世間の人は誤解しているけれど、じつは「まいど屋」はIT企業である。いや、正直いえば編集長もつい最近まで知らなかった。作業服の店がネット上で営業している--つまり「小売業」であって、ヤフーやサイバーエージェントのような何かシュッとした世界とはまったく関わりがないのだ、と。しかし、ようやくわかった。まいど屋はネット業界で活躍するIT企業なのだ。この状況を身近なことに例えるなら、ちょうど大川隆法がエル・カンターレであることにまだ多くの人が気づいていないといった感じだろうか。しつこいようだが、まいど屋はIT企業なのだから当然ネットに通じたスタッフがたくさんいる。Tシャツの上にジャケットを羽織って「ろくろ回し」の動作をしながら、クリエイティブだのイノベーションだの、ジェフ・ベゾスやらイーロン・マスクやらの話を朝から晩までしているような人々が。まいど屋の商品ページに“名物”である商品説明テキストをアップしているのも彼らなら、毎月、トップページに本誌『月刊まいど屋』を掲載してくれるのも彼ら。そして、今回オープンした新店舗「プロコレ!」を企画し、サイトのデザインを考え、検索システムを整えた上で、商品をひとつひとつアップしていったのも彼らだ。そこで、第二部ではそんなまいど屋ネット担当スタッフの活躍にスポットを当て、彼らの話を聞いてみたい。
その2
まいど屋ネット担当チームのみなさん
登録キーワードからも商品を探せる
●ご新規さん大歓迎!
--今回は「プロコレ!」誕生秘話ということで、開発エピソードや苦労した点などを中心にうかがいます。まずは、このプロジェクトがどのようにスタートしたのかから教えてください。
「1年くらい前ですかね。社長から『新しい作業服の店を作るからアイデアを出してほしい』といったことを言われまして、それがすべての始まりです。その意図としては、現まいど屋とは違うお客様、まいど屋が使いにくいと感じる人をターゲットに、ユーザーの取りこぼしを防ぎたいというものです。私たちウェブ開発チームも、まいど屋も開業から15年たってさすがにデザイン的に古くなってきたなぁ、と感じていたので、みんなすごくポジティブに受け入れられました。よし、これで他のイマドキなショップと渡り合えるぞ! と」
--まいど屋とは違う客層とは、どんなイメージでしょうか。
「これは強みでもあるのですが、まいど屋のお客様はリピーターが中心なんです。定番の作業着や消耗品を型番で検索し、買い物かごに入れ、注文を確定する。こういうパターンならまいど屋は使いやすいんですけど、初めての人にはなかなか取っ付きにくいようで、トップページを訪れてすぐ去っていく人もいる。こういうことがアクセスを分析すると見えてくるわけです。もっとご新規さん大歓迎なデザインにして、画像から直感的にウェアを選んだりアイテムを検索したりしやすくすることで、かっこいい作業服に興味を持ち始めた人や働き始めたばかりの若い職人さんにもアプローチしていきたいです。ざっくり言うとベテランよりビギナー向けって感じですね」
●インパクトある見せ方を
--同じ商品を掲載していても、まいど屋とはだいぶ違う感じを受けます。
「そこは力を入れたところです。ウェアというモノを並べるだけでは、なかなか印象に残らないんですね。だから作業服のメーカーさんも、スポーツ選手や俳優などの有名人モデルを起用したり、着用シーンの凝った写真をカタログに大きく載せたり、いろいろとビジュアル強化のための工夫をしています。ショップとしては、自前でモデルを用意して撮影する手もあるんですが、『プロコレ!』では素直に肖像権などの許可を取った上でメーカーに画像を提供していただくことにしました。結局、それがいちばんクオリティが高くて目を引くし、商品の魅力も伝わるので」
「あとはメリハリのある見せ方を心がけています。おすすめ商品をトップ画面にドーンと載せてお客様に提案する。まいど屋は型番指名で買う人が多いのに対して、『なにかいいアイテムがあればいいな』『もっとかっこいい作業服ないかな』、という人に『これなんかどうですか?』と声をかけていくようなイメージです。『プロコレ!』はかっこいい作業服のセレクトショップですから」
--見せ方はテキスト重視のまいど屋とは対照的ですね。
「まいど屋が展開する支店としては、すでに『事務コレ!』『食べコレ!』といった先行例があるので、それをベースによりビジュアル重視を突き詰めていった感じです。商品説明もビジュアルに任せて、テキストはカタログの情報を箇条書きにしたものだけ。たとえば胸の部分をアップにした写真があればポケットにペン刺しがあるかとか、いろいろ確認できますよね。もちろん機能を示すアイコンなんかも使って判断できるようにしていますけど、できるだけなんでもビジュアルで語らせるというのが『プロコレ!』の流儀です」
●「かっこいい」を集める
--続いて商品についてうかがいます。「かっこいい作業服」って大体イメージできますけど、具体的にはどんなふうに選ぶんでしょう?
