今、日本で一番元気がある作業服メーカー。攻めの商品展開で新商品を次々発表し、他を圧倒するラインナップを築き上げた。「ワークウェア売上首位の座もそう遠くない」とは業界の一致したアイトス評だ。
実際、同社のカタログを手に取ると、その厚みは平均的なメーカーの優に2~3倍。一般の作業服からサービスウェア系まで、その守備範囲の広さには、ただただ驚かされる。作業服も機能性を重視したものからカジュアル色を強めたものまで、細かくセグメント分けし、全てのジャンルで独自のコンセプト商品をぶつけてくる。そして、特筆すべきは、これだけの数のアイテムを維持しながらも、それぞれの商品はどれも高いレベルを保っているということ。
必要なものが何でも揃い、質もよいとなれば、お客さまが放っておかないのは当たり前。当然、まいど屋でも常に販売ランキング上位の常連メーカーだ。今、アイトスを抜きにして、作業服は語れない!今回の特集では、同社の商品企画のキーマン、伊藤氏を大阪本社に訪ね、商品の魅力と今後の商品展開について、たっぷりとお話を伺ってきた。
実際、同社のカタログを手に取ると、その厚みは平均的なメーカーの優に2~3倍。一般の作業服からサービスウェア系まで、その守備範囲の広さには、ただただ驚かされる。作業服も機能性を重視したものからカジュアル色を強めたものまで、細かくセグメント分けし、全てのジャンルで独自のコンセプト商品をぶつけてくる。そして、特筆すべきは、これだけの数のアイテムを維持しながらも、それぞれの商品はどれも高いレベルを保っているということ。
必要なものが何でも揃い、質もよいとなれば、お客さまが放っておかないのは当たり前。当然、まいど屋でも常に販売ランキング上位の常連メーカーだ。今、アイトスを抜きにして、作業服は語れない!今回の特集では、同社の商品企画のキーマン、伊藤氏を大阪本社に訪ね、商品の魅力と今後の商品展開について、たっぷりとお話を伺ってきた。
アイトス
人懐っこい口調と笑顔が魅力の伊藤さん。朗らかな雰囲気から、服づくりに対する愛情が伝わってきた。
作業服からカジュアル衣料まで、さまざまな服が並ぶ展示室。幅広いラインナップが魅力。
大阪の繊維街、堺筋本町に本社を構える株式会社アイトス。元は問屋からスタートしたという。自社で商品を製造するメーカーとなった今でも幅広い商品ラインナップで営業を続けるのは、そんな生い立ちからのDNAが会社の基本理念に染みついているからだろう。「お客さまに多くの選択肢を提供し、商品を選ぶ楽しさを分かち合うこと。個々の職場に最適な商品をお客さまにお届けすること。」--こうした考え方が、さらに多くの新商品開発へとつながっていく。
今年で設立60周年を迎える元気な企業。朝早くから、大きな会議室ではたくさんの人が打ち合わせをおこなっている。室内の喧騒やざわめきが、勢いのある実績を反映しているかのようだ。会議室奥の個室で行ったインタビューもまさにエネルギッシュ。インタビューに応じてくれた販売促進室の伊藤さんに、まずは、服づくりのコダワリから質問をしてみた。「私たちは、メーカーの中で唯一、100%出資の自社工場を上海に2工場、ミャンマーに1工場構えています。地元の人に働いていただいているのですが、日本から定期的に現地に出向き、技術指導を行っています。そうした努力を積み重ねていますから、品質面に関しても国産と遜色無いものを提供できているハズです。また、何よりの強みは、自社工場だから1枚からでも商品をつくることが可能であること。私たちは他社では受け付けないような小口での別注商品のご注文もお受けすることが多いんですよ」。今の市況を顧みると、中・小口の受注が増えているのだろう。そうした需要にも対応できるという点が、現在の同社の評価をさらに高めているのかもしれない。
商品数を増やし、小口の別注生産にも応じる。経営効率を考えれば、ためらうのが普通だ。同社はあえてそれをやる。そうした積み重ねの先に、アイトスは何を目指しているのだろうか。「仕事に関わるすべての人に対応できるユニフォームづくりが必要だと考えています。だからこそ、私たちはアイトスに頼んだら全て対応してくれるという環境を作り上げているのです。作業服はもちろん、靴やカジュアル衣料やスーツも手がけています。それらは全て機能面もしっかり考え、仕事に役立つ服という想いでつくっています。いわゆる作業現場だけで使用されるユニフォームをつくるだけでは、今後、生き残っていくのは難しい。発想を柔軟にして、『すべての仕事に関連したユニフォーム』というくくりで考えていけば、やれることはまだまだある。幅広いラインナップと確かな品質、そして最適な商品価格。大阪にしかできないことをやるメーカーであり続けたい、その想いがお客さんに届けば、私たちは必ず生き残っていくことができると思っています」。そう答える伊藤さんの笑顔は、まさに大阪商人のたくましさに溢れていた。
今年で設立60周年を迎える元気な企業。朝早くから、大きな会議室ではたくさんの人が打ち合わせをおこなっている。室内の喧騒やざわめきが、勢いのある実績を反映しているかのようだ。会議室奥の個室で行ったインタビューもまさにエネルギッシュ。インタビューに応じてくれた販売促進室の伊藤さんに、まずは、服づくりのコダワリから質問をしてみた。「私たちは、メーカーの中で唯一、100%出資の自社工場を上海に2工場、ミャンマーに1工場構えています。地元の人に働いていただいているのですが、日本から定期的に現地に出向き、技術指導を行っています。そうした努力を積み重ねていますから、品質面に関しても国産と遜色無いものを提供できているハズです。また、何よりの強みは、自社工場だから1枚からでも商品をつくることが可能であること。私たちは他社では受け付けないような小口での別注商品のご注文もお受けすることが多いんですよ」。今の市況を顧みると、中・小口の受注が増えているのだろう。そうした需要にも対応できるという点が、現在の同社の評価をさらに高めているのかもしれない。
商品数を増やし、小口の別注生産にも応じる。経営効率を考えれば、ためらうのが普通だ。同社はあえてそれをやる。そうした積み重ねの先に、アイトスは何を目指しているのだろうか。「仕事に関わるすべての人に対応できるユニフォームづくりが必要だと考えています。だからこそ、私たちはアイトスに頼んだら全て対応してくれるという環境を作り上げているのです。作業服はもちろん、靴やカジュアル衣料やスーツも手がけています。それらは全て機能面もしっかり考え、仕事に役立つ服という想いでつくっています。いわゆる作業現場だけで使用されるユニフォームをつくるだけでは、今後、生き残っていくのは難しい。発想を柔軟にして、『すべての仕事に関連したユニフォーム』というくくりで考えていけば、やれることはまだまだある。幅広いラインナップと確かな品質、そして最適な商品価格。大阪にしかできないことをやるメーカーであり続けたい、その想いがお客さんに届けば、私たちは必ず生き残っていくことができると思っています」。そう答える伊藤さんの笑顔は、まさに大阪商人のたくましさに溢れていた。
設立60周年の大阪本社。歴史を感じさせる、質実剛健のたたずまいだ。
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5320シリーズ 比類のない動きやすさが大好評のシリーズ。特に上着は3D設計による独自の「ムービンカット」がストレスのない全方向へのフリームービングを実現! 10色展開の豊富なカラーバリエーションも要チェックだ。 |
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5590シリーズ 独自の立体裁断「ムービンカット」採用で驚異的な動きやすさを実現したシリーズ。汎用性の高いシンプルなベーシックデザインが好評だ。 |
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