【寅壱】マニア必見!寅壱印安全靴image_maidoya3
寅壱ファンの間ではもちろん、アンチ寅壱派の間でもひそかに愛用されているのが、寅壱安全靴。寅壱の鳶服を着たら一目瞭然でわかってしまうけど、靴だったら比較的目立たないので履いてみたい。そんな屈折したアンチ心理が読み取れるような現象ではないか。鳶服専門メーカーの安全靴は、鳶の足回りを考え抜いて開発されたもの。運動性能などの基本スペックに加え、鳶服とのコーディネートが楽しめるのも大きな魅力だ。
 今回は寅壱営業部長の芦原氏にご登場いただき、ワークシーンに合わせた各アイテムの使いこなし方を解説してもらった。

寅壱
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まだカタログにも出ていない、できたての新商品、0086。
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春夏新作モデルのスニーカータイプの安全靴。鳶服との相性も抜群だ。
「寅壱といえば、多くの人が『鳶服』を連想されるのではないでしょうか。ありがたいことに、鳶着のシーンにおいて弊社のものづくりは認知していただいています。圧倒的なカラー展開やデザイン性が注目を集めたというのはもちろんありますが、単なるデザイン性だけではここまでメーカーの名前が浸透してはいきません。品質へのこだわり、確かな生産技術、そしてデザイン性。どれをとっても他社とは違うこだわりを見ることができる、トータルで認めていただいた証と言えるのではないでしょうか。安全靴に関しても、基本はまったく同じです。素材へのこだわり、安全性・機能性・運動性の追求、そしてデザイン性。その3つが揃うのが、寅壱の安全靴なのです」と、芦原さん。自信あふれる表情が、自社製品に対する信頼感を物語っている。実物を見せてもらうと、皮製の本格的な安全靴からスニーカータイプのものまで、豊富なラインナップがそろう。
  「単なるデザイン性だけでは、人気はでない。十分な安全性があり、なおかつ履き心地がよいからこそ支持されるのです」ということだ。その中でとりわけ目を引いたのが、やはり鳶服メーカーならではの『鳶用安全靴』だ。通常の安全靴との違いを、説明していただいた。
  「鳶用の安全靴のいちばんの特徴は、柔軟性です。足場の狭い高所で作業する鳶職の方たちにとって、いくら安全靴といえども機動性が損なわれてしまってはまったく意味をなしません。そこで、ソールを限界まで薄くし、地下足袋と同じ感覚で履ける安全靴を開発しました。さらに、アッパーの素材には全布を採用することで、しなやかな履き心地を実現しています。幅広のマジックテープを用いることで、足との一体感をもたせると共に、見た目にも引き締まったデザインに仕上げています。安全靴らしくないスッキリとしたフォルムは、鳶服との相性もバッチリなんです」。
  斬新なアイデアで、鳶服の潮流を生み出してきた同社。安全靴市場においては、どのような目論見があるのだろうか。「ファッションのメーカーと思われがちですが、あくまで働く人のことを考えて商品を開発しています。そこを、たまたまファッション業界が評価しただけのこと。安全靴も同じ。万全の性能でもって、いい仕事っぷりをサポートしていくだけですね」。
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商品説明に力が入る芦原営業部長。
 

    

0074 安全靴(長マジック)

いかついフェイスに、頑健な素材。マジックテープ仕様だから、着脱もスピーディー。ファッション性と機能性を両立した、スタンダードな安全靴。


0075 制電安全靴(マジック)

耐油性の制電ソールを採用した安全スニーカー。マジックテープ仕様だから、着脱もスピーディー。カカトの反射材は夜間の安全もサポート。