まいど屋の兄弟ショップには、オフィスウェアを販売する「事務コレ!」、飲食関係のユニフォームを扱う「食べコレ!」のふたつがある。さらに、まいど屋では今、第三のオンライン店舗「メディコレ!」のオープンを目指して準備が着々と進んでいる。
新ショップ「メディコレ!(MEDI COLLECTION)」が扱うのは、白衣をメインとした医療系ユニフォーム。同ジャンルの商品は「まいど屋」でも売られているが、特化した専門ショップを立ち上げることで、メディカル分野の販売体制をさらに強化する。
今回は、まいど屋本部の開発チームを訪ねて、メディコレ!の狙いやオープン後の展望について話を聞いた。
新ショップ「メディコレ!(MEDI COLLECTION)」が扱うのは、白衣をメインとした医療系ユニフォーム。同ジャンルの商品は「まいど屋」でも売られているが、特化した専門ショップを立ち上げることで、メディカル分野の販売体制をさらに強化する。
今回は、まいど屋本部の開発チームを訪ねて、メディコレ!の狙いやオープン後の展望について話を聞いた。
新春企画3
来春オープンを目指して開発が進む
カタログ入力が品ぞろえを支える
●来春オープン、医療系でトップの店に
――まず、なぜ新たなオンラインショップを作ることにしたのか、教えてください。
こういう医療系のユニフォームにしろ、「事務コレ!」で扱っているオフィスウェアにしろ、ずっと「まいど屋」で扱っているし、買うこともできるんですよ。
ただ、まいど屋は商品の数が多すぎるでしょう? 「また同じ白衣を買いたい」と型番検索するお客さんなら不都合は感じないかもしれないけれど、「なにかいい白衣はないかな?」というお客さんが商品を見ていくのには、あまり向いていないわけです。
そこで「医療系ワーキングウェアの専門店」というのがあった方が親切だろう、と。
言ってしまえば、事務コレ!、食べコレ!と同じ発想です。ユニフォーム総合の「まいど屋」に対して、それぞれの専門ショップがあったほうがいいという判断ですね。
――オープンはいつ頃になるんでしょう?
2018年の2月か3月くらいを目指しています。オープンしたからには、医療ユニフォームの通販サイトでトップになりたいです。
●「動線」を考え抜いたサイトデザイン
――医療系ワーキングウェアというと、主なユーザーはお医者さんですか?
ひとくちに医療系と言ってもいろいろですよ。
開発中のトップページに載せている対象利用者は、病院に加えて薬剤師、歯科医、介護福祉士、エステ、研修医、カイロプラクティック、動物病院などですね。
――なるほど、言われてみれば白衣の仕事ってたくさんありますね。
メディコレ!では、これらの業種ごとに対象商品を見ていくことができるように作っています。エステを開業している人なら「エステ用」から入っていけば、すぐ商品にたどり着けるわけです。
また、トップページ経由でなく、検索エンジンから直接、商品のページに入ってくる人にもわかりやすいように心がけています。
――ほかの通販と比べて「メディコレ!はここが強いよ」というのはどこですか?
うーん……、ひとことで言うなら「動線づくり」ですね。
ターゲットとなるお客さんが、どういう検索ワードで入ってきて、どんなふうに商品を探して、どう購入を決めて注文するか、入口から出口までのライン作りには、ものすごく心を砕いています。
――さきほどの「業種別の入口」もそうですね。
加えて大きいのが「人気商品をきれいに並べる」ということです。
たとえば、ドクターコート・ケーシー・スクラブ(※)という3種類の白衣、ナース服といった需要の高いアイテムは、探しやすいようにドーンと配置して、商品が映える並べ方を心がけています。
また人気商品をアピールする一方で、ユーザーがストレスを感じないで見ていけるようなサイト設計にすることも大切ですね。
――ほかにも「イチ押し」のポイントはありますか?
