月刊まいど屋 --特集-- 2011年6月号[ふるやしき歯科]1ページ

■学生時代からずっと愛用。いつも変わらない、その着心地が好き
有子先生がいつも着ているのは、シングルの診察衣半袖タイプ。学生時代から現在まで、ずっと同じメーカーの定番を購入しているのだそうだ。「長袖の白衣や、違うデザインの白衣を着てみましたが、最終的には、このタイプに戻りますね。清潔感があるので、色は白に決めています。白は透けると思われがちですが、この生地は透けないです。これからもずっと、同じ白衣を着ていくと思います」と、有子先生。定番の白衣を着続ける一番の理由は、丈夫さにあるという。「何度クリーニングに出しても生地がくたびれず、ボタンがとれない、丈夫な縫製。型崩れもなく、パリっとしている」。
また、「いつも半袖のみを着ている理由は？」という質問に対し、「半袖にこだわるのは、治療中に袖をたくし上げる動作をしなくて済むので。それに、手元には適度な開放感も必要です」と答えてくれた。治療中は、ゴム手袋を着脱したり、手を洗ったりするなど、手元に動作が集中する。流れるような動作を保つ上で、半袖の白衣を選ぶというのは欠かせない条件のようだ。

■スタッフのユニフォームは、彼女たちが着て楽しいデザイン
「私は、いつも同じ白衣を着ていますが、女性スタッフのユニフォームは、彼女たちが着たいデザインを通販カタログから選んでもらっています。仕事中も楽しくしていて欲しいので」と、有子先生は笑顔で話しながら、たくさんのカタログを見せてくれた。
ふるやしき医院では、歯科衛生士を含む女性スタッフが９名。休憩の合間に、カタログを眺めたり、うれしそうに試着したりしている彼女たちを見るのも、有子先生にとっては楽しみなのだそうだ。スタッフたちは、ユニフォームを常に４～５パターン用意し、１週間ごとにデザインを替えて着用することを楽しんでいるという。働きながら、自然に笑顔がこぼれるように。有子先生のスタッフたちへの心配りだ。

■着ると気持ちが引き締まる、それがジャストサイズを選ぶ理由
「白衣はパッとはおって、着ている私服を全部覆うことができます。脱いだり着たりの動作がラクなところもいいですね」と話す有子先生。着脱しやすいということだが、少し大きめのサイズを選んでいるのだろうか。「着るサイズはジャストサイズを選んでいます。この素材はやや伸縮性があるので、ほどよいフィット感が気に入っています。ゆったりとしたサイズはあまり選びませんね」。白衣の素材はポリエステル65％、綿35％。ポリエステルのしなやかな伸縮性と、綿の肌触りが気に入っているそう。「治療が始まる時、パッとはおって前のボタンを閉めると、ほどよいフィット感があるので、気持ちが引き締まります」。仕事中の“オン”の緊張感と、休憩中の“オフ”のリラックスという切り替え。ジャストサイズの白衣は、そんな大切な役割を果たしている。
耐久性、半袖の動きやすさ、そして緊張感を生むフィット感。白衣選びに関する3つの条件は、有子先生が歯科医師になって以来ずっと変わっていない。そして、すべての条件が揃うことで、緊張感を持って、仕事に向き合うことが出来るのだ。

医療の現場には定番白衣をずっと着続けているひとがいる。完成された定番品が持つしっかりとした縫製や、生地の耐久性、そして着心地のよさは、愛用者を捉えてやまない。そんな定番白衣をお探しなら、以下のアイテムをチェックしてみてほしい。これから長い間、もしかしたら何十年も付き合いが続く白衣が見つかるかもしれない。

＜医院概要＞
医院名　ふるやしき歯科
住所　　〒86４-0032　熊本県荒尾市1864-5
電話番号　0968（69）1181
FAX 0968（69）1330