「どれがかっこいい作業服で、どれがそうじゃないのかってことですよね。これって難しい問題のような気がするんですが、意外と簡単なんですよ。たとえば、バートルさんはかっこいい作業服メーカーを自認していますから『プロコレ!』で扱う商品としてはド真ん中です。ほかにも自重堂さんのように幅広いテイストの商品を扱っている総合メーカーでも『Jawin』『Z-DRAGON』といった独立したカジュアルワーキングのブランドがありますから、そういうのはまるごと入れる。こんなふうにかっこいい路線のメーカーやブランドを選んでいけば、かなりのボリュームになります。ただ、それだけだと他店と同じよくあるラインナップになってしまうので、各社のカタログを読み込んで選んだものもけっこうあります。『これは入れたほうがいい』『これはやめておこう』という判断はけっこう苦労しました。やはり最終的には地道な人力作業です」
--ウェア以外のアイテムもけっこうあるようですが……。
「基本的には建設土木の若い人をターゲットにしているので、作業服+靴+ヘルメットの三点セットを取り扱います。代表的なコーディネートを挙げれば細身のストレッチデニム作業服にスポーツブランドの安全靴とかですね。そういうイマドキなワークウェアの中に、鳶の職人が好むようなパンツや運送業で人気のレディース用ウェアなんかが含まれている感じです。あとはギア系というか、空調服や各社のファン付きウェア、電熱アイテムなんかもシーズンごとの主力商品になっていくと思います。これから夏のアイテムをどんどんアップしていくので、ぜひチェックしてみてください」
●商品にハッシュタグ?
--具体的にはどんなふうに商品を探せばいいんでしょうか。
「よく聞いてくれました。メーカーやブランド、商品カテゴリでの絞り込みやキーワード検索ができるのはまいど屋と同じですが、『プロコレ!』では、さらにすごい機能を実装しています。まずは『カラー・サイズ・柄での絞り込み』です」
「これはどう使うかというと、たとえば『赤っぽい色の長袖ブルゾンを探している』『女性用のSSサイズ以外のウェアは表示しなくていい』『各社ファン付きウェアのうちカモフラ柄のものだけリストアップしたい』といった使い方ですね。もちろんカラーと柄を組み合わせて『赤系のカモフラのブルゾンだけ』といった絞り込みもできるし、機能の絞り込みと組み合わせて『抗ウイルス加工のイエロー系ウェアだけ』といったこともできる。これは『女性ユーザーは合うサイズのないウェアを見ても意味ないよね』との指摘から生まれたもので、作業服のショップではほぼ見たことがない機能です。もちろん、なんとも言えない色のウェアもあるのですが、最終的にはカタログを読み込んだりメーカーに問い合わせたりして『これはブルーじゃなくてネイビー』という具合に登録しています。難しかったのが柄の分類で、ヘリンボン・カモフラ・デニム・他柄物の4カテゴリにしました。これはけっこう頭を使いましたね(笑)」
--商品ページにはツイッターのハッシュタグのようなものも付いていますね。
「これはキーワードと呼んでいるもので、たとえばバートルさんのジャケット(型番:5011)だと、『#デニム』『#ストレッチ』『#レディース対応』『#かっこいい』『#おしゃれ』『#バートル』の6ワードが登録されています。これらをクリックすれば同じキーワードが付いている商品がズラッと表示されるという仕組みです。ご指摘の通りSNSのハッシュタグを意識したもので、カラーや柄などの絞り込みとはまた違った商品探しができます。ブランド名やハーネス対応といった機能を示すキーワードがある一方で、『#おしゃれ』『#スマート』『#定番』といった抽象的なニュアンスでも“仲間”を探して、次々とアイテムを見ていけるのがメリットです。これ、商品ごとにひとつひとつキーワードを登録する私たちは、も・の・す・ご・く大変なんですけど、すべてはお客様にショッピングを楽しんでいただくためです!」
●「探す楽しみ」を提供
--メーカーごとに特集ページがあるのもおもしろいですね
「これもメリハリをだすための見せ方です。まいど屋はインパクトのあるサイトデザインで印象に残ることを目指してきたわけですけど、『プロコレ!』はイマドキな見た目なので、他店とのビジュアル的な差別化が難しい。そこでメーカーごとに凝った作りの特集ページを設けて、品揃えの独自性をアピールしていこう、と。現時点ではヘルメットや安全靴メーカーも入れて8社しかないのですが、これからアイテムを追加していくのと並行してメーカー特集ページも随時、立ち上げていく予定です。トップページのメニューにイケてるメーカーがずらりと並ぶ--これは壮観ですよ!」
--そうなるとやはり他店との違いは品揃えということに?
