誰か知ってるか？作業着とは、一体、何なんだ？？？ワークウェアを専門に販売する身として、皆さんにそんな質問をするのも情けない話だが、どうか怒らずに聞いてくれ。コイツが入荷してきて、まいど屋は自信がなくなっちまったんだ。この形、このユル感、まいど屋がこれまでささやかに学習してきた常識に照らすと、これは間違いなくトレーニングウェアだ。ランナーが皇居の周りをぐるぐる回るときとか、競技場のフィールドで練習するときとか、そんな場面以外では登場してはいけないはずなんだ。なあ、答えてくれよ。気持ちよけりゃ、許されるのか？動きやすけりゃ何でもいいのか？こんな格好が、現場で受け入れられるのか？かつて作業着といえば、ジャンパーかシャツにカーゴパンツと相場が決まっていた。それがいつの間にやら上着はコンプレッションに取って代わられ、ついに最後の牙城であったパンツにまで、絶滅の危機が迫ってきた。見ろよ、このサイドボディーの2本ライン。現場服がアディダスに変身しようとしてどうすんだ？こんなスポーティーな装いは、休日の町内運動大会までとっておこうとは思わないのか？トレーニングウェアの定番であるウエスト総ゴム仕様。アジャスター付き。裾部をニット切り替えにするほどの念の入れようで、どうやら本気でスポーツウェアになりきろうと決意を固めてしまったみたいだ。タテ・ヨコどちらの動きにも柔軟にフィットしてストレスを与えないストレッチモデル。汗をかいてもサラリとドライな吸汗速乾性に、肌に触れるとヒンヤリ冷たい接触冷感をプラスした夏素材。股下にはイヤなニオイを防ぐ消臭テープ付き。コイツじゃなけりゃダメだっていうウェアはそう多くはない。妥協を許さないマニアックな視線でワーキングギアの新たな可能性を切り拓くG.Groundシリーズ商品。*この商品は裾に伸縮性の高いニット素材を使用しているため、丈つめの必要はありません。
■ メーカー：桑和
■ 型番：0188-08
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