白衣の品ぞろえには自信があります。主要6メーカーのすべてのアイテムが検索可能ですから、「いま着ているのと同じ白衣がほしい」という場合は、型番検索ですぐ出せます。
あとは「絞り込み」ですね。色、素材、価格帯などで条件に合うアイテムをリストアップできます。
※ドクターコート:ワイシャツの上から着るコート型の白衣。病院ドラマの院長回診シーンでおなじみ。
※ケーシー:襟が詰まった半袖の白衣。動きやすいので歯科医院や接骨院のほか、床屋などでも使われている。
※スクラブ:半袖Vネックの白衣。洗いやすくて機能的なため、手術着としてよく使われる。カラーバリエーションも豊富。
●ユニフォームが職場も変える
――サイトのデザインというか、見た目の部分でも意図していることはあるんでしょうか?
デザインのテーマを言葉にするなら「親しみやすさ」ですね。
イメージカラーはやさしげな淡いグリーン。ページトップのロゴには、メディコレ!のオリジナルキャラクターのイラストを入れています。これは社長の強い希望がありました(笑)。
見た目から受けるやさしい印象と同じように、商品もとことん探しやすくしようと思ってシステムを作っています。
――サイトを訪れる人にはどんなふうに使ってもらいたいですか?
基本的には、白衣を買おうとしているお客さんって「今使っているのと同じものがほしい」という人が多いんです。
それでも、メディカル系のワークウェアの世界には、どんどん新しい商品が出てきています。今までにないようなオシャレな感じがあったり、従来タイプより機能的だったり、という具合に。
だから、メディコレ!をいろいろ見ていだければ、きっと「今までのじゃないけれど、これは気に入った!」というものが見つかるはずだと思っています。
自分の感性に響くような新しい商品を見つけてワクワクする――。そういう体験をしてもらえたら開発者として嬉しいですね。
――白衣というとお堅いイメージがあったのですが、今はファッション性があったり、遊び心のある柄やデザインのものもあるんですね。
そうなんです。たとえば、医療機関でスタッフのユニフォームを新しいものに変えるだけでも、職場が明るくなったり楽しい雰囲気になったりするものですよ。そんなふうにメディコレ!を使ってもらえたら最高ですね。
――介護の現場などでも、そんなユニフォームの力が求められるかもしれません。
これから高齢化がどんどん進みますから、介護をする人のためのウェアというのは需要が高まるでしょう。メディコレ!では、ただ白衣を売るだけでなく、10年後、20年後と世の中の役に立つようなサイトにしていきたいと思っています。
――今日はありがとうございました。
――まず、なぜ新たなオンラインショップを作ることにしたのか、教えてください。
こういう医療系のユニフォームにしろ、「事務コレ!」で扱っているオフィスウェアにしろ、ずっと「まいど屋」で扱っているし、買うこともできるんですよ。
ただ、まいど屋は商品の数が多すぎるでしょう? 「また同じ白衣を買いたい」と型番検索するお客さんなら不都合は感じないかもしれないけれど、「なにかいい白衣はないかな?」というお客さんが商品を見ていくのには、あまり向いていないわけです。
そこで「医療系ワーキングウェアの専門店」というのがあった方が親切だろう、と。
言ってしまえば、事務コレ!、食べコレ!と同じ発想です。ユニフォーム総合の「まいど屋」に対して、それぞれの専門ショップがあったほうがいいという判断ですね。
――オープンはいつ頃になるんでしょう?
2018年の2月か3月くらいを目指しています。オープンしたからには、医療ユニフォームの通販サイトでトップになりたいです。
●「動線」を考え抜いたサイトデザイン
――医療系ワーキングウェアというと、主なユーザーはお医者さんですか?
