ワークウェア好きなら倉敷や福山といった地名はおなじみだろう。では、児島や府中はどうか? こちらもまいど屋ユーザーならまったく問題ないはずだ。そこで切り札を出そう、はい「新市」。それでも、本誌の愛読者なら「ああ、備後絣の」「あとデニムも」などと呟きつつ、はにかんだような笑みを浮かべるに違いない。さらに、きっとこんなことを口にするだろう。ふーん、わざわざ新市の名を挙げたってことは、新市綿業、つまり現在のシンメンの話につなげるんでしょ? 「三段鳶」の特集まで作った編集長だもんね……。ああそうだよ! シンメンの記事だよ、悪いか!
シンメン
新作ファンを紹介する野吹さん
印象的なロゴ使い
●36Vデバイス登場!
シンメンの猛暑対策アイテムと言えば、もちろんファン付きウェアの「S-AIR」。というわけで、営業部の羽原さんと野吹さんに、この初登場から10年目を迎えた独自デバイスの魅力を語ってもらうことにしよう。まずはフラッグシップモデルの「SAX01 36V」から。
「36Vデバイスはとにかくハイパワーが売りですね。2025年モデルで毎秒102リットルだった風量は、さらに増大して毎秒123リットルになりました。これほど強力なファンですが、薄型設計で水洗いもできる。また、折れにくい5枚羽なので、扱いに神経を使わずに済むのもポイントですね。さらに給電はケーブルではなく、よくあるタイプCだから、充電しやすいのも便利です」
強力バッテリーは各社が出しているが、スマホのようにUSBから充電できるものは珍しい。これなら、昼休みに継ぎ足し充電するなど、柔軟な運用ができそうだ。
「36Vの最強モードで使うと、1時間後に24Vに切り替わる仕様です。これだと4時間でバッテリーを使い切ってしまうので、長時間の作業では継ぎ足し充電しなくてはなりません。でも、21V運転だと8時間持つので夕方まで安心。といったスペックになっています。弱運転と聞くと暑いと思うかもしれませんが、21Vでも風量は毎秒72リットルもあるので、けっこう涼しい。各モードは仕事スタイルによって使い分けてほしいですね」
毎秒72リットルは、数年前なら「ターボモード」などと呼ばれていた大風量なのに、今や「弱」。さらに「中」で100リットルを超えるというのは、とんでもない世界である。「S-AIR」の10年の進化に改めて舌を巻く。
●主力は20V?
編集部が最強デバイスに感心していると、野吹さんはさらにファンとバッテリーをテーブルに並べ始めた。その数は3セット。今シーズンはなんと、36V以外にも、20V、12V、10Vのデバイスを展開するという。選択肢が多いのはいいけれど、一体ユーザーはどれを選べばいいのだろう?
「最強スペックを求めない人は、この3つから選んでもらうのがいいと思っています。まず、10Vのデバイスはオールインパッケージ(型番:SA220)に含まれるもので、いちばんビギナー向け。サイドファンのベストとセット販売なので、お手頃価格でファン付きウェアを導入できます。10Vなので風量は少なめですが、屋外レジャーやスポーツ観戦、庭仕事なんかなら、これで充分というユーザーも多いと思います」
最強と最弱という両極端なデバイスを用意した理由はわかった。では、その間にある2デバイスはどうなのか。
「じつは今回、S-AIRの主力にしたいのはこの20Vデバイス(型番:SA126)なんです。36Vはさすがに強力すぎてハードワーカー以外は持て余してしまうけれど、このスペックならさまざまな現場で使える。2025年モデルは7枚羽根だったのを5枚に変更したことで、強度がアップし、風切音も低くなるよう改良できました。風量もMAXで毎秒100リットル以上が出せるので、パワー不足を感じることはないでしょう」
ということは、最後に残った12Vデバイスは……。
「廉価版と思ってください。パワーは20Vも要らないという人は、ぜひご検討を」
●ユニフォームもイケる!
続いて、ウェアを紹介してもらおう。野吹さんのイチオシは、新作の「05610」シリーズ。背もたれと干渉しにくいサイドファンタイプで、長袖・半袖・ベストの3タイプを用意している。形としてはスタンダードだが、モノトーン系にガラを加えたカラー展開が特徴的だ。
「このアイテムはユニフォームとしての活用を狙っています。ネイビーやグレーの定番カラーもそうですが、レディース対応の8サイズ展開もポイント。無難なデザインながら、裏地にイエローの差し色を入れることで、ちょっと遊び心を加えました。生地は遮熱加工で、左右の胸ポケットに保冷剤ポケットもある。制服にS-AIRを導入するなら、『これを選べば間違いない』といった商品ですね」
一方で、個人購入のユーザーに勧めたいのは、同じくサイドファンの「05650」シリーズだという。
「こちらはフード付きのスポーツライクなデザインで、明るい青のカラーもとってもカジュアル。プロ仕様という雰囲気はないものの、先ほどと同じ遮熱コーティングでスペックは高い。また、フードは外せるので、現場のレギュレーションによって使い分けられるのもメリットです。デザインに色、機能まで、まさにオールラウンドに活用できるファン付きウェアと言えます」
さらに、野吹さんは「これもぜひ」とフード付きの同系統ウェアを取り出す。ここ1、2年で人気になったファン位置の高いタイプ。シンメンでは「ハイポジションファン」と名付けている。
「肩の下あたりにファンが来るので、首筋や頭に爽快な風抜けを感じられます。このタイプは、高所作業でフルハーネスを着ける人や大きな腰袋を付ける職人さんに好評ですね。こちらも遮熱コーティングなので、屋外の直射日光にさらされる場合でも、体温上昇を防げます。また、カラーも豊富でレディース対応の8サイズ展開なので、ユニフォームに採用しても大丈夫ですよ」
