【立原】シェフコートを纏う和食の達人image_maidoya3
美食を求める人が、最後にたどり着く店と言われる旬菜料理店が銀座にある。その名は「立原」。旬の野菜を中心とする料理が中心であり、月替わり、季節ごとに1種類のコースメニューを提供している。
 献立から食材の仕入れ、仕込み、調理、時にはお運びまでを手掛ける店主である料理家の立原潮氏は、京都にある老舗の「摘み草 美山荘」、イタリアなどでの修行を経て恵比寿に「懐石 立原」を開き、同店を銀座に移転させた。自らの美学を貫いた小説家、立原正秋氏の長男であり、食材の持ち味を最大限引き出す立原家伝統の味わい、香気、彩りまでを十二分に引き出す。 こうした氏が愛用する仕事着とは。

立原
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「立原」の店主、立原潮氏
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「色と器」を演題に講演する立原氏(東京ドーム)
立原潮氏は基本的に、仕事中もプライベートも寡黙である。しかし聞かれたことには、言葉を選ぶように、ていねいに答えてくれる。人柄の温かさが伝わる。氏が真剣勝負をする店には、禅寺に通じるような心地よい緊張感と、慈愛と形容できるやさしさが溢れるのはこのためだろう。
  「立原」は、和の名店である。このため仕込み中や店に立つ店主の装いが、洋食界で使われるコックコートであることを意外に思う人もいることだろう。
   コックコートを選んだ理由について、立原氏は言う。「お客様の前に出るときに、不快感を与えぬよう胸元を見せないためです。動きにくいので、ネクタイのようなものをしめることはできません。それに仕込みなどでは汗をかきます。この装いでしたら生地も厚く、綿100%素材のため吸湿性にも優れるのです。それに冬は温かい」。
   愛用するAP-RON(アプロン)のウェアは、「このあたり(銀座)の流儀でしょう」というように、委託業者が4着から5着を氏のために用意。その業者を通じて、マメにクリーニングに出しているという。
   装いの核心について、「お客に対して、清潔感さえ与えさえすればいいと考えています。いま着ているもので十分満足です」と締めくくってくれた。
 
  立原
  住所/東京都中央区銀座8-8-18 銀座8818ビル2階
  電話番号/03-5537-5694
  ※昼の部〈5,000円〉、夜の部〈1万2,000円〉ともに要予約。
 
 
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「暮らしを彩る器展」に出展された立原氏監修の器
 

    

コックコート

一流料理店のシェフらも愛用する逸品が勢揃い。高い機能性を誇るプレミアム品から、お求めやすいスタンダード品まで、豊富な品ぞろえはアプロンならでは。


コックシャツ

シルエットが美しく、風合いのよいコックシャツ・コレクション。体へのなじみの良さも抜群。