要するに定番ですよ。どこにでもある綿100パーですよ。つまり、近所の店に行けば、その店の店主が余程の変わり者でない限り、ワーカーの気持ちを察して棚に並べてあるタイプですよ。それが何か?おやおや、どうしたんです?何を口ごもっているんです?指摘しにくいなら、こちらから言って差し上げましょうか。このTシャツをまいど屋で買う理由は特にないです。すっきりしましたね。Tシャツが欲しいなら、今すぐこの画面を閉じて、馴染みの作業服屋までひとっ走りしてくればいい。ああそうですか。運が悪いことに、いつもの店の店主が変人だったんですか。で、なぜその変人が定番を扱うことを拒むのか、その理由が知りたいと。そんなこと、まいど屋の知った話ではないですよ。きっと、変人には変人の理屈があるんですよ。そんな変人と関わり合っていたら時間がいくらあっても足りませんからね。とっとと退散して、アマゾンなり楽天なりで探してみればいいじゃないですか。え、もうとっくに試してみたと。そしたら時代の主流はポリエステルのTシャツになっていて、綿のモデルがなかなか見つからないと。そして、ネット空間の外れで時代に抗うように綿のTシャツを売ってるのが、このまいど屋だったんだと。そうですか。自慢じゃありませんが、まいど屋は汗水たらして働く労働者に対し、吸汗速乾機能を付けたポリエステル系のTシャツを手渡すような悪人ではありませんからね。ポリエステルは確かに安いですが、綿の心地よさにはかなわないことを承知して、ちゃんとコットン製のTシャツをレジ袋に入れてあげる、良心的な店ですからね。だからいつまでたっても流行に乗りきれない、残念な店のままなんですよ。汗ばむ季節は綿100パー。どうしてそれが通じない世の中になったんでしょうね。衿と袖口をリブ仕立てにした良質な作り。脇下にはイヤなニオイを防ぐ消臭テープ付き。
■ メーカー:桑和
■ 型番:6645-52
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