現場服にはデニムを選ぶ!ハードに働くならデニムに決める!自分に自信があるのなら、誰が何と言おうとデニムを纏う!そんな風に見えを切るワーカーが増えているみたいだね。変われば変わるもんだ。少し前までは変わり者しか手を出さなかったデニムの作業着が、今では現場の正装になりつつあるんだ。昔からデニム推ししてきたまいど屋としては、それはそれで喜ばしいことではある。だが、同時に考え込んでしまうことも増えている。一体どれほどの人間が、デニムの本当の凄味を理解しているんだろう?どれほど真剣に、その本質と向き合っているのだろう?今、本当にブームが来ている。猫も杓子も、とりあえずデニムに飛びついてる。それは裏を返せば、デニムが美意識を覚醒させる尖ったアイテムではなくなり、その他大勢に埋もれるユニフォームになり果てたってことだ。ここら辺で行き過ぎを正し、本物の理解者を増やしていくことが必要なんじゃないか?デニムの可能性をもう一度、真正面から訴えよう。そのために、まいど屋はこのモデルを用意した。デニムを作業着にする意味は、全てこのウェアの中にあるからだ。体にしっくりなじむ絶妙の生地厚は、ウェアを身につける喜びを教えてくれる。激しい動きにもしなやかにフィットするタテ・ヨコ2Wayストレッチの機動力。タフワークにもビクともしないコーデュラ使いの堅牢性。それらは作業性のあるべき姿について、多くのことを教えてくれる。洗練と色気が溶け合った独特の美しさ。そこにこそ、揺るぎない判断基準を持つ人間の魂に訴えてくる、深い哲学が潜んでいる。皆さんはどうか、自分の目で確かめてほしい。そして体全体で感じてほしい。まいど屋が伝えたかったことの全てがこのモデルの中にある。バイオウォッシュとブラスト加工で親密感を高めたヴィンテージ仕立て。フィット性のよい3D縫製。エキサイティングだぜ、本当に。
■ メーカー:寅壱
■ 型番:8910
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