まいど通信


        

まいど!まいど通信編集長の田中です。新年おめでとうございます。何がオメデタイのかいつも不思議に思うけど、とりあえず慣例に従い、おめでとうございます。おっと、常識にとらわれないことをモットーとしてきたまいど屋だから、やっぱりここは深く掘り下げて、おめでたさの理由を解明しなきゃ。
まず、年号が変わったから、去年の失敗は全て過去の教訓としてチャラになる。これはおめでたい。いろんなひとと交わした約束の数々。果たせずに終わったけど、年末で時効成立。ホントにおめでたい。ケンカをした後、ずっと怒っていた彼女も、年が明けても引き続き怒っているのはモラルに反することだから、怒りが収まる。これもめでたい。めでたい、めでたい。
去年一年、まいど屋でお買い物をされたたくさんのお客さま。買ってよかったと思ってくれた多くのひとが、きっとまたまいど屋に戻ってきてくれるから、おめでたい。買わなきゃよかったと思った不幸なひとがいたとしても、きっと水に流してくれるから、おめでたい。こんな反省のカケラもないヨタ話を書いても正月だから許される。やっぱり、新年はめでたいです。

今月のテーマは名もなき逸品の物語
まいど屋が取り扱う商品の中に、メーカー名が「ノーブランド」と表記されてる場合があることにお気づきですか?そう、これら「ノーブランド」アイテムが、今回の特集で取り上げた名もなき逸品たち。
皆さんご存じの通り、まいど屋では、ユニフォーム関連で信頼のおける有名メーカーの商品を集めて画面に掲載しています。それはそれで安心感があっていい。でも、何か足りないなぁって感じることがあることも事実。そう、立派なフルコースの料理を前にして、いつもの味噌汁も欲しいと思うヨクバリな心。しかもとびきりおいしいヤツを。
中小のメーカーの中にも、個性的で、魅力的な商品が実はたくさんあるんです。まいどファンの皆さんがきっと興味を持たれるような、イケてるアイテム。でも、カタログ一冊ができるほど、商品数が多くない。そもそも、画面に掲載できるカタログがない。。。「ノーブランド」で登録されている商品は、このまま日の目を見ずに埋もれされてしまうには、あまりにももったいないとの思いから、まいどスタッフがデジカメで一つひとつ撮影した品々です。中小ならではのユーザーのココロに寄り添った発想力で生まれた膨大な数の商品の中から、まいど屋が自信を持って選りすぐった名もなき逸品たち。今回ご紹介しきれなかったメーカーの他にもたくさんあります。画面で「ノーブランド」と表示されているアイテムを見つけたら、是非、チェックしてみてくださいね。

努力はムクワレル
去年の暮れ、月刊まいど屋編集部でちょっとウレシイことがありました。まいど屋トップページに毎月ひっそりと(!)掲載している「今月の特ダネ」。お客さまから正解を教えてくれっていうお問い合わせがあったんです。え?正解って、何のことか分からない?そう、これだけでピンとくる人はかなりのまいど通。まいど屋の全てを知りたいと願う、熱烈なまいどフリーク。
特ダネ商品の脇に添えてある商品紹介文。正直に白状すると、コレ、実は、月刊まいど屋編集部の仕事の中で、一番キツい。毎月毎月、頭をかきむしりながら書き上げる。30日の締め切り時間ギリギリいっぱい、ようやく脱稿すると精も根も尽き果てる。お気づきでしたでしょうか。まいど屋が世界に誇る苦心作がそこにあることに。
特ダネセールが始まった4年前。「ただ今セール中、ご用命はお早めに!」なんて当たり障りのないコメントにしなかったのが運のつき。編集部の息抜きに、ちょっと悪ノリして商品とはあまり関係のない小ネタを載せて内輪ウケを狙ったのが悲劇の始まり。
考えてみれば、特ダネコーナーに掲載する商品は毎月10個。単純計算しても1年で120アイテム。4年で480のネタを考えたことになる。もういい加減、頭の中の在庫は空っぽ。芸人さん並みにネタ帳を持ち歩いてどうにか月末に間に合わせる。息抜きどころか、難行苦行。今更、普通のコメントに戻すのもシャクだし、かといって、お客さまからは何の反応も返ってこないので、続けていても意味がない気もするし。。。
こんなに神経をすり減らして、ひょっとして誰も読んでないんじゃないかなぁ。ただ、激安価格だから売れているのかなぁ。そう思い始めていたところに、冒頭のお客さまからのキセキのひと言。そのお客さまの質問は、この商品説明文は、いったい何の替え歌なの?っていう意味です。説明文が替え歌だって、気付いてくれた!飛び上るほどウレシかったです。おそらく、まいど屋が初めてお客さまからご注文をいただいた時と同じくらい、舞い上がった。努力はムクワレル。でも、これで、またこの先もネタを考え続けなきゃいけないのかな。

