月刊まいど屋 --特集-- 2009年10月号[フォーク]1ページ

機能的で、他とはちょっと違う使い勝手の良さが大人気。今回の展示会でも、お仕事のシーンに合わせたおしゃれでナルホドな新作が勢揃い！インタビューでは、さっそく、発表された新商品の特徴と、そのエッセンスについて、質問してみました。
「今期は価格帯にこだわるお客さまに向けたロープライスなオフィスウェアのシリーズと、病院事務向けのオフィスウェアの２タイプに力を入れて展開しています。もちろん、従来通り、使うひとのことを第一に考えた、お仕事に使える服づくりを心がけました。
特に病院向けは、一般のオフィスウェアとは違った、特有の機能が求められるんです。そこで、今回は病院事務からイメージできる多様な業務形態に着目して企画してみました。一見スタイリッシュで可愛いデザインですが、隠れた部分で、例えばポケットの中に、印鑑収納のポケットが付いていたり、院内PHSを想定した携帯電話用ポケットを付けたり、胸ポケットにネームプレート専用の差し込み口を付けたり。患者さん相手のお仕事なので、デザイン的にも気を使います。清潔感と見た目の優しさのある柄など、雰囲気まで気を使っているんです」（企画室、高橋由美さん）。さすが、細部にまで細かい気配りが行き届いたウェアは、病院関係者ならずとも使ってみたくなる仕上がりの良さ。
　また近年、価格帯にこだわるユーザーも増えている中で、低価格帯のオフィスウェアに対しても積極的にアプローチ。「サービス関係の冠婚葬祭系やカーディーラー的な職種のイメージを意識した、価格的にもリーズナブルなシリーズを展開しています。シンプルなブラックやチャコールを使っていますが、ブラウスの襟元で表情を付けられ、ノーブルな印象にもなり、カッコよくキメることもできるんです。ボトムスも、ブラウスのとびだしを防ぐために、後ろにかけてハイウエスト仕様にしたバックアップウエストのスカートと、一ケ所で最大７センチ調節可能のアジャスター付きスカートの２タイプから選べるようにしました。動きが伴う職場ではかなり評判がいいようです」。
　さまざまな職種環境のイメージから生まれた商品はどれも魅力的。スタイリッシュなデザインに隠された、機能性をあなたもぜひ体験してみては。