ひとくちに医療系と言ってもいろいろですよ。
開発中のトップページに載せている対象利用者は、病院に加えて薬剤師、歯科医、介護福祉士、エステ、研修医、カイロプラクティック、動物病院などですね。
――なるほど、言われてみれば白衣の仕事ってたくさんありますね。
メディコレ!では、これらの業種ごとに対象商品を見ていくことができるように作っています。エステを開業している人なら「エステ用」から入っていけば、すぐ商品にたどり着けるわけです。
また、トップページ経由でなく、検索エンジンから直接、商品のページに入ってくる人にもわかりやすいように心がけています。
――ほかの通販と比べて「メディコレ!はここが強いよ」というのはどこですか?
うーん……、ひとことで言うなら「動線づくり」ですね。
ターゲットとなるお客さんが、どういう検索ワードで入ってきて、どんなふうに商品を探して、どう購入を決めて注文するか、入口から出口までのライン作りには、ものすごく心を砕いています。
――さきほどの「業種別の入口」もそうですね。
加えて大きいのが「人気商品をきれいに並べる」ということです。
たとえば、ドクターコート・ケーシー・スクラブ(※)という3種類の白衣、ナース服といった需要の高いアイテムは、探しやすいようにドーンと配置して、商品が映える並べ方を心がけています。
また人気商品をアピールする一方で、ユーザーがストレスを感じないで見ていけるようなサイト設計にすることも大切ですね。
――ほかにも「イチ押し」のポイントはありますか?
白衣の品ぞろえには自信があります。主要6メーカーのすべてのアイテムが検索可能ですから、「いま着ているのと同じ白衣がほしい」という場合は、型番検索ですぐ出せます。
あとは「絞り込み」ですね。色、素材、価格帯などで条件に合うアイテムをリストアップできます。
※ドクターコート:ワイシャツの上から着るコート型の白衣。病院ドラマの院長回診シーンでおなじみ。
※ケーシー:襟が詰まった半袖の白衣。動きやすいので歯科医院や接骨院のほか、床屋などでも使われている。
※スクラブ:半袖Vネックの白衣。洗いやすくて機能的なため、手術着としてよく使われる。カラーバリエーションも豊富。
●ユニフォームが職場も変える
――サイトのデザインというか、見た目の部分でも意図していることはあるんでしょうか?
デザインのテーマを言葉にするなら「親しみやすさ」ですね。
イメージカラーはやさしげな淡いグリーン。ページトップのロゴには、メディコレ!のオリジナルキャラクターのイラストを入れています。これは社長の強い希望がありました(笑)。
見た目から受けるやさしい印象と同じように、商品もとことん探しやすくしようと思ってシステムを作っています。
――サイトを訪れる人にはどんなふうに使ってもらいたいですか?
基本的には、白衣を買おうとしているお客さんって「今使っているのと同じものがほしい」という人が多いんです。
それでも、メディカル系のワークウェアの世界には、どんどん新しい商品が出てきています。今までにないようなオシャレな感じがあったり、従来タイプより機能的だったり、という具合に。
だから、メディコレ!をいろいろ見ていだければ、きっと「今までのじゃないけれど、これは気に入った!」というものが見つかるはずだと思っています。
自分の感性に響くような新しい商品を見つけてワクワクする――。そういう体験をしてもらえたら開発者として嬉しいですね。
――白衣というとお堅いイメージがあったのですが、今はファッション性があったり、遊び心のある柄やデザインのものもあるんですね。
そうなんです。たとえば、医療機関でスタッフのユニフォームを新しいものに変えるだけでも、職場が明るくなったり楽しい雰囲気になったりするものですよ。そんなふうにメディコレ!を使ってもらえたら最高ですね。
――介護の現場などでも、そんなユニフォームの力が求められるかもしれません。
これから高齢化がどんどん進みますから、介護をする人のためのウェアというのは需要が高まるでしょう。メディコレ!では、ただ白衣を売るだけでなく、10年後、20年後と世の中の役に立つようなサイトにしていきたいと思っています。
――今日はありがとうございました。
開発中の「メディコレ!」トップページ
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