用途の異なる4タイプのデバイスに、対象ユーザーをはっきり定めたウェア展開--。10年も続いているS-AIR、その意外な実力を味わった取材だった。
シンメンの猛暑対策アイテムと言えば、もちろんファン付きウェアの「S-AIR」。というわけで、営業部の羽原さんと野吹さんに、この初登場から10年目を迎えた独自デバイスの魅力を語ってもらうことにしよう。まずはフラッグシップモデルの「SAX01 36V」から。
「36Vデバイスはとにかくハイパワーが売りですね。2025年モデルで毎秒102リットルだった風量は、さらに増大して毎秒123リットルになりました。これほど強力なファンですが、薄型設計で水洗いもできる。また、折れにくい5枚羽なので、扱いに神経を使わずに済むのもポイントですね。さらに給電はケーブルではなく、よくあるタイプCだから、充電しやすいのも便利です」
強力バッテリーは各社が出しているが、スマホのようにUSBから充電できるものは珍しい。これなら、昼休みに継ぎ足し充電するなど、柔軟な運用ができそうだ。
「36Vの最強モードで使うと、1時間後に24Vに切り替わる仕様です。これだと4時間でバッテリーを使い切ってしまうので、長時間の作業では継ぎ足し充電しなくてはなりません。でも、21V運転だと8時間持つので夕方まで安心。といったスペックになっています。弱運転と聞くと暑いと思うかもしれませんが、21Vでも風量は毎秒72リットルもあるので、けっこう涼しい。各モードは仕事スタイルによって使い分けてほしいですね」
毎秒72リットルは、数年前なら「ターボモード」などと呼ばれていた大風量なのに、今や「弱」。さらに「中」で100リットルを超えるというのは、とんでもない世界である。「S-AIR」の10年の進化に改めて舌を巻く。
●主力は20V?
編集部が最強デバイスに感心していると、野吹さんはさらにファンとバッテリーをテーブルに並べ始めた。その数は3セット。今シーズンはなんと、36V以外にも、20V、12V、10Vのデバイスを展開するという。選択肢が多いのはいいけれど、一体ユーザーはどれを選べばいいのだろう?
「最強スペックを求めない人は、この3つから選んでもらうのがいいと思っています。まず、10Vのデバイスはオールインパッケージ(型番:SA220)に含まれるもので、いちばんビギナー向け。サイドファンのベストとセット販売なので、お手頃価格でファン付きウェアを導入できます。10Vなので風量は少なめですが、屋外レジャーやスポーツ観戦、庭仕事なんかなら、これで充分というユーザーも多いと思います」
最強と最弱という両極端なデバイスを用意した理由はわかった。では、その間にある2デバイスはどうなのか。
「じつは今回、S-AIRの主力にしたいのはこの20Vデバイス(型番:SA126)なんです。36Vはさすがに強力すぎてハードワーカー以外は持て余してしまうけれど、このスペックならさまざまな現場で使える。2025年モデルは7枚羽根だったのを5枚に変更したことで、強度がアップし、風切音も低くなるよう改良できました。風量もMAXで毎秒100リットル以上が出せるので、パワー不足を感じることはないでしょう」
ということは、最後に残った12Vデバイスは……。
「廉価版と思ってください。パワーは20Vも要らないという人は、ぜひご検討を」
●ユニフォームもイケる!
続いて、ウェアを紹介してもらおう。野吹さんのイチオシは、新作の「05610」シリーズ。背もたれと干渉しにくいサイドファンタイプで、長袖・半袖・ベストの3タイプを用意している。形としてはスタンダードだが、モノトーン系にガラを加えたカラー展開が特徴的だ。
「このアイテムはユニフォームとしての活用を狙っています。ネイビーやグレーの定番カラーもそうですが、レディース対応の8サイズ展開もポイント。無難なデザインながら、裏地にイエローの差し色を入れることで、ちょっと遊び心を加えました。生地は遮熱加工で、左右の胸ポケットに保冷剤ポケットもある。制服にS-AIRを導入するなら、『これを選べば間違いない』といった商品ですね」
一方で、個人購入のユーザーに勧めたいのは、同じくサイドファンの「05650」シリーズだという。
「こちらはフード付きのスポーツライクなデザインで、明るい青のカラーもとってもカジュアル。プロ仕様という雰囲気はないものの、先ほどと同じ遮熱コーティングでスペックは高い。また、フードは外せるので、現場のレギュレーションによって使い分けられるのもメリットです。デザインに色、機能まで、まさにオールラウンドに活用できるファン付きウェアと言えます」
さらに、野吹さんは「これもぜひ」とフード付きの同系統ウェアを取り出す。ここ1、2年で人気になったファン位置の高いタイプ。シンメンでは「ハイポジションファン」と名付けている。
「肩の下あたりにファンが来るので、首筋や頭に爽快な風抜けを感じられます。このタイプは、高所作業でフルハーネスを着ける人や大きな腰袋を付ける職人さんに好評ですね。こちらも遮熱コーティングなので、屋外の直射日光にさらされる場合でも、体温上昇を防げます。また、カラーも豊富でレディース対応の8サイズ展開なので、ユニフォームに採用しても大丈夫ですよ」
用途の異なる4タイプのデバイスに、対象ユーザーをはっきり定めたウェア展開--。10年も続いているS-AIR、その意外な実力を味わった取材だった。
風抜け最高の「ハイポジ」
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「S-AIRをよろしく!」
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