まいど通信


        

まいど!まいど通信編集長の田中です。編集部のスタッフは今全員、パワーがみなぎっています。そして今月の月刊まいど屋、力の入りようが違います。何といっても今月号はまいど屋が総力を挙げて極秘に開発を進めてきた新サイト、事務コレ!お披露目の特集。オリンピックに出場するアスリートのように、これまで人知れずに積み重ねてきた努力の成果が試される、運命の発表会。もちろん、お客さまから好意的な反応が帰ってくることを期待していますが、万一、大コケにコケちゃったとしても、少しも悔いることはない。やれることはすべてやりつくして賽は投げられた。あとは天命を待つばかり。まいど屋は今、そんな清々しい充実感に包まれています。羽生選手みたいに金メダルが取れなくたって構わない。毎日猛烈に忙しい中から時間を割いて、スタッフみんなで力を合わせてここまでこぎつけたことにこそ意義がある。上村選手だって言ってました。準備してきたことが全部出せたなら、自分のフォーマンスに自分自身で納得できたなら、どんな結果になってもすっきりと晴れやかな気持ちになれるって。なにはともあれ、いざ開幕。新たなレジェンドの始まりを告げる今月号、では早速始めます!

今月のテーマは事務コレ!
事務コレ!って言われても、それ何やねん?そう思ったあなた、正直者です。ああ、アレね、なんて知ったかぶりをしたってすぐバレます。だって、事務コレ!は誰にも言わずに、親兄弟にだって内緒で進めてきた、極秘中の極秘プロジェクト。本日めでたく開店したので、秘密指定を解除して、大まかに読者の皆さんにお知らせしちゃいますね。事務コレ!はまいど屋グループに初めて誕生した姉妹サイトです。取り扱う商品はオフィスウェア。女性スタッフが作った、女性のための専門店。事務コレ!の「コレ」は「コレクション」の略で、事務服のコレクションだから事務コレ!。パリコレみないな語感をイメージして名づけました。では、「!」は何なのかっていうと、実はあまり意味がなくて、勢いで付け足しちゃいました。モーニング娘。の「。」みたいなもので、あると何だかしっくりします。はつらつとした雰囲気があっていいでしょ。あ、そうそう、姉妹ですから、当然、お客さまが貯めてきたポイントだってまいど屋と事務コレ!で相互に使えるんですよ。その他、新店についての詳しい情報を知りたいひとは、3部構成に分けてレポートした各章を読んでみてくださいね。

フリーダイヤル
裏話をひとつ。事務コレ!立ち上げ前のバタバタの中、頭を悩ませたのがフリーダイヤルの番号選び。覚えやすくって、縁起がよさそうなのはないかなぁ。で、最初に頭に浮かんだのがジムコレのゴロ合わせで4650。うまい具合に4650を含む番号って、けっこう空きが多い。勇んで番号を探しまわっていたら、途中でそれを聞きつけたスタッフからクレームが。あの、4は縁起が悪いと思います。ジムコレの「ジ」は、2でしょ。優しいモノ言いですが、ほぼ強制的に最初の案は却下され、結局4650は2650になって再出発。でも、ここからが大変でした。2650の前につく2ケタの空き番号に、なかなかいいものがないんです。以下、検討した数字を列挙します。

01-2650 おい事務コレ 何か、オウムのおい菊地みたいで却下。
04-2650 惜しいね事務コレ 響きが悪いので否決。
35-2650 アミーゴ事務コレ 売れない芸人みたいだからダメ。
36-2650 寒―い事務コレ 検討する間もなくお蔵入り。
43-2650 よいさ事務コレ いいんだけど、沖縄っぽいとの声多数。
18-2650 もういいや事務コレ 投げやり感があるとのクレームでリストから外す。

長い議論の末、結局、番号は29-2650に決まりました。肉の事務コレ!のように読めるけど、そうじゃないみたいです。正しいゴロ合わせの仕方は、事務コレ!のトップページをご確認くださいね。

