温故知新、伝統のキルトジャケットをモダンスタイルにリメイクする!まいど屋のそんな解釈に、うんうんと頷いているのなら、あなたはきっと昭和の時代を潜り抜けてきた大ベテランだ。何を言ってるのかわからずに、首を傾げているのなら、あなたにはきっと経験が足りないんだ。三丁目の夕日は映画でしか見たことがなく、リアルな実感を伴って郷愁を誘うこともない。そしてこのジャケットに対面しても、次々とやって来ては消えていくスタイリッシュ系の一つにしか思えない。洞察力がないね。確かにパッと見は、シャレた顔したデザイナーズ風防寒だ。だが、キレイにルージュを引いた化粧をはがし、その素顔を剥き出しに曝してしまえば、昔ながらのあのキルトジャンパーの輪郭が現れる。ばあちゃんが畑仕事でいつも使ってた、暖かな上着。心地よさよりもその古臭さが嫌でたまらず、孫のためにせっかくもう一つ作ってくれても絶対に学校には着て行かなかったあの防寒着。ばあちゃんは少し悲しそうな顔で、軽くて暖かいんだけどねえと言っていた。子供たちはイトーヨーカ堂に母親を連れ出し、新しいウェアを買ってもらった。そしてそれを得意気に着て、ばあちゃんの古い考えをバカにした。今にして思えば、もちろん、彼女が正しかった。時間の試練を耐え抜いて生き残っているウェアというのは、本物なんだ。たとえこんな風にヨーロピアンなデザイン性を纏ってみてもね。多少の雨ならはじく撥水モデル。配色部分は可動域を広げるストレッチ素材。裾ドローコード付き。北欧デンマーク発。Introduced and directed by Asahicho。過酷な気象条件で培われた高いクオリティーと、洗練されたユーロデザインで、全世界3000以上の流通網を築き上げたMASCOT!ブランド商品。*ヨーロッパサイズのため、日本の基準より大きめに作られていますので、ご注意ください。