ネット通販はこうして使え!
地元のお店とネット通販。皆さんはどちらを利用していますか。必要なものは全てネットで購入する?そう言っていただけると、まいど屋としてはすごく嬉しいです。でも、実際、そんなことはあり得ない。今すぐ商品が欲しい場合。現物を手に取って、試着してみないと不安な場合。お店のオネエちゃんがキレイな場合。ホントのところは、お店で買う方が便利な場合がたくさんあるんです。皆さんと直接お会いして、商品をお見せできないまいど屋は、近所のユニフォーム屋さんに比べて圧倒的に不利なハンデを最初から背負っている。まいど屋がお客さまに選ばれるには、こうした欠点をカバーしてあり余るメリットがなきゃいけない。
実店舗では絶対に不可能な品揃え。価格の安さ。そして自宅や会社に居ながら、夜中でも買い物できる利便性。全てをカンペキにしたって、近所で買った方がいい場合がたくさんあります。まいどスタッフに美人が揃っていても、電話では顔が見えないから、地元のあのひとから買う方に魅力を感じてしまうことだってやっぱりあります。
通販じゃなきゃ体験できないメリットを感じていただけたら。そのとき、初めてまいど屋の価値が出る。どっちが便利かは、そのときの事情。要はケースに応じた使い分け。
まいど一筋、まいど派の皆さんも、ときどきは地元の店へ。やっぱりまいどの方が断然いいなぁと思ったら、またまいど屋へ。ひとりでも多くのお客さまが賢くまいど屋を使ってくれたら。そしてお買い物をした人たちが、もう一度まいどにお願いしたいなぁと思ってくれたら。まいど屋は近所のお店にかなわないワケを知っています。そして、スタッフ全員が、そんな欠点を克服しようと、日々、努力を続けています。

正月明けて
1月5日。まいど屋、今年も始まりました。久しぶりに顔を合わせるスタッフ同士がどこか照れくさそうに新年のあいさつを交わし、ひとしきりそれぞれの正月休みについての話に花を咲かせてから、今年もガンバルぞぅと仕事を始める。気合充実。戦闘準備OK。お休みの間にたまってしまったご注文にテキパキと対応し、午前中には早くもエンジン全開。そんな理想の一日を心に描いて出勤してみると。。。、
デスクに山と積まれた全国のお客さまからのご注文伝票。見た瞬間にたじろぎます。仲間とのあいさつもそこそこにスタートの合図。流れが始まって汽車が動き出す。電話が鳴りだす。昼メシ抜いても間に合わない。夜何時までかかるかわからない。。。この緊張感。戻ってきたんだと実感し、正月中にボケてしまった頭が強制的にリセットされます。
今年もまいど屋の新たな旅が始まりました。道に迷っても、立ち止まってなんかいられない。とにかく前へ。よりよいサービス。より迅速で的確な対応。去年より、もっともっと高いところへ。お客さまの笑顔があふれる理想郷へ。ずっとまいど屋を応援してくれているお得意さま。初めて訪れたばかりで、まだ迷っていらっしゃる新しいお客さま。皆さんと一緒に歩いて行けたらいいな。はるか遠くまで、行けるところまで、離れることなく辿り着けたらいいな。