「アイテム数においては、圧倒的なものになるでしょう。まいど屋の支店である強みを活かさない手はありません。だいたい、この手のショップが扱っているメーカーの数って多くて10社くらい。対して『プロコレ!』では最終的に30社以上になる見通しです。しかもメーカーごとの取扱商品の範囲も広い。ただ仕入先が多いだけじゃないんです。かっこいい作業服の店としては後発ですけど、アイテム数では他店を圧倒するショップになると思います」
--最後に、ユーザー目線での「プロコレ!」の見所を教えて下さい。
「お客様には、ぜひ“探す楽しみ”を味わっていただきたいですね。まいど屋は型番で検索してすぐレジに持っていく感じだったと思うんですが、『プロコレ!』ではぜひ、ゆっくりとサイトの中を見て回ってほしい。メーカーの特集ページをなんとなく覗いたり、カラーや柄で絞り込みをしたり、キーワードをクリックして商品から商品へとジャンプしていったり、といった具合に回遊できるお店になっています」
「たとえば、これからのシーズンで必要になる空調服やファン付きウェアの場合、『いったいどれを選べばいいの?』と思っている人って多いと思うんです。そういうときには、『プロコレ!』の絞り込みやキーワードをいろいろ触ってみてください。長袖かそれともベストか? カラーや柄の好みは? またフードの有無、遮熱加工の必要性、ハーネス対応かどうかなど、さまざまなリクエストに応えることで、お役に立てるショップになれると確信しています」
--今回は「プロコレ!」誕生秘話ということで、開発エピソードや苦労した点などを中心にうかがいます。まずは、このプロジェクトがどのようにスタートしたのかから教えてください。
「1年くらい前ですかね。社長から『新しい作業服の店を作るからアイデアを出してほしい』といったことを言われまして、それがすべての始まりです。その意図としては、現まいど屋とは違うお客様、まいど屋が使いにくいと感じる人をターゲットに、ユーザーの取りこぼしを防ぎたいというものです。私たちウェブ開発チームも、まいど屋も開業から15年たってさすがにデザイン的に古くなってきたなぁ、と感じていたので、みんなすごくポジティブに受け入れられました。よし、これで他のイマドキなショップと渡り合えるぞ! と」
--まいど屋とは違う客層とは、どんなイメージでしょうか。
「これは強みでもあるのですが、まいど屋のお客様はリピーターが中心なんです。定番の作業着や消耗品を型番で検索し、買い物かごに入れ、注文を確定する。こういうパターンならまいど屋は使いやすいんですけど、初めての人にはなかなか取っ付きにくいようで、トップページを訪れてすぐ去っていく人もいる。こういうことがアクセスを分析すると見えてくるわけです。もっとご新規さん大歓迎なデザインにして、画像から直感的にウェアを選んだりアイテムを検索したりしやすくすることで、かっこいい作業服に興味を持ち始めた人や働き始めたばかりの若い職人さんにもアプローチしていきたいです。ざっくり言うとベテランよりビギナー向けって感じですね」
●インパクトある見せ方を
--同じ商品を掲載していても、まいど屋とはだいぶ違う感じを受けます。
