旭川へ行きたいか、と徳光アナが叫んだ。参加者たちはそれぞれの思いを胸に、雄たけびを上げた。興奮に包まれた会場が静まるのを待ち、徳光は聴衆に告げた。いいか、最終目的にたどり着けるのは、たった二人だ。全ては知力、体力、時の運、脱落者には罰ゲームが待っている。それでもいいか、旭川に行きたいか。コマーシャルに切り替わる前の、例のメロディーが流れてきた。視聴者は胸を高鳴らせ、ドラマの進行を見守った。最初のチェックポイントは金沢だった。大雪が降る中、あまりの寒さで半分が脱落。次は新潟。10人が冷たい雪穴に蹴落とされる。山形で5人凍傷、即帰郷。敗者復活で一人が再合流。それから秋田、青森と続き、いよいよ決戦の地、旭川に乗り込んで来たのは、つわものの2名だけだった。二機のヘリに分乗した二人は、猛吹雪の雪原に降り立った。一人は流行りの電熱防寒、そしてもう一人はクロダルマの最新防水防寒を着用していた。電熱男は、最初から苦しそうだった。発熱レベルをいくらハイパワーにしても、叩きつけるように降り注ぐ牡丹雪が、熱を奪っていってしまうのだ。そのうち、バッテリーの残量がなくなってしまい、電熱男はついに力尽きた。最後まで元気に立っていたのは、クロダルマを着た男の方だった。遠赤外線効果で体を芯から温めるグラフェン中綿と、裏地に採用したブラックアルミプリントをダブルで採用した激暖モデル。雪嵐にも耐えられる15000mmの耐水圧に、ウェア内の湿気を外に逃がして汗冷えを防ぐ透湿性能をプラスしたプロ仕様。いざ、極寒の地へ。悪天候が待ち受ける、最果ての現場へ。スタイリッシュなデザイン性もベリーグッド。
■ メーカー:クロダルマ
■ 型番:57374

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