まいど通信
まいど!まいど通信編集長の田中です。冬物の需要期のピークもようやく峠を越え、多少は早く帰宅できるようになってきました。久しぶりの人間らしい生活(?)が送れるかと、スタッフの期待も高まっていますが、それはお客様次第。本当に寒い2月、追加のご注文がたくさん入るかな。フルチャージで充電中のスタッフ一同、追加のご注文をお待ちしています。
今回のテーマは「現場重視」
昔、「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起こってるんだ」という名セリフがありました。創刊して1年を超えた「月刊まいど屋」も、会議室でのインタビューばかりでなく、現場に出なくちゃ。そう思い立って寒風の中、街に飛び出しました。
実際にユーザーの方に接してみると、商品についてメーカーサイドとはまた違った視点でいろいろなご指摘を頂き、大変勉強になりました。たとえばポケットの位置や形状ひとつでも、ユーザーには少しずつ不満を持っている。そんな現場の声をメーカーにフィードバックしていく役目も、まいど屋の大切な任務だと思いを改めた、そんな取材旅行でした。
取材裏話
実は今回の取材には予想以上に時間がかかりました。初めはアポ無しでたくさんの方に取材の申し込みをさせていただいたのですが、警戒されて、なかなか取材に応じてもらえない。後で広告料を請求するような新種の詐欺じゃないかと。途中から作戦変更し、しかるべき筋から正式のご紹介を頂いて、ようやく取材にこぎつけました。でも、結果的にはこれが大正解。各界の一流の方の、仕事に対する姿勢を拝見させていただく機会に恵まれました。貴重なお時間を割いてお付き合いいただいた皆さま、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
もう一つ、今回の企画では幻の取材先があったんです。ヨーロッパの某有名ブランドの日本法人オフィス。そこで働く方々のオフィスウェアを取材させていただきました(彼女たちの着るオフィスウェアはまいど屋ホームページ内に掲載中)。しかし、取材後にヨーロッパ本社のヨコヤリが入り、原稿は敢え無くお蔵入り。お名前はお出しできませんが、取材に協力してくれた日本法人の皆さま、ありがとうございました。
Change!
オバマの就任演説を見ました。夜中に眠い目をこすりながら、何かが変わりそうな期待でベッドから起き、テレビのスイッチを入れました。ニュースのダイジェストではなく、どうしてもライブで。チェンジ、イエス・ウイ・キャンなど、おなじみのフレーズを聞いて、自分も気合いを満タンに−−-そんな下心もあったのですが、スピーチは扇情的な部分を抑えて危機を強調し、国民の団結を訴える内容。でも、却って現実的で実務的で、着実にChange!を実行していきそうな気もします。
派遣切りなど、年明けから世の中、暗い話ばかりですが、夜明けの来ない夜はない、春の来ない冬はない。そう、景気は「気」からですから、元気を出して頑張りたい。厳冬の中でも、春に芽吹く準備を怠らず、日々努力を続けていきたいと思います。まいど屋も新大統領に負けないよう、日々、変化し、進歩し、皆さまのお役に立てる存在であり続けたい、そう誓いを新たにした夜でした。