「そこは力を入れたところです。ウェアというモノを並べるだけでは、なかなか印象に残らないんですね。だから作業服のメーカーさんも、スポーツ選手や俳優などの有名人モデルを起用したり、着用シーンの凝った写真をカタログに大きく載せたり、いろいろとビジュアル強化のための工夫をしています。ショップとしては、自前でモデルを用意して撮影する手もあるんですが、『プロコレ!』では素直に肖像権などの許可を取った上でメーカーに画像を提供していただくことにしました。結局、それがいちばんクオリティが高くて目を引くし、商品の魅力も伝わるので」
「あとはメリハリのある見せ方を心がけています。おすすめ商品をトップ画面にドーンと載せてお客様に提案する。まいど屋は型番指名で買う人が多いのに対して、『なにかいいアイテムがあればいいな』『もっとかっこいい作業服ないかな』、という人に『これなんかどうですか?』と声をかけていくようなイメージです。『プロコレ!』はかっこいい作業服のセレクトショップですから」
--見せ方はテキスト重視のまいど屋とは対照的ですね。
「まいど屋が展開する支店としては、すでに『事務コレ!』『食べコレ!』といった先行例があるので、それをベースによりビジュアル重視を突き詰めていった感じです。商品説明もビジュアルに任せて、テキストはカタログの情報を箇条書きにしたものだけ。たとえば胸の部分をアップにした写真があればポケットにペン刺しがあるかとか、いろいろ確認できますよね。もちろん機能を示すアイコンなんかも使って判断できるようにしていますけど、できるだけなんでもビジュアルで語らせるというのが『プロコレ!』の流儀です」
●「かっこいい」を集める
--続いて商品についてうかがいます。「かっこいい作業服」って大体イメージできますけど、具体的にはどんなふうに選ぶんでしょう?
「どれがかっこいい作業服で、どれがそうじゃないのかってことですよね。これって難しい問題のような気がするんですが、意外と簡単なんですよ。たとえば、バートルさんはかっこいい作業服メーカーを自認していますから『プロコレ!』で扱う商品としてはド真ん中です。ほかにも自重堂さんのように幅広いテイストの商品を扱っている総合メーカーでも『Jawin』『Z-DRAGON』といった独立したカジュアルワーキングのブランドがありますから、そういうのはまるごと入れる。こんなふうにかっこいい路線のメーカーやブランドを選んでいけば、かなりのボリュームになります。ただ、それだけだと他店と同じよくあるラインナップになってしまうので、各社のカタログを読み込んで選んだものもけっこうあります。『これは入れたほうがいい』『これはやめておこう』という判断はけっこう苦労しました。やはり最終的には地道な人力作業です」
--ウェア以外のアイテムもけっこうあるようですが……。
「基本的には建設土木の若い人をターゲットにしているので、作業服+靴+ヘルメットの三点セットを取り扱います。代表的なコーディネートを挙げれば細身のストレッチデニム作業服にスポーツブランドの安全靴とかですね。そういうイマドキなワークウェアの中に、鳶の職人が好むようなパンツや運送業で人気のレディース用ウェアなんかが含まれている感じです。あとはギア系というか、空調服や各社のファン付きウェア、電熱アイテムなんかもシーズンごとの主力商品になっていくと思います。これから夏のアイテムをどんどんアップしていくので、ぜひチェックしてみてください」
●商品にハッシュタグ?