作業服の日
今年もまたまた巡ってきました、作業服の日。この日が近づくと、まいどスタッフは全員緊張します。一年に一度のお祭りの、本家本元がまいど屋ですから、何かやんなきゃいけないと焦ります。3月29日は作業服の日。ゴロ合わせの話が続いて恐縮ですが、3(さぎょう)29(ふく)だから、3月29日。まいど屋が日本記念日協会に登録している、作業服の国民的記念日。とりあえず当日は、まいど屋トップページで恒例のシークレットセールが開催されます。過去にはラジオ番組、そして今年はテレビ局の取材が来たりと、メディアの関心も少しずつ高まっているみたい。作業服に興味があるひとも、そうでない人も、29日はお祭りですから、是非まいど屋を覗いて楽しんでくださいね。

大雪
普段、当たり前に思っていることでも、よく考えると結構危うい条件を前提にしていることに気づかされることがあります。今月もたくさんの読者の皆さんに月刊まいど屋を読んでもらえる。オフィスに来れば自分の席がある。来月も編集長のままでいられるだろうから、特集の企画を立てておく。結構危うい前提です。
先月の大雪では、まいど屋の出荷業務が大混乱に陥りました。いつも最短での配送を心掛けているまいど屋ですから、お客さまにご案内している発送予定日はどれも限りなくタイトです。メーカーからの入荷待ち商品は、入荷したその日のうちに発送する。毎日ギリギリまで梱包作業をして、どうにかお約束の納期に間に合わせる。余裕を持たせたのりしろがないんです。綱渡りのような作業だから、ちょっとバランスが崩れると、もうどうにもならなくなります。雪で予定していた商品が入ってこない。荷物を梱包しても集荷のトラックが来てくれない。本日は荷物の配送ができません。そりゃないよと泣き言を言っても、電話の向こうから、行きたくても行けないんですと冷たい答え。万事休す。それから遅くまでかかって、当日出荷予定だった全てのお客さまにご連絡。運送屋さんのトラックが毎日せっせと荷物を運んでくれるっていうのは危うい前提。でも、これからも、のりしろをつくってご案内の納期を遅くすることだけはしたくないです。それじゃ、まいど屋らしいスピーディーな対応を諦めることになるから。今回のようなアクシデントが今後再び起きるとしても、その時は精一杯、最善を尽くしてお客さまに向き合っていこう。納期の遅れを快く許してくださったあの日のお客さまたちに改めてご恩返しするためにも。

まいど君がゆく
まいど屋トップページで連載しているまいど君がゆく。マンガ家のセンセイ、ケッコー苦労しているみたいです。毎月1日と16日にアップする新作原稿がなかなか編集部に届かない。最近は直前になってようやく入稿される状態が続いていて、編集部のストックはゼロ。大丈夫だよ、ちゃんとやるからなんて言ってくれるけど、こっちは気が気じゃありません。人づてに聞いた話だと、もう二年近くやってネタがなくなってきたんだとか。この連載も、そろそろ転換点を迎えているのかなぁ。
そんなに行き詰っているのなら、この際、まいど君ファミリーのキャラを変えちゃうのもアリかも。例えばほのぼのとした仲良し家族をやめて、バイオレンスに満ちたDV路線にする。まいど君とまい子ちゃんがグレて暴れまわる。父ちゃんが母ちゃんをボコボコにして吠えまくる。店内に血が飛び交い、お客さんは寄り付かなくなり、やがてまいど屋は倒産。だけど話はそこで終わらない。鑑別所で更生したまいど君が出所後、まいど屋再建に立ちあがる。父ちゃんと母ちゃんがヨリを戻してまいど君を手伝う。家族の再生。涙と感動のストーリー。正にドラマ。うん、これならあと3年は続けられそう。今度、センセイに提案してみようかな。