとけ」な逸品である。
 
  さて、パンツが決まったら「トップスをどうするか」だが、村井さんの提案はいたってシンプル。ワーキング仕様のTシャツかポロシャツでライトに決める、だ。
 
  「ファン付きウェア以外、さらに安全面で長袖を着るといった事情がないのであれば、もう接触冷感と通気性で行きましょう。今シーズンは3タイプの涼感シャツを用意しました」
 
  テーブルに並んだのは、綿100%のTシャツ「5355-63」とナイロンTシャツ「0495-63」、そして半袖と長袖のポロシャツ「0495」シリーズ。3タイプともセールスポイントは「涼感」のひとこと。ただ、それぞれに特色があるという。
 
  「5355-63は、綿のやさしい肌触りがありつつ、接触冷感の快適性も味わえるというナチュラルタイプ。対する0495-63は、接触冷感を最高レベルに高めたハイスペックタイプです。そしてこのナイロンTシャツと同レベルの接触冷感を持つポロシャツという構成ですね。生地や形に加えて、サイズ展開もSSから6Lまでと豊富なので、安心してユニフォーム採用できますよ」
 
  独特のコンセプトやデザインを打ち出すメーカーもいい。カタログを取り寄せて、じっくりとユニフォームを検討するのも楽しい。しかし、疲れていたり期日に追われていたりで、もっとサクッと気楽にワークウェアを買いたいときもある。そんなユーザーには、次の言葉を贈ろう。
 
  SOWAで、いーんじゃない?
 
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メッシュで通気性もバツグン
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「夏のウェアはSOWAで!」

    

炎天下にはスペックで立ち向かえ! フルハーネス対応ウェア「3058」シリーズ

夏の高所作業にぴったりなフルハーネス対応の上下作業着。ポリエステルに綿を加えた「エアーストレッチ」の生地は、通気性に優れており、汗や蒸れの不快感を軽減。肩のベルトと干渉しないポケット配置もうれしい。グリーン購入法の判断基準対応。


夏ユニフォームの新定番! 涼感ハイスペ作業着「0648-0」シリーズ

スポーティな見た目でシーンを選ばず活用できる「G.G.」の上下作業着。ナイロンにポリウレタンを加えた生地は、縦横に高いストレッチ性を持つほか、バツグンの接触冷感性でも夏の作業をサポート。部分メッシュの通気性で汗のイライラも解消する。