--具体的にはどんなふうに商品を探せばいいんでしょうか。
「よく聞いてくれました。メーカーやブランド、商品カテゴリでの絞り込みやキーワード検索ができるのはまいど屋と同じですが、『プロコレ!』では、さらにすごい機能を実装しています。まずは『カラー・サイズ・柄での絞り込み』です」
「これはどう使うかというと、たとえば『赤っぽい色の長袖ブルゾンを探している』『女性用のSSサイズ以外のウェアは表示しなくていい』『各社ファン付きウェアのうちカモフラ柄のものだけリストアップしたい』といった使い方ですね。もちろんカラーと柄を組み合わせて『赤系のカモフラのブルゾンだけ』といった絞り込みもできるし、機能の絞り込みと組み合わせて『抗ウイルス加工のイエロー系ウェアだけ』といったこともできる。これは『女性ユーザーは合うサイズのないウェアを見ても意味ないよね』との指摘から生まれたもので、作業服のショップではほぼ見たことがない機能です。もちろん、なんとも言えない色のウェアもあるのですが、最終的にはカタログを読み込んだりメーカーに問い合わせたりして『これはブルーじゃなくてネイビー』という具合に登録しています。難しかったのが柄の分類で、ヘリンボン・カモフラ・デニム・他柄物の4カテゴリにしました。これはけっこう頭を使いましたね(笑)」
--商品ページにはツイッターのハッシュタグのようなものも付いていますね。
「これはキーワードと呼んでいるもので、たとえばバートルさんのジャケット(型番:5011)だと、『#デニム』『#ストレッチ』『#レディース対応』『#かっこいい』『#おしゃれ』『#バートル』の6ワードが登録されています。これらをクリックすれば同じキーワードが付いている商品がズラッと表示されるという仕組みです。ご指摘の通りSNSのハッシュタグを意識したもので、カラーや柄などの絞り込みとはまた違った商品探しができます。ブランド名やハーネス対応といった機能を示すキーワードがある一方で、『#おしゃれ』『#スマート』『#定番』といった抽象的なニュアンスでも“仲間”を探して、次々とアイテムを見ていけるのがメリットです。これ、商品ごとにひとつひとつキーワードを登録する私たちは、も・の・す・ご・く大変なんですけど、すべてはお客様にショッピングを楽しんでいただくためです!」
●「探す楽しみ」を提供
--メーカーごとに特集ページがあるのもおもしろいですね
「これもメリハリをだすための見せ方です。まいど屋はインパクトのあるサイトデザインで印象に残ることを目指してきたわけですけど、『プロコレ!』はイマドキな見た目なので、他店とのビジュアル的な差別化が難しい。そこでメーカーごとに凝った作りの特集ページを設けて、品揃えの独自性をアピールしていこう、と。現時点ではヘルメットや安全靴メーカーも入れて8社しかないのですが、これからアイテムを追加していくのと並行してメーカー特集ページも随時、立ち上げていく予定です。トップページのメニューにイケてるメーカーがずらりと並ぶ--これは壮観ですよ!」
--そうなるとやはり他店との違いは品揃えということに?
「アイテム数においては、圧倒的なものになるでしょう。まいど屋の支店である強みを活かさない手はありません。だいたい、この手のショップが扱っているメーカーの数って多くて10社くらい。対して『プロコレ!』では最終的に30社以上になる見通しです。しかもメーカーごとの取扱商品の範囲も広い。ただ仕入先が多いだけじゃないんです。かっこいい作業服の店としては後発ですけど、アイテム数では他店を圧倒するショップになると思います」
--最後に、ユーザー目線での「プロコレ!」の見所を教えて下さい。
「お客様には、ぜひ“探す楽しみ”を味わっていただきたいですね。まいど屋は型番で検索してすぐレジに持っていく感じだったと思うんですが、『プロコレ!』ではぜひ、ゆっくりとサイトの中を見て回ってほしい。メーカーの特集ページをなんとなく覗いたり、カラーや柄で絞り込みをしたり、キーワードをクリックして商品から商品へとジャンプしていったり、といった具合に回遊できるお店になっています」
「たとえば、これからのシーズンで必要になる空調服やファン付きウェアの場合、『いったいどれを選べばいいの?』と思っている人って多いと思うんです。そういうときには、『プロコレ!』の絞り込みやキーワードをいろいろ触ってみてください。長袖かそれともベストか? カラーや柄の好みは? またフードの有無、遮熱加工の必要性、ハーネス対応かどうかなど、さまざまなリクエストに応えることで、お役に立てるショップになれると確信しています」
開発リーダーのUさん
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清潔で動きやすくて肌触りもよし! 優等生なハーネス対応モデル「7600シリーズ」 Z-Dragonの高所作業対応モデル。ストレッチ性のある生地は抗菌・消臭仕様で、帯電防止服のJIS T-8118規格に適合。 ハーネス着用に対応し、肩と脇ポケットは高強度のコーデュラ素材で補強した上、ポケット位置もベルトと干渉しないようになっている。幅広いサイズとカラー展開、さらにレディースパンツもありユニフォームとしても使いやすい。 |
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