まいど通信


        

まいど!まいど通信編集長の田中です。さっきから悩んでます。梅雨時は落ち着きますね。オフィスの窓から見える景色がしっとりして、心まで洗われる気がします。。。なんて、ポエムチックなまいど通信にしようとしたのがマズかった。ガラにもないことを考えるとすぐに行き詰まるから、一行目から全く前に進まない。おまけに、「もうすぐツユイリ」と書き始めてパソコンで漢字変換したら、「梅雨入り」と「入梅」が二つ出てきて、どっちが正しいかわかんない。普通は「梅雨入り」だろうけど、「入梅」にしたほうが頭がよさそうに見えるかも。インテリっぽくて、格調高い。学のある月刊まいど屋読者にはぴったりの表現。よおし、決まった。では、初めから。まいど!まいど通信編集長の田中です。もうすぐ入梅。梅雨時は・・・ん、やっぱりなんか違和感あるなぁ。まるで梅毒でも体に入ったみたい。やり直し。まいど!まいど通信編集長の・・・ああ、もう疲れた。梅雨時は落ち着かないです。

で、今月のテーマはレイングッズ
タイムリーでしょ。今から間に合う梅雨対策特集。まいどファンの皆さんはきっと毎日忙しくて、地元の作業服屋さんを回って品定めをしているヒマがないでしょうから、編集部が代わりにじっくりと取材して、今シーズンのイチオシアイテムをピックアップしておきました。レイングッズは雨が降ってから慌てて買いに行くひとが多いんですけど、それだと大抵、妥協して後で後悔することになっちゃいます。もう少しで雨季になることが分かっているんだから、ここはレポートをじっくり読んで、自分が一番気に入ったものを手に入れなきゃ。だから、タイトルは今から間に合う梅雨対策。え、もう6月の終わりごろで梅雨に入っちゃてるって?月刊まいど屋は、毎月1日に最新号をアップして、皆さんに注意を呼び掛けているのに。自業自得。自己責任。そう冷たく突き放したくもいいんですが、そこは根っからの博愛主義者。グズグズとチェックが遅れたモノグサなあなたのために、まいどスタッフが臨戦態勢でスタンバってます。まだ間に合う。善は急げ。いつ買うの?今でしょ!

ミッション・アンタッチャブル
働くひとのネットストア。まいど屋トップページに確かにハッキリと書いてあるショップコンセプト。目指しているのは、日本中で働く人達が、仕事で必要なウェアを自宅でいつでもストレスなくショッピングできる店。職種も性別も問わず、誰でも自分の欲しいものがすぐに見つかる店。毎日たくさんのお客さまにご利用いただき、オープン時に掲げた理想に一歩ずつ近づいているのですが、何か今一つ物足りない気もしてるんです。4月号のまいど通信でも書きましたが、やっぱり、今のまいど屋には、女子の視点が抜け落ちてる。オフィスウェアをはじめとして、女性の仕事服だってたくさん取り扱っているのに。このままいったら、「働く男の店」のイメージが定着しちゃう。全国のレディーから、まいど屋ってガテンの専門店でしょ、私たちにはカンケイなーいって言われちゃう。
女子も楽しめるショップに飛躍せよ。まいど屋に下ったヒミツの指令。実行部隊は先日、まいど屋に新しく加わった3人娘。アパレル、広告、デザインと三者三様のバックグラウンドを持った強力チームが、まいど屋を生まれ変わらせようと動き出しました。女性の感性を生かすため、当然、プロジェクトは男子禁制。アンタッチャブル。誰も口出しできません。まいど屋はこれからどんどんオシャレになる。かわいくなる。働くオンナのネットストア。来年の今頃、まいど屋トップページにそう書かれていたら、それはきっと彼女たちのシワザです。

いまさらですが、カタログ立ち読み
いまさらって書いたのは、立ち読みページの使い勝手が大きく改善されたのが、もうずいぶん前のことだから。月刊まいど屋ではとっくにご紹介した気になっていて、何の告知もしてなかったこのページ。もうガンガン使いこなしているまいどファンの皆さんには釈迦に説法かもしれませんが、チョー便利な機能ですから、ここで解説にお付き合いを。
入口はトップページの画面左端にある「カタログ立ち読みはコチラ」です。お好きなジャンルを選んでクリックすると、各メーカーのカタログ表紙が現れ、どのメーカーの最新カタログも、最初から最後まですべて閲覧できます。別ウインドウで表示された画像をダブルクリックすれば、見開きになったページを本を読むような感覚でめくっていけるので楽しいですよ。もちろん、ズームアップや印刷も思いのまま。まだ使っていないひとは、お時間のある時に試してみてくださいね。

お詫び
ごめんなさい。今年から始めたばかりのみんなの写真館のコンテスト。諸般の事情により、コンテスト期間を3ヵ月に延長することにしました。でも、楽しみにしていたまいどファンの皆さんは、きっと、諸般の事情とはなんだってツッコミを入れますよね。ホンネで付き合ってきたまいど屋らしくないぞって。
恥を忍んでぶっちゃけた話をしますと、1ヶ月だと写真がなかなか集まらないんです。回を追うごとに参加人数が少なくなって、4月はとうとう3枚のみ。5月になったら2枚だけ。これじゃあコンテストにならないので、やむなく期間を延ばして皆さんのご応募を待っている状態です。それにしても、入賞したら旅行券や高級食材なども当たるのに、どうしてなんだろ。みんな、旅行に行くヒマがないほど忙しいのかな。いつもおいしいもの食べてて食品なんかには興味がないのかな。セレブが多いまいど屋のお客さまが好きなものってなんだろう。次回はインゴットがたくさん入る耐火金庫でもプレゼントしてみようかな。

探偵物語
ゴールデンウィークに海外旅行したときのこと。ホテルでチェックアウトを済ませてからシャワーを浴びたくなってラウンジへ。夜も遅かったから他に利用者もおらず、そこにいたサービス係の若いホテルマンといろいろ話をすることに。お疲れでしょうから、お茶でも出しましょう。どちらからお越しですか。え、日本から?実は、私の両親は日本で結婚したんです。埼玉県のカワグチ・シティー。ご存知ですか?
川口?そこはまいど屋のある所。よく聞くと、なんと会社から歩いて5分。目と鼻の先。で、盛り上がってかなりプライベートな話が始まっちゃった。実は、私の父を捜してるんです。名前はわかるんですけど、まだ一度も会ったことがなくて。どこでどんなふうに暮らしているのか。何とか探す方法はないでしょうか。
よっしゃあ、任せといて。何でも安請け合いしてしまういつもの自分の悪い癖。案の定、帰国してからとんでもない苦労をするハメに。長くなるので詳しい経緯は省きますが、結果はハッピーエンドだったとだけ書いておきます。君のお父さん、見つかったよ。電話で報告した時の、受話器の先にあった沈黙と、かすかな呻き声。言葉がなくても彼の喜びがジンジンと伝わってきて、自分まで何も言えなくなりました。よかったね。今まで本当につらかったね。早く休暇を取って日本に来て、親子でゆっくり話でもできたらいいね。こっちに来たら、今度は自分がお茶をおごるからね。もうしばらくの辛抱だから。それまでがんばって。