【アイトス】企画力で加速する浪花の暴走機関車image_maidoya3
苦情を言いたい。種類が多すぎてどれがいいのか分からない。毎シーズン、アイトスの新カタログが届けられるたび、月刊まいど屋編集部にため息が漏れる。カタログはまるで百科事典のよう。動きやすくて仕事がはかどりそうなもの。スポーティーな配色でチームウェアとしてのイメージアップを意識したもの。吸汗速乾をはじめとする、目的に応じた機能性ウェア。素材感やシルエットを重視した今風のスタイリッシュ系。商品製造業や運送業に好まれるキズつき防止仕様の特殊なウェアまである。多種多様。どんなニッチでも対応できる幅の広さだから、お客さまからの引き合いがどんどん増えていくのは当たり前。その上、どれも質がいいんだから、アイトスファンがますます増えるのも自明の理。でも、全てを分類して、お問い合わせいただいたお客さまに的確なアドバイスをするのは一苦労。少しはまいど屋の身にもなってくれ。。。
  正直に言おう。泣き言、いや日ごろの恨みつらみを思いっきりぶつけてスッキリしてきたい。今回の企画にアイトスを加えたのは、そんなヨコシマな動機もちょっぴりあった。加えて、アイトスファンのお客さまからの質問が減るように、わかりやすく整理された情報を事前に公開しておきたい。そんな下心もなかったとは言えない。
  取材を終え、今では反省している。やっぱりアイトスのコレクションは注目を集める理由があった。お客さまを惹きつける魅力があった。レポートを読んだお客さまからのお問い合わせが以前より増えたとしても、それはアイトスのコレクションの並外れた磁力であると納得する。以下、読者のみなさんに詳報したい。
 

アイトス
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2012年春夏の新作、11201シリーズ
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爽やかな着心地の、ボタンダウン半袖ポロシャツ
「うちは基本的に“営業企画”。営業マンがモノづくりをしています。こんな商品を作っていきましょう、と営業自ら、企画やアイデアを出してね」。そう自信たっぷりに語るのは、伊藤崇行・アイトス東京支店長だ。営業マンが集めてきたお客さまの声をもとに、企画部署がアイデアを練る――そんなやり方をしているメーカーは確かに多い。アイトスの営業企画が他社と際立って違うのは、営業部自体が企画部門を兼ねていること。アイデアを出した営業マンはデザインや生地の選定にまで具体的な提案をする。出来上がってきた試作品に対しても、容赦なく修正を要求する。サンプルが自分の描いたイメージに限りなく近づくまで、とことん意見を出していく。つまり、言いだしっぺがお客様の声が形になるまで、かなりディープに商品開発に関わっていくワケだ。「例えば消臭機能なんかは、自分で着てみて、納得がいくまでやり直しましたよ。別の素材を試したり、消臭テープの大きさや位置を変えてみたり。汗をかいても何日も同じシャツを着続けて、うん、確かに臭くないぞって。そうしてやっと商品化した」。
  ユーザーと直に接する営業が売りたいもの、売れると思ったものだけを作っているのだから、ある意味で、売れるのは当たり前。ただし、現場の声がダイレクトに商品作りへと反映されるものだから、ラインナップはとめどなく拡大していく。こういうデザインがいい。こんな機能があったらいい。「あらゆる着用シーンを想定して市場ニーズに応えたい」とう彼らの願いが、毎シーズン、カタログの厚さとなって表れてくる。目指すのは次世代を担うウェア作り。それでは、そんなアイトスの、この春夏の最新作や注目商品をさっそく紹介してもらおう。
  「これが、2012年春夏の新作です」と、伊藤支店長が分厚いカタログを広げ、まず説明を始めたのがクールインパクトシリーズ(型番:11201他)だ。「暑い季節でもできるだけ快適に過ごせるウェアを作りたかったんです。どんなウェアが快適なんだろうって、さんざん考えていたんですが、初めはなかなか答えが出なかった。お客さまの話を聞いても、人それぞれ意見が違ったりして。それで、あるとき、ふと思ったんです。快適って、つまり、不快じゃないことなんじゃないかって。夏場に不快なことは、みんな大体おんなじです。汗でベトベトしてくる。ニオイが気になる。じゃあ、この二つの要素を徹底的に取り除いたものを作れば、快適に感じてくれるはず。クールインパクトシリーズではドライ感のある吸汗速乾素材に、消臭機能をプラスしました。襟もととアームホール、パンツの股部分に強力な消臭テープを付けたんです。汗っかきの人や清潔好きな人には特にお勧めです。サラッと涼しく、ニオイもかなり軽減されますよ」。
  暑い工場内でもラクに動けるもの。作業性のよさ、動きやすさを重視するなら、5320シリーズがいい。クラボウと共同開発した「ムービンカット」という立体裁断で、腕の動きを格段にスムースにした。ストレスなく動き回れるから、暑さを感じず、快適だ。「工業高校とか、専門学校なんかでも使ってもらっています。色も10色展開なので、工場でラインごとに色を変えて着てもらったりすることもできるんですよ」。動きやすさが自慢の商品は、他にも、商品に傷をつけない「キズつき防止」仕様の5570シリーズ、シャリ感のある肌当たりが爽やかなトロピカル素材の5360シリーズなど、バリエーションが豊富にある。作業シーンや目的に応じて、最適なウェアを選んでみよう。
  そして最後に、この夏の節電対策として、クールビズスタイルの新作、ボタンダウン半袖ポロシャツ(型番:10599)も紹介しておきたい。「生地は定番でしっかりしたものを使っています。ボタンダウン仕様でネクタイも着けられるので、クールビズにありがちなだらしなさがなく、キチンとした印象を出せる。オフィス内や営業回りなどのビジネスシーンの他、介護や病院のようなサービス関係にもハマっていけるポロですね」。素材はもちろん吸汗速乾。消臭テープも付いて、爽やかで快適な着心地。脇のシルエットがスッキリしたレディース用があるのもウレシイ配慮。節電に対する意識が高い今シーズンは特に、夏季限定の現場用ユニフォームとして検討してみるのもいいだろう。
 
 
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お話を伺ったアイトス東京支店
 

    

◆動きやすさと豊富なカラーバリエーションが自慢! 5320シリーズ

クラボウと共同開発した立体カッティング「ムービンカット」で、腕や肩の動きがラックラク!袖のつっぱりがなくなるから、作業ストレスも大幅に改善。工場のラインごとに色分けも可能なカラーバリエーションは何と10色!落ち着いた明るい色調で、工業高校や専門学校にも大好評!


◆スポーティーに、カラフルに!企業イメージアップ間違いナシの1730シリーズ

涼しく、動きやすく、しかもスポーティー!再生ポリエステル55%で、環境にも配慮したエコ素材。リーフグリーンやスカイブルーといったカラフルな色展開も人気の秘密。工場、ビルメンテ等の作業のほか、イベントスタッフのユニフォームなどにも最適!